週刊 ニュース深読み「まもなく新学期!PTAを考える」 2014.03.15

今週水曜日、松山市のツバキカンザクラです。
桜ですか?きれいですね。
見頃ではありませんか、もう春ですね。
日本列島にようやく春が来た!と思ったら。
と思ったら?
東京・渋谷では、花粉症のためでしょうか、マスクをして歩く人が目立ちます。
そう言われてみれば。
花粉症のシーズンがやって来ました。
耳と鼻、見せてください。
東京都内の耳鼻科の診療所では、花粉症の症状を訴える人が、多く訪れました。
都内の量販店の花粉症対策グッズのコーナーでも。
売り場を訪れる客は、寒い日が続いたのでまばらでしたが。
今週になって、大幅に増えたということです。
おはようございます。
週刊ニュース深読みです。
高井アナウンサーも、花粉の体内センサー、持っているそうですね。
非常に敏感なセンサーなんですけれども、水曜日ぐらいから一気に反応しまして、もうちょっと汚いですが、鼻水止まりません。
今、薬で抑えています。
やっぱり今週なんですか。
そうなんです。
一気に来ました。
この気になる花粉なんですけれども、ことしのピークがいつごろになりそうなのか、後ほど、気象コーナーで南さんに伝えてもらいます。
さあ、最初のニュースです。
生物学の常識を覆す画期的な成果として、世界中から注目されていたSTAP細胞ですが、研究成果が白紙に戻されるかもしれません。
STAP細胞の論文について、不自然な点が相次いで指摘されている問題。
理化学研究所は、小保方晴子研究ユニットリーダーなど、所属する中心的な共同著者3人が、論文の取り下げに同意したことを明らかにしました。
理化学研究所がきのう開いた記者会見。
論文に重大な誤りがあったと認め、謝罪しました。
小保方さんらが1月に発表したSTAP細胞の論文。
マウスのリンパ球を30分ほど、弱酸性の溶液に浸し培養したところ、体のさまざまな細胞になる万能性が確認されたというものでした。
きわめて簡単な方法で万能細胞を作り出せることから、生物学の常識を覆す画期的な成果として、世界中から注目されました。
ところが、再現実験を行った研究者からは、STAP細胞を作り出せないとの声が上がり、画像やデータの不自然な点を指摘する声も相次ぎました。
そして論文の共同著者からも。
理化学研究所は先月、調査委員会を発足させ、この問題を調べていましたが、きのう、その中間報告を発表しました。
それによりますと、研究の核心部分の画像について、一部が切り貼りされていたことなどが分かったということです。
論文について、理化学研究所は、小保方さんなど、理化学研究所に所属する中心的な共同著者3人が、取り下げに同意したことを明らかにしました。
3人は、事態を重く受け止め、論文を取り下げる可能性についても、著者の間で連絡を取り、検討していますなどとするコメントを公表しました。
きのうの会見で指摘された、論文の問題点というのは、どんなものだったんですか?
こちらにまとめました。
その一つが、こちらの画像なんです。
論文では、STAP細胞から出来た組織の画像と説明されています。
つまり、STAP細胞に万能性があるという証拠の一つになるものですね。
一方で、これを見てください。
小保方さんが3年前に書いた博士論文に掲載された画像です。
よく似てますよね。
似てますけど、何か問題があるんですか?
