タイで今注目のリゾート地へご案内しましょう。
マングローブの森が広がる自然豊かなサムットソンクラム。
バンコクのイケてる人々が集まります。
時代はビーチリゾートより緑のリゾート。
その一角にあるリゾートホテルに腕利きの料理人がいるという噂を聞きつけて訪ねました。
悠々と現れた料理長のラチャニさん。
料理人歴30年。
地元の海産物を生かした伝統のタイ料理が得意です。
しかし作ってもらうのはタイ料理ではない。
「かぶと煮」じゃ!与えられるのは簡単なヒントだけ。
では「かぶと煮」お願いいたします。
ラチャニ殿いかがでござる?なぬ!もう思いついたでござるか?一体何を?「※※※※※」ですか?ラチャニさん早速「※※※※※」の買い出しに。
誘ったのはこのホテルで一緒に働くご主人のアナンさん。
2人で仲良くやって来たのは近所にある市場。
海にも近いので新鮮な魚介類がいっぱい。
果たしてお目当ての「※※※※※」は売っているのでしょうか?どうやらここがその角の店。
さあどれだ?どお〜!まさかのこれはカブトガニじゃ!タイでは「メンダータレー」海のタガメと呼ばれるカブトガニ。
なんと一般的な食材としてお店で売られているんです。
ちなみにこのサイズでお値段は1匹およそ700円。
ラチャニさん2匹お買い上げ。
店員さん普通にポリ袋に入れました。
まずは食材を準備。
取り出したのはタイ料理には欠かせないトウガラシ。
それにライム青マンゴー小タマネギそれとカブトガニ以上。
まずはカブトガニを大きな鍋に入れ水を張って火にかけます。
「かぶと煮」というより「カブトガニ煮」です。
この時鍋に一緒に入れるのが一握りのお米。
何でお米を入れるんですか?代々カブトガニを食べてきたこの地方ならではの知恵なんですね。
カブトガニを煮ている間に用意した食材を切っておきます。
慣れた手つきでマンゴーを削るラチャニさん。
するとそこにご主人が登場。
ラチャニさんの事が心配で見に来たみたい。
さてさてカブトガニはどうなったでしょうか?お米も軟らかくなってカブトガニもゆで上がったようです。
さあラチャニ殿これからどうするおつもりじゃ?なぬ!甲羅の内側に包丁で切れ目を入れよった!甲羅の内側は卵がびっしり!甲羅の中の卵をきれいにすくい取ったらまずはライムをたっぷりと搾ります。
次に砂糖水を小さじ1杯。
そこにナンプラーを大さじ1杯程度加えます。
削ったマンゴーなどを生のまま入れたらよく混ぜ合わせサラダ風に仕上げます。
(栗原)おいしそう。
これだけでも。
ここで一度味見。
シェフお味はいかがですか?ナンプラーを大さじ1杯というかドバッと加え器に見立てたカブトガニの甲羅に盛りつけます。
もう一匹の甲羅をかぶせて出来上がり。
者どもよく見よ!これがラチャニ殿の「かぶと煮」じゃ。
カブトガニの甲羅をそのまま器に使ったミリタリーなフォルム。
中には光り輝く…ナンプラーの塩けが卵にギュッと詰まった濃厚な味を引き立てマンゴーのシャキッとした食感が絶妙なバランスをもたらします。
まるでグミをかんだような卵の食感も楽しい一品です。
ご主人のアナンさんに試食してもらいます。
仲良き事は美しきかな。
戦国武将もカブトを脱ぐ「かぶと煮」であったわい!「妄想ニホン料理」今回は…スペインそしてタイの衆よ見た事もない「かぶと煮」に挑むのじゃ!スタジオでも衝撃の「かぶと煮」見参!心してかかれ!
(清水)これ…これ料理か?
