チョイス@病気になったとき「アフターフォロー 大腸がん」 2014.01.31

「チョイス」。
それは選択肢。
人生にはさまざまな分かれ道があります。
就職結婚住まい。
私たちは節目節目で選択をしています。
これは人生の一大事病気になったときも同じです。
さまざまな選択肢があなたの前に突きつけられます。
例えば大腸がん。
このがんで亡くなる人は年間4万人以上。
「チョイス」でも以前大腸がんを取り上げました
心配ですよね。
でもこの大腸がん早期発見早期治療する事で命を取り留める事ができるんです。
ところが中には検査では発見しにくい大腸がんがあったんです
がんのもとになる大きなポリープがあって「えっ?」という感じでびっくりしました。
でもご安心!あるチョイスをすると見つけにくいがんを探し出す事ができるんです
見つけにくいがんを発見して…
今日は大腸がんの危険をくい止めるお勧めのチョイスをたっぷりアフターフォローしま〜す!
今日は大腸がんのアフターフォロー。
前回早期発見早期治療で100%治るというのは聞いたから。
そうですね。
もう安心な気やけど。
そうですけどねいろんながんがあるみたいなんですよ。
今日はそこを。
大腸がんの中でも?第2弾お送りします。
じゃあ振り返りましょう。
大腸がん40代から急増していって60〜70代でピークを迎えるというものなんですね。
これがんで亡くなる方の数場所別で表しているんですが男性の場合は肺それから胃に次いで3番目に多い。
大腸が。
女性は一番多いんですね。
ねえ1位だなんて。
年間4万4,000人の方が大腸がんで亡くなっていると。
亡くなる方がそんだけ数いるって事か。
改めて大腸がんっていうのが大腸にどういうふうに出来ていくのかというのをこれでまた振り返りましょう。
この図はこちら側が大腸の管の中です。
これが管の断面でしてこっちが外側。
ここの所を食べ物や排せつ物が通っていくという訳です。
大腸の壁というのは大きく分けて3つに分けられるんですね。
内側から粘膜粘膜下層固有筋層。
この間だけで3〜5ミリしかない。
薄い。
大腸がんがどこに出来るかといいますとこの表面のひだひだの部分から出来まして下に深く進行していく訳なんですね。
この粘膜下層という所までにとどまっているものを早期がんといいます。
リンパ節転移がなければ内視鏡でとってしまう事ができるがんなんです。
2ミリの薄さまでの深さやったら早期がん。
そこまでならば。
更にこういうふうに深く進んでしまうと進行がんという事になりましてこれはおなかを開く開腹手術それから抗がん剤治療というのが必要になってくるという事で。
ですからこっちの段階早期がんというところで早く発見してがんが浅いうちに治療できれば100%近い確率で命が助かる。
…というのを前回ね聞いて。
大腸がんというのはどういうがんだったのかある方のケースで振り返ってみましょう。
大腸がんの早期発見に成功した…
見つかったがんは大きさ…
すぐ家族の事考えたり。
ちょっと食事が喉に通らなかったですね。
幸いな事にがんは…
秋元さんががんを早期に見つけられたのはあるチョイスをしたからです
秋元さんのチョイスは地域の健康診断でした。
健康診断の中の便潜血検査。
これで大腸がんを見つけるのです
便潜血検査は便の表面をなぞったり刺したりするだけです。
どうしてこれで大腸がんが見つかるの?