論文ではこれ、別の実験の画像と説明されています。
ただ、理化学研究所の調査委員会は、同じ画像だと判断せざるをえないと説明をしました。
なるほど。
そしてこちらです。
研究の核心部分の一つ、STAP細胞が体の細胞から出来たことを示すための実験結果の画像です。
小野さん、この元の画像というのがあります。
こちら、もともとはこうなってます。
ちょっと一見すると、別のものに見えるんですが、元の画像なんですね。
これ、よく見ますと、この列、この列、これ、真ん中の列が違うんですよ。
そう言われてみれば違いますね。
調査委員会によりますと、論文に掲載されたこの左の画像というのは、この真ん中の部分を別の画像から切り貼りしたもので、縦の長さを変えるなどの操作も行われていたということなんです。
作為的に画像が加工されていたとなると、問題ですよね。
科学文化部の稲垣記者に聞いていきます。
稲垣さんは、きのう、会見を取材したということなんですけれども、素人から見ても、これ、おかしいんじゃないのというところがありますが。
会見で理化学研究所は、今回の論文について、論文の体をなしていないとしたうえで、不適切なデータの取り扱いについては、科学者の倫理からすると、常道を逸しているというふうに、厳しい表現で指摘しています。
一方、小保方さんは論文に画像を切り貼りして掲載したということについては、やってはいけないという認識がなかったと、申し訳ありませんというふうに調査委員会に対して謝罪をしたということなんです。
これについて、調査委員会の石井委員長は、切り貼りをすることに抵抗がないのか、そういう倫理観を学ぶ機会がなかったのかというふうにしたうえで、引き続き、小保方さんに話を聞いて、調査を進めていくとしました。
論文は共同著者全員でチェックをすることになっているわけですけれども、今回、実際はそれぞれ役割分担をしていまして、実験が行われ、そして論文が書かれたということなんです。
ですので、論文の全体というのを分かっていたのは小保方さんと、それから別のもう一人の理研の研究者だけだったということでして、こうしたチェック体制についても、理化学研究所は検証するとしています。
ただ、論文が信頼のおけるものかどうかということと、STAP細胞が実際にあるのか、希望が持てるのかどうかということは、また別の問題ですよね。
そうですね。
STAP細胞、あるんですか?
そこは、きのうの会見でも非常に質問が集中した点でした。
現時点で、STAP細胞があるのかないのかというのは、論文の発表前に逆戻りと。
論文発表前?
つまり、あるのかないのか、全く分からないという状態になってしまったと言っていいと思います。
研究の世界では、通常、データを出しまして、実験などで出しまして、論文にまとめて発表するわけなんですけれども、それを第三者の研究機関が検証して、そこで結果がきちっと出れば、それが研究結果が妥当だと認められたということになるわけなんですけれども、仮に今回、論文を取り下げるということになってしまいますと、科学的にはその成果というのが白紙に近い状態になったというふうになってしまいます。
会見では、理化学研究所の内部でも、論文に書かれたようなSTAP細胞を再現するということができていなくて、著者の一人が初めから実験をやり直すということが明らかにされました。
理化学研究所はほかの研究機関でもこうした検証が進められるように、実験のデータですとか、それから現在残っている細胞を提供するといった対応が必要になってくると思います。
今回は中間報告だそうですけど、このあとどういうことが分かっていくことになるんでしょうか。
調査委員会では、まずこうしたこれまで指摘された不適切なデータの取り扱いというものの事実関係の確認を進めるとともに、これが悪意のある不正行為だったかどうかというのを、これから検証していくというふうにしています。
詳しくご説明しますと、例えばこうした実験結果を別の実験結果だといって掲載するということが、実験結果を、いわゆるねつ造したというような意図を持ってやられたものなのかということを、小保方さんらに詳しく話を聞いていくなどして、一つ一つ確認をしていって、最終的な調査結果をまとめたいというふうな方針を示しています。
今回、きのうの会見でも海外のメディアが取材に来ていまして、この問題の行方というのに世界の注目が集まっているということを非常に感じました。
ですので、日本の科学への信頼ということが非常に問われている状況だと思いますので、理化学研究所は、まずこの問題に関して徹底的に調査を行って、そして、その結果を迅速に公表していくということが必要だと思います。
ここまで、科学文化部の稲垣記者でした。
熱戦が続くソチパラリンピック。
今大会、日本勢最初のメダルは、クロスカントリーのスピードと射撃の正確さを競う、バイアスロン。
男子7.5キロ、座って滑るクラスで、久保恒造選手が銅メダルを獲得しました。
そしてアルペンスキー、男子滑降の座って滑るクラスでは、狩野亮選手が金メダル。
男子回転では、鈴木猛史選手が金メダルを獲得しました。
大活躍ですね。
そうなんですよね。
ソチパラリンピックは閉会式は16日と迫っていて、残りあと僅かなんですが、これまでに日本勢、6個のメダルを獲得しました。
そのうち5個は、アルペンスキーで獲得。
へー、6個中、5個までアルペンスキー?