(今井)すごいな。
料理の新たな可能性を探る異文化交流クッキングバラエティーにて候。
いきなり衝撃の「かぶと煮」が出てきましたけど今井さん食べてみたいですか?そうですね興味ありますね。
なかなか機会ないですもんね。
(吉高由里子のモノマネで)そうですね私すごい卵とか大好きなんでプチプチウィー!騎士たちが戦いを繰り広げたラ・マンチャ地方の古都トレド。
旧市街が丸ごと世界遺産のこの街はかつてヨロイやカブト作りが盛んでした。
今もその名残で土産物屋に甲冑が。
おい!これが南蛮のカブトか。
トサカがついとるな。
そんなカブトの街にあるラ・マンチャ料理のレストランを訪ねました。
笑顔で出迎えてくれたのが…お店のお薦めはミガス。
素朴さが特徴のラ・マンチャ料理の定番です。
硬くなったパンがもったいないとニンニクチョリソなどと一緒に炒めたリサイクル料理です。
ではカブトの街の衆よバモス!ペドロさん食料庫を探します。
手にしたのはジャガイモとズッキーニ。
あら?豚の頭はどうなりました?今は隠居中の元オーナーミゲルさんがお買い物。
ペドロさん元オーナーを軽く使います。
お肉屋さんが手にしたのが…こちら。
ほほ肉にしては大きいんですが…。
皮を剥がした豚の頭丸ごとでした。
スペインでは普通に頭ごと売っているんですね。
使うのはしっとりとしておいしいほほ肉の部分だけ。
塩コショウで下味を付けオリーブオイルで焼き色を付けます。
そこにみじん切りのタマネギ塩黒コショウ更に地元ラ・マンチャ産の赤ワインを加えます。
そして鶏のブイヨンを入れてじっくりと煮込んでいきます。
ほほ肉が軟らかくなったらお皿に取り出します。
うまみが出た煮汁はハンドミキサーでソースにします。
続いてスライスしたのはジャガイモ。
それを油で揚げる。
ポテトチップスですね。
では盛りつけです。
ほほ肉を2つ置いたらポテトを真ん中に挟んでいきます。
あっぱれ!確かにこれはトサカのついた南蛮カブトじゃ。
周りに野菜を添えソースをかけたら完成です。
歯応えを残して仕上げたほほ肉。
これをかみしめるとソースに溶け込んだタマネギの甘みワインの酸味黒コショウの辛みが溶け合いまさにほっぺが落ちるおいしさです。
今井さんはなんとスペイン文化に実はものすごく詳しいという事を聞きました。
今僕は…なので昨年もマドリードの王立劇場で日本スペイン両国の皇太子殿下の前でステージでいろんな事やらせて頂いたりとか。
マジすか!?こんなゲスト初めて!翼すげぇ。
今井さんスペイン語で何かひと言お願いします。
(笑い声)いそうですねそれ。
いそうでいないってね。
割と強めに入ったんですね。
ちょっと強めに。
続いてはスペインからギョッと驚くカブトの登場です。
オーレ!アンダルシア地方の中心地セビリア。
「セビリアの理髪師」や「カルメン」などオペラの舞台として知られイスラム文化の香り残る旧市街に世界中から観光客が集まります。
訪ねたのは迷路のような路地裏にあるレストラン。
ご丁寧に迎えてくれたのは…アンダルシアの家庭料理がメインでいつも常連客でにぎわっています。
お薦めはトマトソースがベースの…では参るぞ。
「かぶと煮」じゃ!横からアシストしたのは助手のスサーナさん。
更に…。
こちら…というわけでオーナーのサンチャゴさんが魚屋さんへと向かいました。
そしてサンチャゴさんが買ってきたのが…。
ギョギョギョ!こちらメルルーサという深海魚。
見た目は怖いんですが味はタラに近いんだとか。
まずはヒレを切って下ごしらえ。
そして一気に首を取る!スペインの人は魚の頭食べるんですか?魚の頭はブイヨンのだしに使うぐらいで身をほじりながら食べる文化はないんだとか。