がんがあると便が通過する時に擦れてごく少量出血する事があります
この血液の成分が便に付いて出てきます。
そこで便の中に血液の成分があるかどうかを調べるのです
秋元さんの検査結果は…
そこで秋元さんは精密検査を受ける事にしました
肛門から内視鏡を入れて先端にあるカメラで大腸の中を詳しく見ながら検査をします
検査の結果がんが見つかりました。
そこで秋元さんはある治療を受ける事になりました。
その治療方法です
まずがんの下に液体を注入。
がんを浮き上がらせます
浮き上がった部分に内視鏡で送り込んだワイヤーをひっかけて電気を流し切りとります
この治療だとがんを残さずにしっかりとり切る事ができます
これは秋元さんの治療前後の様子です。
がんを浮かび上がらせて無事切除できました
治療はその日のうちに終了。
入院もせずに済みました
うれしかった〜。
もう最高ですよ。
入院もしないで自宅に帰れて。
もう別世界に見えるでしょうね地上が。
見つかったきっかけというのがこの便潜血検査でしたね。
これで異常が見つかって内視鏡で検査をしてがんだという事が分かってそれで内視鏡での治療で短期間でがんをとり除く事ができたという事なんですね。
これはホンマに早期という事やね。
そうですね。
早期がんの場合は今も出てきましたけれども内視鏡で粘膜の下に液体を注入して盛り上がらせてワイヤーで切除すると。
電気流してブチッと。
それから便潜血検査ですね。
でもこれがんじゃない時も反応しちゃうんですよね。
血液が混ざるっていう事。
そうなんです。
例えば痔だったりほかの理由でも反応してしまうんですけれども。
でもそれで検査に行って内視鏡でもしがんが見つかれば治療にすぐ入れる訳ですからやっぱり便潜血検査というのが非常に大事だと。
俺のパターンが便潜血検査で「血液が微量に認められます」っていって内視鏡の検査したらポリープが見つかった。
がんではなかったからまだいいんですけど。
やっぱりだから何か見つかってちゃんと映像で内視鏡で見て何かが見つかるという事やね。
そうですね。
なのでそのきっかけとして便潜血検査というのはとても大事だと。
すごい便利。
最初の一手ですね。
何を選択するかの最初の一手が便潜血検査になりますね。
将棋で言うと今「歩」をついたとこまず第一手でね。
でもうご覧頂いたとおりこれで秋元さん治りました。
という事で大腸がんは以上!よし!終わりだ。
…といきたいんですがご覧のようにチョイスブロックもまだガラガラですね。
これで終わりたいんですけど。
終わりたいわ!今回のチョイスブロックの縦軸。
大腸がんあるいは大腸がんになる可能性がある腫瘍が発見しやすいかしにくいか。
下に行くほどしにくいパターンがこのあと出てきます。
便潜血検査では正常だったのに見逃されてしまったというがんそのパターンをご覧頂きます。
怖い。
チョイス!
便潜血検査では見つかりにくい大腸の腫瘍が出来ていた戸倉康之さん73歳です
戸倉さんは10年以上前から毎年便潜血検査を受けていますが今まで全く異常は出ませんでした
「自分の腸は大丈夫」とすっかり安心していた戸倉さん。
しかし…
私の行きつけの先生が…毎月行ってる先生なんですけどね。
それで僕はいろいろ検査のやり方を聞いていたもんですから…それが1年前ぐらいからだったんですよ。
それで…チョイス!
