これらの悩みに答えるのが…あれ?尾木さんは?今日は…今回はスタジオを飛び出して東山さんの故郷川崎へ。
子どもたちに人気の今注目の居場所を訪ねた。
待っていたのはたくさんの子どもたちの笑顔。
今回は「川崎市子ども夢パーク」で子どもにとっての理想の居場所について考える。
(東山礒野)こんにちは。
(礒野)よろしくお願いしま〜す。
(西野)ようこそ。
出迎えてくれたのは…長年居場所づくりに取り組んできたエキスパートだ。
ちょっと今日いろいろご案内をお願いしま〜す。
まず見せてもらったのは屋外の広場。
(西野)全部土です。
(礒野)あっはだしの子がいる!夢パークで一番人気の遊び道具が「土」。
地面はあえてむき出しの土の状態にしてある。
こんな遊びができるのは夢パークならでは。
こちらではまきを割っている。
そうここでは子どもが自分で火をおこしてたき火を経験できるんだ。
マシュマロを焼いて食べるのが今子どもたちの間で大人気。
広場には遊具もたくさんある。
実はこれ全て子どもたちとスタッフによる手作り。
段の間をあえて広く取ったはしご。
でもよく見ると小さな足場が…。
こんなに寒いのにウォータースライダー?楽しそう。
子どもが思う存分自由に遊べる場所それが子ども夢パークなのだ。
(礒野)改めて子ども夢パークというのはどんな所なんでしょうか?発想としては……っていうのを大事にしてるんですね。
子ども夢パークのモットーはできるだけ禁止事項を作らない事。
でも大ケガにつながる危険はないのだろうか?
(西野)僕らはここを…
(西野)階段何段上から飛べるとか。
階段から飛び降りたりとか。
飛び降りるの好きですよね。
飛び降りるの大好きですね。
あっそれ…。
(西野)少々ケガしちゃうかもしれないし…
(西野)そしてもう一つ施設として大事にしてるのは…ウォータースライダーで滑ってる所にくぎが出てたとしますよね。
そしたら背中ザーッと擦ったりお尻に刺さっちゃったり。
そういう事があったらこれは冗談じゃないと思いますよね。
だからそういう…点検表書いて…だから禁止を持たない。
…っていうのがここの在り方ですね。
いつも親子でいっぱいの夢パーク。
なぜなのだろうか?かつては地域のあちこちに遊び場があり子どもは遊びながら生きる力を育み成長した。
しかし今子どもたちの暮らしから豊かな遊びの時間が奪われている。
公園の多くは禁止事項でいっぱい。
更に心の居場所がない子どもも増えている。
家でも学校でも本当の自分を出せずストレスから不登校やひきこもりうつ状態になる子どもも少なくないのだ。
西野さんは今の子どもについて思う事は何ですか?今の子どもの特徴をひと言で言えって言われたら僕迷わず…もうず〜っとこの傾向は変わってなくてなんか…要は子どもたちの特徴としては自信のない子どもたちですね。
(礒野)その自信のなさの原因といいますか理由というのは何なんでしょうね?理想の子どもにまだ自分は近づいてないなっていうのが自信のなさとなって表れてしまってるのかなって事ですかね。
「ちょっと無理だよ」って。
およそ30年前から子どもと関わり続けている西野さんの原点それは不登校の子どもたちとの出会いだった。
1991年川崎市内の民家で不登校や障害のある子どもたちのためのフリースペースをスタート。
子どもたちの姿を通してありのままでいられる居場所がある事がいかに大切かを実感してきた。
学校の中に居場所が見つからない子どもたちのための「フリースペースえん」も開設された。
もともとは僕は何らかの理由で…随分追い込まれてたんですね子どもが。
あるいは親が思い余って……なんてとんでもない無理心中みたいな悲しい事件が起きてしまった時代の中でいやいや冗談じゃないって。
たまたま…育って学んでいく場所絶対あるよってその居場所…子ども夢パークの一角にある「フリースペースえん」に案内してもらった。
(西野)どうぞどうぞ。
ここがフリースペース。
ここに来ているのは小学生から大人まで年齢制限はなし。
決められたカリキュラムはなく興味のある事や挑戦してみたい事に自由に取り組む事ができるのだ。
いろいろなジャンルのプロがボランティアで教えてくれるレッスンも。
これも全て無料で自由参加。
楽しいところ?かつ?