そうなんです。
歴代最強といわれる日本アルペン陣、強さの秘密はどこにあるんでしょうか。
NHK、高井と申します。
きょうはよろしくお願い板します。
パラリンピックのアルペンスキーで解説を担当した横澤高徳さん。
横澤さん自身も現役の選手です。
何が強さの秘密なのか。
ずばり聞きました。
カービングターンは、スピードをできるだけ保ったまま、滑らかに回る技術です。
ぐいぐい体を倒すっていう感じなんですね。
倒して高速ターンですね。
小野さん、こちらの選手のターン、雪煙が大きく舞い上がっていますよね。
そうですね。
これ、スキーが横滑りしているためで、これだとブレーキがかかって、スピードが落ちてしまうんです。
それが?
一方、金メダルをとった狩野選手のターン。
体を大きく倒し込んでいます。
スキーの角、エッジを雪にしっかり食い込ませて横滑りを抑えて、滑らかに回っています。
こうするとスピードが落ちないんですか。
日本選手の強み、このカービングターンだけではありません。
これ、狩野選手の滑りです。
コーナーからの立ち上がりで、体を大きく後ろに反らしています。
これ、後ろに体重をかけるとスピードが上がって、ターンから直線に向けて、素早く加速できるんです。
さらにスピードが出るんですか。
そのポイントになるのが、チェアスキーのマシン。
このマシン、シートが沈むほど、後ろに重さがかかる仕組みになっています。
ということは?
日本選手たちが使うマシーンは、この動きがスムーズにいくように改良されているんです。
自然にスピードが出るようになってるんですね。
そういうことですね。
うわー、スピードが出るということは、それだけ転んだときも怖いですよね。
重さを後ろにかけると、スキーの操作が非常に難しいといいます。
鋭い高速ターンの技術、そしてマシンの確実な制御。
それを支えているのは、選手たちの鍛え上げた体だったんです。
すごい。
本当、命懸けのメダルということなんですが、ここまで日本勢を支える技術とか身体能力について見てきましたけれども、横澤さんは、別の視点から日本勢の強さを見たというのが、狩野選手が男子滑降で獲得した金メダルなんですね。
別の視点というと?
勝ち取った裏には、日本選手たちの強い団結力がありました。
団結力?ー8日に行われた男子滑降。
日本勢で最初に滑ったのは、選手団の主将、森井大輝選手。
スタートしてまもなく。
コーナーを曲がりきれずに転倒。
積極的に攻めましたが、コースの雪面が荒れていて、バランスを崩してしまいました。
金メダルが期待された森井選手。
途中棄権となってしまいました。
実はこの日、出場した選手のうち、半数近くが転倒。
森井選手が転倒したコーナーでも、荒れた雪面でターンに失敗する選手が相次ぎました。
うわっわっわっ。
あのコーナーをどう攻略すればよいのか。
スタートを控えた狩野選手に無線が入ります。
この声の主は。
ライバルでもあり、仲間でもある森井選手が伝えてくれたアドバイス。
狩野選手は生かせるのでしょうか。
森井選手が転倒したあのコーナー。
おっ。
アドバイスどおり、荒れた雪面でバランスを崩さないよう、あまり体を倒さず、安全策を取りました。
前半を慎重に滑った分、途中のタイムは。
トップの選手より遅れます。
しかし後半は持ち前の高速ターンで、タイムを縮め、トップに。
そして見事、金メダルを獲得しました。
そうだったんですね。
森井選手のアドバイスが、狩野選手の金を呼びこんだかもしれない。
そうなんですよね、横澤さん自身も現役の選手ということで、ライバルでもあり、仲間でもあるその選手たちへの温かいまなざしが非常に印象的でした。
さて、今週火曜日は3月11日。
あの日から3年がたちました。
この日は各地で祈りをささげる人たちの姿が。
この女性は、夫と娘、母親を亡くしました。
父親は今も行方不明です。
原発事故の被災地、福島県富岡町です。
町の風景は、3年前のままです。
すべての住民が今も避難生活を続けています。
行方が分からない人の捜索も行われました。
震災による死者と行方不明者は、いわゆる関連死を含め2万人以上。
避難生活を余儀なくされている人は、26万人以上に上ります。
岩手県の沿岸部を走る三陸鉄道。
地震のあと、道路が使えず、線路を通って避難したり、家族を捜したりした人たちが、再びここを歩きました。
三陸鉄道は来月、全線で運転が再開されます。
それぞれの3年。
この男性は、震災で母親を亡くしました。