戸倉さんは病院で内視鏡検査を受けるチョイスをしました。
すると戸倉さんの大腸にがんのもとになる腫瘍が見つかりました。
大きさは3cm。
盛り上がったタイプと表面に広がるタイプが混ざったもので一部はがんの可能性が疑われました
ポリープのように盛り上がったタイプは便潜血検査で見つけやすいのですが…実は表面に広がるタイプは出血しにくく便潜血検査では見つかりにくいのです。
残念ながら戸倉さんの腫瘍は便潜血検査で見つける事ができなかったのです
でもよく「10年間検査してるから僕は大丈夫だから検査しません」って言わなかったですね。
素直に。
でも何回かおっしゃってるんです。
お医者さんがしつこく言うから。
「10年間診てるから大丈夫です」って言っても「いや1回内視鏡みといた方がいいよ」っていうやり取りは何回もあったと思うわ。
そうか。
「そこまでうるさいんやったら分かりましたよ」って言ったらがんが見つかったっていうパターンやから。
そこで多分「10年間やってるからいいですうるさい」って言ってその病院変える人もおるやろしね。
あまりにもうるさいと。
戸倉さんの場合は便潜血検査これちゃんと受けてた訳ですもんね。
ず〜っと受けてたんですけれどもしつこくお医者さんに言われて内視鏡検査を受けるというチョイスをした。
そうしたら発見されたと。
どうして便潜血検査で反応というか出なかったんですかね?そこですよね。
なぜ出なかったのか?その辺の疑問も今日答えて頂きましょう。
スペシャルチョイスアドバイザーをお招きしています。
国立がん研究センター中央病院の斎藤豊さんです。
(一同)よろしくお願い致します。
先生は以前の回も…。
はい2回目です。
今の疑問です。
まず便潜血検査。
なぜ出なかったのか?出っ張ったタイプのがん隆起型の早期がんなどは表面型に比べると便潜血が陽性になりやすいんですけども戸倉さんは秋元さんと違いまして平べったい形の腫瘍表面型腫瘍というんですね。
そうすると便がそこをなかなかこすりませんので便潜血検査が陽性になりにくいタイプの腫瘍であると言えます。
これ戸倉さんのがんの様子です。
基本的に表面型になりますね。
非常に平べったい腫瘍で高さは数ミリしかないです。
ここまでもがんなんですか?ここも。
ここだけじゃなしにこれも表面型の。
非常にこちら高さ丈の低い。
高さが全くないんですね。
一部中心が少し発赤して盛り上がっていると。
そこが隆起型っていう。
結果的に組織の方は腺腫がんに限りなく近いと。
放っておくといずれがんになるタイプですね。
先ほどの女性の秋元さんの場合は隆起型という形のがん。
飛び出しているんですね。
今の戸倉さんの場合は表面型。
表面型か。
…というタイプがあるんですね。
そこに更に隆起型もついていたというのが戸倉さん。
秋元さんはここで見つかってるんですけども戸倉さんはやっぱり時間かかってるんです。
結果的にほったらかしてたという事になるもんね。
ただ便潜血検査というのは8〜9割の進行がんを見つけるための検査ですので早期がんでは陽性にならない事が多いという事になっています。
だからただの目安として受け取らないとそれで「その結果全て」ってこっちも思ってる訳にはいかないという事ですね。
そうですね。
きっかけという事やね。
割合としては隆起型と表面型だとどっちのタイプの方が多いんですか?それはいい質問ですね。
早期がんの中で大体…。
がんセンターのデータですけども…やっぱり表面型の方が少ない。
だからより一層分からん。
見つからないっていうか自分でも自覚しないよね。
こういう所のがんはどうやって治療などは?とるか?どうするかや。
ワイヤーがひっかからない。
これ逆に治療難しいのか。
内視鏡検査で腫瘍が見つかった戸倉さん。
チョイスをしました。
これどういう治療なのか。
大きさが3cmの平べったく広がった腫瘍。
実は今回戸倉さん自身の治療を見せてもらいました。
ご本人の?ご本人。
すごいね。
便潜血検査で腫瘍が見つからなかった戸倉さん。
その腫瘍は表面型で大腸の壁に3cmほど広がったものでした
戸倉さんは新しい内視鏡治療を受ける事にしました。
その治療とは?