(礒野)モラル?すごいね。
自分のできる事を見つけるのも生きた勉強だ。
今日のメニューはチキンクリームパスタ。
(一同)いただきま〜す!ここでは毎日みんなで昼御飯を作って食べる。
お互いの気持ちがグッと近づく。
一発芸ね…。
(笑い声)この日はじゃんけんで勝った人が全員のお皿を洗う事に。
最初はグーじゃんけんぽい!
(歓声)手を挙げた15人の中でなんと東山さんが皿洗いを勝ち取った。
はいはいはいはい。
(フォルクローレの演奏)食後にはメンバーお得意のフォルクローレを聴かせてもらった。
(フォルクローレの演奏)自分と向き合い仲間と向き合う事で互いに成長し合える。
ここはそんな場所なのだ。
正直もうちょっと子どもたちが暗いのかと思ってたんですよ。
よく言われます。
非常に明るいですね。
やっぱりそこに関わってる…「君たちは駄目な子だ。
早くみんなに追いつくように頑張ってしっかりできるようになろうね」っていう…
(西野)「君らそのままでオーケーだよ」っていう…だからびっくりするほど明るい子たちだったでしょ。
西野さんが考える居場所とは…自分の素でいられる場所。
やっぱり人は疲れた時休める場所って大事。
ず〜っと追われ続けて与えられた事ばっかりやらされる社会じゃないですか。
どっちかっていうとしたい事が大事にされてる。
自分のやってみたいって事に挑戦できる環境づくりってすごく大事だなっていうね。
(笑い声)今話を聞きながら俺にも必要だなと。
ここは横浜市にある子ども専用電話相談窓口よこはまチャイルドライン。
子どものホンネが集まるこの場には年間6,600本もの電話がかかってくる。
その中には安心できる居場所がないと訴える電話も多くある。
代表の徳丸のり子さんは居場所が少ない事が子どもたちを追い詰めているという。
西野さんご覧になってどうですか?「今日ねとび箱跳べたんだよ」とか「テストで100点取ったんだよ」とかそういう…その時々を…まず先に居場所であるべき家で親は信用できないっていうのがつらい事ですよね。
伝染させないようにしないといけない。
大阪市の中心繁華街にほど近いこの古くからの住宅街にユニークな子どもの居場所がある。
最近増えているのが古い家をリフォームしたカフェ。
集まるのはアートやおしゃれに関心のある若い人たちだ。
あれはおしゃれなのか?
(笑い声)ところが夕方になると学校が終わった子どもたちがやって来る。
その多くは近所に住む共働きの家庭の子どもたち。
実は放課後から夜まで子どもたちは店を自由に出入りできるのだ。
しかも小学生以下は1人1杯ジュースが無料。
本や漫画を読んだりゲームをしたりして思い思いに過ごす。
ゆったりと過ごせるこの店なぜ子どもたちに開放したのだろうか。
地域の大人が当たり前のように地域の子どもたちを見守る。
そんな動きが始まっている。
こちらは京都。
夕食を食べながら親の帰りを待つ子どもの施設がある。
利用しているのは一人親家庭や経済的に苦しい家庭の子どもたち。
親が深夜まで働いている病気で夕食が作れないなどの理由でここに通っている。
この日は中学生の男の子が利用していた。
大学生や高校生のボランティアと夕方5時から夜9時までをここで過ごす。
ボランティアをしている高校生のひろとさん。
中学時代は自分自身がここの利用者だった。
子どもの6人に1人が貧困状態にある今親と子を支えるこうした居場所がますます必要になっている。
多くの子どもたちが仮設住宅での暮らしを余儀なくされた東日本大震災の被災地。
岩手県の沿岸津波による大きな被害を受けた山田町には被災した子どもたちに居場所を提供しているゾンタハウスがある。
学校帰りに集まってきた子どもたちに地域の大人たちが手作りの軽食を無料で振る舞う。
建物の2階は学習室。
ここに来ればゆったり勉強できるスペースがあり励まし合える仲間がいるのだ。