それ以来、初めてこの日、自宅があった場所を訪れました。
続いてはこちらのニュース、事態を打開する道はあるのでしょうか。
ロシア軍が事実上、掌握しているウクライナ南部のクリミア自治共和国。
ロシアへの編入の賛否を問う住民投票が、16日に予定され、投票所の準備が進んでいます。
住民投票についてロシアは、住民の意思が尊重されるべきだと主張しています。
一方、アメリカやEU・ヨーロッパ連合は、国際法やウクライナ憲法に違反し、認められないとしていて、ロシアへの制裁を強める構えを見せています。
緊張高まるウクライナ情勢を巡って、アメリカのケリー国務長官とロシアのラブロフ外相が14日、会談しました。
会談で両外相は、話し合いを続けていくことでは一致したものの、立場の違いは埋まりませんでした。
今月8日、サッカーJ1・浦和レッズのホームゲームで、スタジアム内に掲げられた横断幕。
日本人以外お断りという差別的な意味があり、すぐに撤去しなかったクラブにも責任があるとして、Jリーグは13日、レッズに対し、制裁処分を決めました。
今月23日のホームゲームを、観客を入れないで行う無観客試合とするもので、これまでで最も重い処分です。
このたびは大変申し訳ございません。
ー後を絶たない人種差別に対しては、FIFA・国際サッカー連盟が厳しい姿勢で臨んでいて、その流れを受けて、Jリーグも今シーズンから、無観客試合の制裁などを加えていました。
続いてニュースの深層に迫る「深読み」のコーナー。
まもなく子どもたちが新学期を迎える季節。
保護者の皆さん、あのこと気になっていませんか?
4月。
入学式を迎える子どもたちその親が参加するのが…会員は全国で1000万人以上のボランティア組織です。
活動は、運動会のお手伝いや通学路での見守りバザーの開催などなどなど…子どもたちのために学校や地域で大活躍。
何やら大変そうな事情があるみたいですよ。
学校や地域を支えるPTA。
その力を生かすにはどうすればいいの?きょうは、とことん深読みします。
きょうも皆様からのご意見、お待ちしております。
よかったら、私はPTAに参加したいと思うかどうかを教えてください。
○かバツで結構です。
そして年齢、性別も書いていただけるとうれしいです。
PTA、もう、どうしましょう、文珍さん。
あのね、この番組はTPPはやったんですけどね。
やりましたね。
PTAはね、やらないと思ってたんですけども。
びっくりしましたですよ。
ありがたいです、でも。
でも私は全然子育てしたことないですし、子育てはとっくに終わっちゃったっていう方にとっても縁遠い世界では。
そうですね。
PTAの会合始まりますとか、父兄で選出しますというときには、こう、そうっと帰ろうとすると、あっ、帰っちゃだめとか言われる。
そうなんだ。
そういう世界なんですよ。
藤本さんはこれからですもんね。
そうですね、まだ子どもが2歳なので、まだですし、だから自分が学生のころって、PTAってよく聞いてはいるけど、誰がPTAなのか、何をやってるのか。
運動会でテントの下で、涼んで…。
だから、何やって、なんか真面目な人たちが集まって、何かをしているんだろうなっていう、子どもながらのイメージしかないですね。
じゃあ、恐る恐るのぞいてみましょうか。
怖いなあ。
さあ、では一体PTA、今、どうなっているのか、徳永アナウンサーです。
おはようございます。
みんな、名前は知っているのに、実態がいまひとつ分かってないっていう、こんな珍しいものもないと思って、調べたら、私も不勉強でした。
いっぱい出てきました。
じゃあ、当番組らしく、基礎からいきます。
じゃあPTAってなんの略なのかからいきます。
こういうことです。
ペアレントだから。
親?
ティーチャー。
先生も。
アソシーエーション。
これ、一緒にっていう意味で。
親と先生が一緒になってやってる組織だと思ってください。
いろんな活動はしてきてるんですが、目的は、要は、趣旨はこれです。
とにかく子どもの幸せな成長につながるために学校や地域を支えていきましょうねっていう、ざっくり言うと、そういうことでございます。
プロフィールを見ると、結構知らない話があって、いつ出来たのか。
こうです。
わっ、だいぶ昔から。
戦後間もない頃です。
GHQが、民主的な学校にしなさいと、当時の文部省に言って、全国に出来ていった。
それから、こうなんです。
会長も副会長も役員もみんな。
会長も副会長も役員も、それから全国の上の組織の人も無報酬です。
みんな?