ESDはワイヤーでがんを切りとるのではなく電気メスを使ってがんの部分をしっかりと一括で切りとる方法になります。
これがその電気メスです。
内視鏡の先から出して細い金属の部分に電気を流し腫瘍を切っていきます。
先端は電気が流れないように覆われています
いよいよ戸倉さんの治療が始まります
大腸の中に内視鏡を入れて金属の部分に電気を流します。
そして薄く広がった腫瘍を少しずつ切り離していきます
腫瘍の下にメスを入れ切りとりますが先端は電気が通っていないため厚さ4ミリほどの大腸の壁を突き破る事はありません
(斎藤)とれました。
戸倉さんの腫瘍もこのようにきれいにとる事ができました
こんなに楽とは思わなかったです。
もっと多少の痛みぐらいのものはあるかなと思ったんですけどそれも全然ないですね。
もう…
(2人)すご〜い!すごい技術とまたやる方の技術もあるしその機械の技術もあるし。
すごい。
でもきれいにとれてましたね。
ご本人もびっくりして。
オンタイムであれ映像見てる。
自分の体の中でしてるロケ映像を見てるという事ですかね?そういう事ですよね。
戸倉さんの場合も内視鏡治療なんですけれども今出てきましたねESDというナイフでそぎとってしまうという治療でがんとってしまいました。
先端が電気が通らなくなっているから孔が開く必要がなくて…。
ないからここの横の部分だけでシャッシャッと焼けるっていう。
すごい。
大腸3〜4ミリといいますけど筋層は1ミリぐらいペラペラですのでちょっと間違えると穿孔といって孔が開くと場合によっては緊急外科手術そういったのが必要になると。
表面の大腸がんには今普通に行われている治療?こちらが従来のスネアを使った内視鏡治療ですね。
ポリープ型のものですとか表面型でも2cmぐらいまでのものですと生理食塩水や液体を病変の下に入れて腫瘍をきのこ状に持ち上がらせてスネアで焼き切ってしまうという方法。
ただし制限が大体大きさが2cmぐらいまででした。
それがこちらが電気メスになりますけどもこのESD用の専用の電気メスが開発された事でもちろんがんの深達度診断といって転移のないものが原則基本ですから早期がんで粘膜下層の表層までにとどまっていると内視鏡で診断してリンパ節転移の危険性がないという事であれば2cmを超えて5cmあるいは10cmぐらいあってもおなかを切らずに内視鏡で治療できるように…。
今の治療法は保険今どうなっているんでしょうか?2012年の4月に保険収載されましたので大きな病院とかでは普通にやられるようになってきております。
だから早期やったらなんとか「恐るるに足らず」というか全くいいって事ね。
秋元さんの場合は便潜血検査で見つかった。
ですぐに治療できましたね。
隆起型でした。
戸倉さんの場合は便潜血検査で見つかりにくい腫瘍の治療でまあ結局成功しました。
ところがもう一つあるんです。
まだあるよね。
何か空いてるな思たよ。
空間があるから。
何かあるんやろうなって思った。
更に内視鏡でも発見しにくいがんが…。
出てきた。
ボスキャラやなこれ。
出てきたでとうとう。
こいつをやっつけないとダメなのよ多分。
たち悪いのがおるねんね。
そっか〜。
見てみましょう。
見つかりにくいがんの治療に成功した…
佐藤さんは52歳の時から…
アメリカの生活もかなり…
退職して日本に帰国した10年前便潜血検査に異常が出ました。
内視鏡で詳しく検査をしたところポリープが見つかりました
最初のポリープは小さい…あとは病院にも行かなかったし。
とったポリープはがんの心配もなかったため安心していた佐藤さん
いいですね。
いい香りですね。
しかし2年後…
チョイス!
再び内視鏡検査を受けた結果初期のがんを疑われる腫瘍が見つかったのです。
しかもその場所とは?