被災した子どもたちにとってこの場所が物理的にも精神的にも大切な居場所となっている。
(西野)ねえやっぱりカギでしたね。
大阪は随分お若いオーナーの方が開放してましたね。
…見守ってるというケースなんですよね。
「優しい」って言葉使ってたよね子どもたちがね。
ここ夢パークでは毎年ユニークなイベントを行っています。
ご覧頂きましょう。
去年10月子どもたちが何やら大工仕事を始めた。
これは…子どもが自分でお店を作り自分で考えた物を売るという一日限定の商店街が出現するのだ。
危なっかしいのこぎりの使い方。
だけどその姿は一生懸命。
いて!小さなケガを繰り返しながら上手になっていくんだ。
こちらも頑張ってるねぇ。
う〜んちょっとずれちゃった。
惜し〜い!親にも大切な役割が。
それは…。
何もしない事。
あれれ?いいんですか?お母さん。
(取材者)すいません。
ありがとうございました。
(拍手)当日は30もの店が立ち並びおよそ1,200人ものお客さんが集まった。
アクセサリーの店にゲームの店。
食べ物の店もいろいろ。
しかも買い物には本物のお金が使われる。
お客さんを引きつける工夫からコストの計算まで生きた学びがある。
(取材者)400個!?これは…上から落ちてくる紙のボールをバットで打って奥の壁の的に当てるという子どもならではのアイデア。
子ども夢パークでは自分で考えて自分でやり遂げる喜びを存分に味わう事ができるのだ。
これ発想も大したもんですね。
すごいでしょ。
子どもたちが考えて?子どもが全部考える。
「スタッフさんから注意されて成長した私も」っていう事を言ってましたよね。
いろいろな…どうですか?近くで子どもが冷や冷やするような事やってて東山さんだったら我慢できそうですか?いい大人だからね我慢しなきゃいけない…。
(笑い声)子どもは時々お母さんお父さんがどこにいるかを確認しながら遊んでる。
ここで…その心は?…っていう話をするんですよね。
だから完璧じゃなくていいんだよって。
できない事の一つや二つあっていい。
と同時に…「ゆる母」とか「ゆる父」って言ってる。
ちょっとずっこけてるぐらいで子どもはそこで育つよっていう。
だから「正しいお母さん頑張りすぎないで」っていうメッセージが伝わって…。
東山さん今回いかがでしたか?川崎でこういう取り組みが盛んだというのは誇らしい事ですね。
こういうのをまた経験した子どもたちが子どもたちのために居場所をつくってくれるでしょうし。
今度は娘と遊びに来ます。
(西野)是非遊びに来て下さい。
(礒野西野)ありがとうございました。
「エデュカチオ!」ではあなたの疑問やご意見を募集中!こちらは都内のある専門学校。
最近定年を前にしたシニアの姿が目立つようになったと言います。
2014/01/31(金) 10:30〜11:00
NHKEテレ1大阪
エデュカチオ!「つくろう 子どもの居場所」[字][再]
今回はスタジオを飛び出して東山紀之さんの故郷川崎へ!今注目の子どもの居場所、「川崎市子ども夢パーク」を訪ね、居場所作りのエキスパート・西野博之さんにお話を伺う。
詳細情報
番組内容
スタジオを飛び出し、MC・東山紀之の故郷、川崎市へ! 全国から熱く注目される「川崎市子ども夢パーク」を訪ねる。所長・西野博之さんは、不登校の子どもたちのためのフリースペースを手始めに、子どもの居場所作りに長年取り組んできたエキスパート。子どもたちの成長にとって、心と体を解放し自分らしくいられる居場所がいかに大切か、どうしたらそうした居場所を作ることができるのか、その極意を聞く。
出演者
【出演】東山紀之,フリースペースたまりば理事長…西野博之
ジャンル :
趣味/教育 – 教育問題
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