善意です。
なので1円ももらっていない、という組織なんですよね。
で、どれくらいの方がいるかというと。
1000万人。
こんなに。
だからもう、地域はほとんどPTA、すぐ出会う。
10人に1人ぐらいPTAなんです。
日本人の。
というぐらい、大きな組織なんですよね。
当番組で街頭インタビューしたんですが、私、番組始まって以来の街の人の食いつき。
よくお話になりました、いろんな話、聞こえてきて、番組のネットクラブでも600通近い声が寄せられまして、中には大切だとか、やってよかったっていう声も半分あるんですが、もう半分がかなり強烈でございまして、ちょっと一部ご紹介いたします。
3つに分けます。
まずこういう声です。
ご紹介します。
そのイメージ。
忙しすぎ。
兵庫県、30代の方。
拘束時間が長すぎて、ボランティアの域を超えていました。
働いている人が多く、仕事を休んで参加するにも、限界があり、結局、専業主婦の負担が増え、最後は確執を生んでいました。
埼玉40代の方。
仕事をたびたびやすまねばならず上司に小言を言われたり、職場で肩身の狭い思いをしました。
大阪の方。
広報誌の作成を担当した4か月間、ほぼ土曜日の午後、毎週学校で作業があり、家族に迷惑をかけました。
そんな忙しい。
結構、そもそも会社をPTAで休んでいいんですか?
個人のあれですよね。
有給的なことを使って休むってことですよね?
でもPTA休暇って聞いたことないです。
だから、ボランティアなんです。
土地のね、ゆとりのある名士の方にやっていただくというような、会長はね。
その息のかかった方が集まっているという感じがあるんですけど。
じゃあ誰がやっているのか、またこれやっています。
これです。
今、文珍さんがおっしゃったのが、本当に来てまして、神奈川の60代の女性の方。
クラスでPAT役員を選ぶときの気まずい雰囲気は忘れられません。
しびれを切らし、誰かが引き受けるまでは、やるせない沈黙の時間が流れました。
兵庫の方、役員を逃れようとする人がいるので、入学式に会場の入り口を閉鎖して、全員でくじ引きをすることにしたんですが、くじを引くのが嫌で、式の途中で帰ってしまう人が出たり、当たりくじを隠して捨てる人が出ました。
愛知の方です。
委員を決める日は、電話の線を切ってつながらないようにした人がいた。
すごい。
本当にしてるんですかね。
いろんな手を使いますね、皆さんね、おもしろい。
なんの脚色もない本当のことです。
そしてこんな声。
もう不公平だという、やっぱり、専業主婦の方と働いている方、両方来ておりまして、まず主婦の方の声、石川県、40代の方。
最近はワーキングマザーが多く、どうしても専業主婦に負担が多くなる。
働く人を支えるために専業主婦をやっているわけではない!と言いたくなるほど、不公平だ。
でも働いている男性の方、東京、40代の方。
共働きでなくてもやっていける家庭と、共働きすることで生活できている家庭とは事情が違うんです。
仕事を休んででも公平に役割を負担しろという考えはおかしい!開けちゃいけない箱を、われわれは。
本当ですね。
開けてしまった。
怖い。
恐ろしい。
これ、でも仕事は言い訳にならない?ならないですね?実はまついさんは3人のお子さんを育てながら、シングルマザーで、仕事もしながら。
15年ほどPTAの会員で、現在もPTAの会員です。
ずっとですか?
はい。
偉いですね。
違うんです。
入学すると、自動的に会員になるんですね。
みんなですか?
みんなです。
じゃあ、みんな会員?
会員です。
じゃあ、押しつけ合うことになるのは、役員?
役員です。
役員と各委員と、その役割の団体といいましょうか。
班長的な人が?
班長的、そうです。
一般の会員と役割を持ってる会員さんと。
そっか。
役割を持つと大変ですね。
本当にどうしても引き受けられない、引き受けたくないという人は、じゃあ、くじを捨てるしかない?
くじを捨て、こっそり、会場から抜け出す、電話線を抜いて、見ない、聞かない、何も言わない。
ひと事だとおろしろいですけどね、これがもうちょっとと思うと、恐ろしいです。
今、3歳でいらっしゃるんですか?じゃあ、あと4年ですね。
そうです。
幼稚園から?