その辺が傷ついたかどうかは分からないけれども…内視鏡で見た感じでも既に…そういう事を先生がおっしゃったんで非常にショックでしたね。
これは佐藤さんの大腸の様子です。
ここに腫瘍があるというのですがどこなのでしょうか?右側が色素をまいた状態。
青くなった所が粘膜から少しへこんだ組織平坦陥凹型と呼ばれるタイプの腫瘍でした
平坦陥凹型のタイプは隆起型や表面型とは違い粘膜よりくぼんでいたり平坦になっているのが特徴です。
そのため内視鏡でも発見が難しいといわれています
佐藤さんの腫瘍は幸いにも粘膜内にとどまっていたため電気メスを使うESD内視鏡でとり除く事ができました
腫瘍はがんになる一歩手前の状態でした。
胃腸の調子が悪いという佐藤さんを心配していた家族もこれでようやく一安心
非常にラッキーだったしもうホント涙が出るというかね…う〜んよかった。
いやいやこれよかったけど佐藤さんにとったら「それはないわ」っていう。
というか俺も一緒なのよ。
あっそうか。
全く佐藤さんと。
便潜血検査でポリープが見つかってるというところですからね。
内視鏡検査も?しました。
受けている。
ここまで。
別にがんになる可能性のないただのポリープだって。
「1年か2年の間に切って下さい」って言われて。
まだ切ってはないんですけど切らなきゃって。
次は内視鏡治療をやろうという段階だという事ですね。
佐藤さんは便潜血検査を以前受けました。
それでポリープが見つかったんですね。
内視鏡で実際に見てという事でしたよね。
それで内視鏡治療もしました。
とりました。
でそのあとしばらくしたらでも何か調子が悪いという事でここで2年後に再び内視鏡検査をするという選択をしたんですねチョイス。
そしたらがん一歩手前のものが見つかった。
2年間で進行していたという事になりますよねそしたら。
それが分からない。
もしかしたらここで見つからなかったのかもしれない。
それがさっき出てきました陥凹型。
平べったいままにしとけよな。
「へっこむかい?」っていう。
「隠れるかい?」と。
ルール違反やね。
最も発見しにくいタイプの腫瘍です。
隆起型のポリープとかがんというのは非常に進行がゆっくりでその一部ががんになるという事なんですけれども陥凹型というのは発見が最も難しいのに加えてがんの進行のスピードもはやいといわれているんですね。
怖っ!先生今日内視鏡持ってきてないですか?いや小型カメラもあるしね。
撮影用のでもええわ。
突っ込んで見てほしい。
佐藤さんの場合は今回見つかった陥凹型の腫瘍が前回治療したすぐ脇に出来てたと。
ですので恐らくこれは想像ですけども陥凹型腫瘍があって一部が盛り上がってたと。
そこを治療したんですけれどもその陥凹型の所が残っていたという形になると思いますね。
うわ〜。
これは何て言うか…。
これはもうどうしようもないね。
どうしようもない。
だからやっぱり上の方ほど大腸がんあるいは大腸がんになる可能性のある腫瘍が見つけやすいという訳です。
隆起型はここで見つかった訳です内視鏡検査で。
戸倉さんの場合は表面型ここで見つかった。
ところが佐藤さんはここまで見つからなかった。
これは見つけにくいっていう事が分かりますねほかに比べて。
たまたま深くいってなくてよかったよね。
早期のまま踏みとどまっていたというのはただの奇跡というかたまたまやから。
これ大腸の中なんですよ。
その写真なんですけども陥凹型のがん腫瘍がどこかにこれあるんです。
ないよこれ。
いや分かんない。
あるんです!写真を間違えてる。
ないよ。
あるの!ないって。
ないない!ないない。
あるんだって!これを見つけなきゃいけないんです。
ちょっと2人で。
いや見てもそんなもんないよ。
分かんないですよ。
ここだと思う所に○つけて下さい。
黒いの?これ穴?穴や腸自体やわ。
え〜?黒い点々?いや〜。
ほっしゃん。
さんここ見て。
ここで1回切れてませんか?いやこれはひだ…。
すばらしいですね。
それはプロの目ですね。
ほら!見ろ〜。
じゃあここ?ここじゃないですか?そうですね。
正解です。
正解ですか!もうスタジオのみんながガッカリしてます。
ここなんですって。
分かります?何かね道路に例えたら道路がそこだけちょっと陥没してしまったみたいな。
1回こうなってもう一回ポコッてなってる…?ソーセージのつながってる部分みたいになってると…?ここが途切れていると…?そうです。
途切れてる。
これもう内視鏡の専門家がそういうふうに腫瘍を発見するんですね。
こういうひだの途切れとかそういうのに注目すると。
もろプロの目線や。
やった〜!すごいやん。
私手術してあげますよ。
今ここで。
間ずぼって抜けてる。
飛躍し過ぎや。
本当に憎たらしい。
この陥凹型というタイプは見つけにくくて。
ところがここからが今日すごいんです。
何何?この陥凹型も見つけやすくなってきていると。
知られざる内視鏡検査の世界進化してます!