鍋に切り身そして水を入れていきます。
そこに塩黒コショウローリエ大きめに切ったニンニクタマネギを入れ15分ほど煮込んでいきます。
メルルーサが煮えたらマヌエルさん切り身をほぐし始めました。
何に使うのじゃ?というわけでソース作り。
大きなフライパンにたっぷりのニンニク。
刻んだタマネギ。
更にミントやクローブなどを入れてよく火が通るまで炒めます。
ここでほぐしたメルルーサを投入。
甘くてスパイシーな香りがたったところで今度はハンドミキサーでソース状にしていきます。
これでメルルーサとニンニクのソースが出来上がりました。
ソースをメルルーサのカブトにたっぷりとかけて完成です。
ほんのりエスニックなクミンの香りたつソースを添えて。
カブトのほほはホロホロでうまみがたっぷり。
ソースとからめると魚のうまみが更に増えルーサ!店の仲間が試食。
サンチャゴ殿いかがじゃ?この番組がスペインの食文化を変える偉大なきっかけになる!…かも。
ではここでセビリアのギョギョッと驚く「かぶと煮」作っちゃいましょう。
おおつき先生お願いします。
(一同)お願いします。
今日はメルルーサの代わりに…
(おおつき)ちょっと顔はかわいいですけどね。
タラをさばくのは料理の得意な今井君。
結構骨がしっかりとしてますね。
(おおつき)お〜すごい!何て言ったの?ちょっと2人きりでやめて下さいよ。
鼻につきますよ鼻につく!
(福田)うわ〜すごい。
(今井)切れました。
これ家庭料理の範ちゅうじゃないですもんね。
カブトを落としたらソースに使う身を切ります。
タラコだよね。
(おおつき)すごいですねこれ。
わ〜みんな見て!タラコってこうなってるのよ。
(今井)初めて見た。
激レアショットですね。
チョッキン!こんなアイドルも珍しいですよね。
楽しいですね。
こういうの好きなんですよね。
どんどんできちゃいますね。
すばらしい!先生に!当たりが強いですよ先生に。
鍋にカブトと身を入れてヒタヒタの水で30分ほど煮込みます。
ヒタヒタになるまでお水を入れて。
続いてソース作りは福田さん。
タマネギをみじん切りにします。
どうですか?見てました?見てます見てます。
向こうの方見てません?いやいや見てます。
(福田)褒められたいんですよ。
「どうですか?」って聞くんじゃないよ。
タマネギがしんなりするまで炒めたところで煮込んだタラの身を入れます。
クミンとナツメグを勢いよく加えたら甘口のシェリー酒を加えて2〜3分炒めます。
おいしそうになってきました。
(おおつき)う〜んいい香りが。
さあ盛りつけじゃ!すごいねこれ。
(おおつき)重いですよ!
(今井)これは結構重いですね。
いい顔してる。
これ…これ料理か?
(今井)すごいな。
カブトの周りにソースをかけて…。
あ〜ムカつくわ。
セビリアのマヌエルさんが妄想した「かぶと煮」の完成。
かくして新たに誕生した日本料理があなたの食卓へギョッ!
(一同)いただきま〜す!ん…おいしい!私もしかしてしょうゆが欲しいとか言いだすんじゃないかなと思ったんですけどぴったりですね濃厚なソースが淡泊な魚に。
あ!おいしいですね。
おいしい!すごいワインに合いそうです。
ワイン飲みたい!めっちゃおいしい。
出来上がりの時全然期待してなかったから余計…。
(福田)ちょっと見た目とね。
(今井)いいんですか?ほんとにいけるの?
(福田)すごいプルプル!
(今井)いきますよ。
あなたグルメね〜。
コラーゲンとかいっぱい…。
いかがですか?
(YOUのモノマネで)あたし?えぇ〜!