見つけにくいがんを探し出す最先端の内視鏡の秘密とは?その名も…
注目するのは内視鏡の先の部分です。
内視鏡の先にはライトがついています。
秘密はこの光にありました
従来の内視鏡は白色光といって普通の通常光ですね。
白色の光。
通常のモードですけどもこれをスイッチを押すとこのようにNBIモードに一瞬にして変更できると。
通常の内視鏡は赤青緑の光を混ぜて白い光で照らします。
NBIモードでは特殊な青と緑を混ぜた光で照らします
実際の内視鏡映像をまず通常の光で見てみましょう。
実はこの中に腫瘍があるのですが…。
同じ箇所をNBIモードで見てみるとおやおや?なんと腫瘍が浮き出てきました。
青と緑の光は大腸の表面にある血管を詳しく映し出すんです
もう一つの驚くべき機能が活躍。
それは?
(斎藤)こちら千円札です。
これを更に光学拡大ですね。
レバーをひねると大体90倍ぐらいまで拡大できると。
これがマキシマム拡大ですけどもここまでズームアップして観察する事が可能になってきます。
これは大きさ3ミリほどのポリープ。
内視鏡で拡大するとこうして表面の構造が詳しく観察できます。
その構造からどんなタイプのがんなのかまた今後がんになる可能性があるのかその場で判別する事ができるんです
いや〜すごいね。
すごい。
すごい。
表面の色だけじゃなくて血管の集まり方を見るというのがすごい技術ですね。
またそれを拡大するからはっきりとそいつの正体が分かってくる。
浮かび上がってくる。
NBIというのは陥凹型のがんも見つけやすくなっているという事なんですけどね。
ここにちょっと千円札用意しましたのでどうぞ。
お小遣いだ。
違う!ギャラやろ。
どうせ。
えっいいんですか?
(笑い声)これをちょっと持ってもらって。
3倍の拡大鏡なんですけれどもさっきの「NIPPONGINKO」の文字見つけられますか?
(2人)「NIPPONGINKO」?あっ!細か〜い!砂みたいな感じに見えますね。
砂粒みたいな。
砂粒。
いやない。
俺分からへんわ。
ここですよほら!どこ?でかい。
指がでか〜。
「ここですよ」の指がでかって思たわ。
どこ?この辺?ほらここ。
ここにこういう…。
あっその流れ?そこに書いてんの?ここに書いてる?「NIPPONGINKO」なんか。
書いてますよ。
鎖みたいに字が連なってる。
あ〜!うわっちっちゃ!よ〜く見ないと分かんない。
分からへん。
ほっしゃん。
さん用に野口英世さんの字ありますよね。
「野口英世」って書いてある。
これが大体さっきのNBIで見つかった腫瘍と同じぐらいの大きさなんですよ。
この漢字1文字が腫瘍の大きさ?そうです。
え〜!?ちっちゃ!2〜3ミリぐらい。
分からない。
こんなん分かんないよ中で。
え〜!?それがあの画面で見るとあんなに大きく映ってましたよね。
あれだけ拡大ができるようになる90倍というのがですね。
そのNBIというのは割と大きい病院だとどこでも受けられるんですか?ほとんどの施設で最近は導入されてきています。
そうなんですか。
NBIでそういう表面型とか小さな病変も見つけられますけども病変を一般的にはまだ実際には白色光の内視鏡で大体その病変の当たりをつけて。
病変を当たりをつけた時にNBIに変えて拡大観察してがんかがんでないかとかそういった診断をすると。
ですのでそれを…では千円札を回収させて頂きます。
忘れてなかった。
しゃべりながチラッチラ見てる思たわ。
いつ何かこう隠されるかって…。
やっぱりここまで進化を遂げている内視鏡ですから検査を受けてがんを見つけたい訳なんですけども特にこういう人には受けてもらいたいという事で大腸がんのリスクが高い方というのがあるんですね。
これ国立がん研究センターが14万人に行った追跡調査で見えてきたものなんです。
まず肥満の人というのは肥満じゃない人に比べて1.4倍リスクが高くなると。
これはお肉が好きだったり運動不足だったりという方もこの中にいらっしゃいますね。
それからアルコールを適量以上に毎日飲むという方。
これ2.1倍だそうです。
それからたばこを吸うというのは1.4倍です。
それから親族に大腸がんがいる方40歳以上。
この辺もリスクが高くなりますので内視鏡検査をと。
一番重要な事は40歳を過ぎたら必ず毎年便潜血検査を受ける。
大腸がんの原因はまだ全てが解明された訳ではないんですがこういった大腸がんのリスクの高い方に関しましては便潜血が陰性であっても40歳を越えたら一度は大腸内視鏡検査を受ける事が重要だと考えています。
どれぐらいのペースでやれば完璧っていうか。
またいろんなお医者さんいろんな病院で内視鏡をやってもらわなきゃいけないのかとか。
全ての人が毎年やらなくてはいけないかっていうとそうでもないと。
リスクの低い人は例えば40歳で1回大腸内視鏡をやったら場合によっては10年間やらなくても…。
何もポリープがないとかがんの家族歴がなければ10年間やらなくても済む場合があるかもしれません。
ただやっぱりポリープが多発しているとか大腸がんがあったような方そういった方は定期的にそれが1年に1回なのか3年に1回なのかその辺は今調査しているところなんですけどもまあ検査が必要となります。
リスクに応じた検査間隔。
う〜んなるほど。
これで終わるかと思いきや…。
えっまだあるの?いい話。
いい話!明るい話。
これなんです。
カプセルですか。
じゃあどうするか?浜島さん。
当ててみ!これは飲み込んで…でもカプセルで何もコードもついてないから飲み込んで写真をどんどん撮ってうんちと一緒に出る?何で当てるの?えっ合ってる!?大正解やわ。
「違う違う。
あのな」って言いたかったのに俺も。
仕事なくなった。
やった!そうです。
飲んで検査をするカプセル内視鏡。
すご〜い!これか!全然飲み込める大きさやわ。
普通のよりちょっと大きいけどこれ飲み込んで。
軽いし。
これ飲み込んですぐに撮影が始まるんですか?そうですね。
食道から胃小腸大腸と撮影していきます。
撮影して。
ビョ〜ッと。
これ私2回やりましたね。
えっ!?どれぐらい?1日で出てくるんですか?大体8〜10時間ぐらい。
大体何枚ぐらいの写真ですか?これがすごい技術が入ってまして通常は秒間4コマ撮影します。
レンズが前後についてますのでひだの裏側とか内視鏡で場合によっては盲点になるような所も見える可能性があるという事です。
すご〜い。
かなりカプセルがハイスピードで進む所があるんですけどもそういう所は秒間35コマ自動的に撮影するようになっていますね。
自分で調節してですか?ええ。
すごいな〜!最後の一枚は「あっ出た」って俺らの顔やろな。
みんな飲み込んだ人の顔やね。
「うわっ出た」っていう。
実際写ってる事もありますね。
そらそうよ。
そらそうや。
「出た出た」ってなるもん。
これ飲み込む時は何かと一緒に飲み込むんですか?やはり大腸内視鏡と同じように腸の中を空っぽにする必要があるのでまず下剤を飲んでそのあとカプセルをブースターといって押し出す必要があるので更にまた水を飲むので欠点とすると大腸内視鏡よりも2倍の量水を飲まないといけないというのが一つ。
僕たちがやってもらうとしたらおいくらぐらいかかるんですか?保険適用外?それがですねこの1月から保険が認められて。
2014年の1月保険が適用されるように。
いくらぐらいで受けられるんでしょうね?大体10万弱ぐらいになってますね。
それの例えば3割負担とか。