(YOUのモノマネで)ほんと?ちょっと食べさせて。
おかしくない?ちょっと職権乱用じゃない?すごいほんとに…日本が戦国時代の頃タイの都として栄えたアユタヤ。
世界遺産に登録されています。
ここに地元の人たちから愛される定食屋さんが。
その名も「王宮ウラの店」この方がオーナーでシェフも務める…シリスダーさんは10年前に母親からこのお店を引き継ぎ地元の人気店へと育て上げました。
ではシリスダー殿「かぶと煮」の妄想じゃ!何かひらめいたようです。
まず向かったのは店のすぐ裏にあるお姉さんの家。
この方がポム姉さん。
もらったのは大きなウリ。
お姉さんが育てているんだそうです。
どことなくカブトに似ているような…。
続いてやって来たのは店から車で15分ほどの所にある市場。
新鮮な野菜がおいしそうですね。
シリスダー殿何を買うおつもりじゃ?シリスダーさん2kgを超える大きなナマズを買いました。
大きな頭がついてますが…。
大きなナマズと大きなウリ。
ウリを手にしたシリスダーさんここで力強い助っ人登場です。
お友達のジラポンさんがお姉さんからもらったウリの表面に彫刻をしていきます。
一体どんな模様になるのか?シリスダーさんは店の裏手にある水場へ。
買ってきたナマズをさばきます。
豪快に頭を切り落とすシリスダーさん。
おっとナマズの頭がカブトなのか?続いてハーブを準備。
用意した材料はレモングラスライムタイショウガトウガラシ赤タマネギパクチーコブミカンの葉ミントの葉バジルの葉。
随分いろいろ入れるんですね。
鍋の中にコブミカンの葉レモングラスタイショウガを入れて煮ます。
まるでハーブティー。
ジラポンさんが真剣な顔でウリを彫り上げました。
ウリが花咲くカブトに変身。
えっこっちもカブト?なんとウリのカブトにナマズの頭を突っ込むという予想外の展開!まさかの…お〜ナマズ武将殿見事なカブトでござるな。
ウリカブトをかぶったナマズ頭を先ほどの鍋に投入。
ウリカブトに味がしみるまでじっくり火を通します。
仕上げにバジルの葉とミントの葉を加えます。
追いガツオならぬ追いハーブ。
タレはたっぷり搾ったライムナンプラートウガラシを混ぜて作った特製のトムヤムダレ。
これをゆで上がったカブトにかければ出来上がり。
きれいに飾り彫りされたウリのカブトをナマズカブトがかぶるシリスダーさんの「かぶと煮」。
ナマズの頭の骨の髄まで溶け出したスープはワイルドで力強くうまみたっぷり。
ところどころ食べられる肉はハーブの香りが移り上品な味わい。
そして一番おいしいのはウリのカブト。
うまみと香りその全てを受け止め絶品です。
試食してくれるのはお姉さんとお友達のジラポンさん。
初めての「かぶと煮」お味はいかがですか?お三方日本の「かぶと煮」参る!ムムムッ!シリスダー殿の「かぶと煮」の方がカブト感が強いのは認めずばなるまい。
文化と文化が出会った時ワッハッハと笑う余裕あらばおいしい発明生まれ候。
皆の衆ワッハッハとクッキングじゃ!「妄想ニホン料理」また来週お会いしましょう。
ラートリーサワットカー!2014/03/01(土) 23:30〜00:00
NHK総合1・神戸
妄想ニホン料理「武将もカブトぬぐかぶと煮の巻」[字]
日本料理を知らない海外の料理人が、簡単なヒントだけを頼りに作ったら?生み出される、奇想天外・抱腹絶倒なニホン料理の数々! スペイン&タイの「かぶと煮」とは?
詳細情報
番組内容
日本料理を全く知らない海外の料理人が、簡単なヒントだけを頼りに作ったら? 生み出される、奇想天外なニホン料理の数々! 今回は「かぶと煮」。与えられるヒントは「戦闘用ヘルメットを煮たもの」「食べるところを探すのが大変」「メインの食材が捨てられることもある」。スペインとタイのシェフが挑戦。ものすごい食材も登場し、抱腹絶倒なニホン料理が誕生。新感覚の異文化交流クッキング・バラエティーを召し上がれ。
出演者
【出演】今井翼,福田彩乃,【司会】清水ミチコ,栗原類
ジャンル :
バラエティ – 料理バラエティ
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
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