もちろん大腸内視鏡検査が基本なんですけども場合によってその内視鏡が受けられない方とかあとは特に女性とかですね。
やっぱり内視鏡に抵抗のある方そういった方が内視鏡検診をするためのきっかけになればとは思っています。
確かに恥ずかしさはちょっとありますよね。
ここまできてました。
すごいな〜。
いろんな形のタイプのがんポリープがあるんだなっていうので「まだあるの?」ってびっくりの連続でした。
もうね私ねほっしゃん。
さんが心配でたまらない。
早く!早くとって下さい。
そやね。
切除しなきゃって思うよね。
ホントに。
ねえ!自分が今ポリープ…人間ドックで出たっていう事がその下に潜んでいるのは思いもしなかったから。
全然良性の…がんになる心配のないポリープですよって。
それ自体はそうかもしれないですけどその周りにはいわゆるこういう陥凹型があるっていう佐藤さんのパターンもあるんで。
やっぱりだから何か1回診てもらったとか1回こうやったからもうそれでOKっていうものでもないんやなっていうのが…。
結構敵もいろいろ考えて姿形を変えて潜んでいるんだなって思いました。
まあ見つけにくい大腸がんもあるという事で斎藤さん大事な事は何でしょうか?最終的には内視鏡で見ないと早期がんは見つかりません。
ただ大腸がんは早期発見すると確実に100%近い確率で治す事ができますので…自覚を持つ事が重要だと思います。
意識的に自分の体グリッて裏返しとかんとね。
そっちの方をよく心配しないと。
特に女性1位だから。
もう表面ばっかりお化粧してきれいきれいじゃなくちゃんと腸内環境も大腸もきれいにしておかないとホントの健康美人じゃないなと思いました。
先ほどのがん一歩手前で治療に成功した佐藤さん。
その後あるチョイスをしました。
見つけにくい腫瘍をしっかり治療した…
治療の直後にある心の変化がありました
それで大体時間があればウオーキングをしたり近くのジムに行って水泳をしたり。
これで体を鍛えると。
決意したのには理由がありました。
佐藤さんは地元の仲間と月に数回老人施設を訪問してハーモニカの演奏やマジックを披露するボランティアを行っています
この仲間たちとの交わりがまた楽しみだし…
体が動く限り仲間と一緒にボランティアを続けていく。
それが佐藤さんのチョイスです
2014/01/31(金) 13:05〜13:50
NHKEテレ1大阪
チョイス@病気になったとき「アフターフォロー 大腸がん」[字][再]

患者が急増中の大腸がん。早期発見で治療すれば安心だが、実は健診や人間ドックの検査では見つかりづらいタイプがある。大腸がんの危険度を下げるオススメのチョイスとは?

詳細情報
番組内容
患者が急増中の大腸がん。早期に発見し治療すれば安心だが、実は健診や人間ドックで行われる簡便な「便潜血検査」では見つかりづらいがんのタイプがある。どんなタイプなのか? また「内視鏡検査」をどのタイミングで受ければ良いのか? 大腸がんの危険度を下げるためのオススメのチョイスを紹介する。
出演者
【講師】国立がん研究センター中央病院…斉藤豊,【司会】ほっしゃん。,浜島直子,【リポーター】徳田章,小山径

ジャンル :
情報/ワイドショー – 健康・医療
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
福祉 – 高齢者

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

OriginalNetworkID:32721(0x7FD1)
TransportStreamID:32721(0x7FD1)
ServiceID:2056(0×0808)
EventID:30626(0x77A2)