幼稚園からあります。
PTAではないんですけどね。
そうなんですね。
情報交換の場としてね、ママ友とか、そういう世界っていうのは、ございますでしょ。
そういうときは便利なんですけど、役員になるということになると、忙しくなってくる。
もう、歴代、やらなければいけないですよ、PTAはこのことをっていうのを申し送りで渡されて、それをみんなで集まってなんとかやる。
子どもさんが多いと、前からやってらっしゃったから、キャリアをお持ちだからどうぞみたいなことはあるんですか?
もうこれだけやったから、今までやってなかった方、どうぞというのも。
どっちにしてもやらされる。
そうですね。
やらない人っていうのもいるんですか?
います。
その人は結構、嫌な目で見られるんですか?
すみません。
嫌な目で見られたり、存在をない者として。
もうひっそりと生きていくしかないんですね。
あの人はしかたないみたいな。
すみません、ただ、矛盾してますよね?みんなやりたくないと思っているのにボランティアって。
そしたら、やめたらいいんじゃないっていう声も上がってきそうな気がするんですけど。
そういかない世の中の事情があるんです。
あるんです。
PTAはやめるにやめられないものだ?
…考えなきゃいけない事情が見えてきました。
われわれ、歴史をひも解いてみると、PTAのお仕事って、時代と共にガラッと変わってきています。
実は最初のころはこんなこともしてましたってのが見えてきました。
戦後まもない頃は、これ。
えっ!
まだ食糧難の時代、給食制度を作った、お金出す、料理を実際作る、PTAが支えていて、今、学校給食が当たり前なのは、PTAのおかげといわれています。
そうなんですか?
そうです。
これもです。
本が潤沢に読める環境を作ったのは、PTAといわれています。
さらに。
実は先生のお給料の一部をPTAが補填してあげてた時代があるんです。
まだ貧しい時代は先生の待遇をよくしてあげたいって、PTAがそれを資金面で応援してたんです。
ありがたい存在。
そうなんです。
子どもの学ぶ環境を作るために、いろいろ汗をかいてきました。
ただ、高度経済成長で、税金でこれらが賄えるようになってくると、これをPTAは、必ずしもしなくてもいいよねとなって、だんだん変わっていきます。
で、成長してくると、こういう仕事がだんだん増えてきます。
例えばこれ。
家庭教育学級ってこれ、なんですか?
今も続いているんですが、子どもの幸せのためには、親が勉強会を開いて、子育てなどのノウハウを一緒に分かち合いましょう、勉強しましょうという会が学校で放課後などによく行われるんですね。
それを家庭教育学級っていうんですが、こういったものを自主的に主催したり、企画するのが、PTAの仕事にもなってきた。
ひいては子どもの環境のよさにつながっていくと。
それから、よく見ませんか、休みの日の朝。
学校の周りの清掃活動も、子どもの学ぶ環境を整えてあげるためだっていうことで、今も続いていると。
そうなんだ。
町がきれいなのは、PTAさんのおかげだったんですね。
そういうのはあると思います。
そうしていくと、PTAにみんな、頼り始めます。
実はいろんなところがPTAにお仕事を頼み始めます。
せーの。
そんなに?
こんなに頼み始めます。
例えば町内会。
今、町内会の組織率減っていて、なかなか、人も減っていて、隣の人が誰だか分かんない時代になってくると、お祭りの運営とかも大変になってきます。
うちきついな。
子どものためだからお願いしますよ、PTAさん。
頑張って子どものためなんだから、よろしく。
それ、できないものはやらなきゃいいんじゃないですか?
やめてる所もあるでしょうが、町内会と一緒になってやりましょうって、PTAに助けを求めてるところも実際、あるんですね。
子どもも喜ぶかもしれないと思えばこそですかね。
警察、あの物騒な事件は、やっぱりどうしても、後を絶ちません。
防犯の活動、警察もしてます。
でもパトロールを職員で賄うわけにはなかなかいきません、限られてるんで、うーん、子どものためですから、お手伝いいただけませんか。
震災から3年迎えました。
今週も地震が大きなのがありました。
防災の機運、高まっています。
訓練の数も増えてます。
消防も頑張ってるんですが、消防団の確保も大変なぐらいの時代です。
うーん、学校周りのことは、お手伝いくださいよ。
子どものためでしょ。
自治体も今、職員減ってて大変です。
実は7年前から地域の人たちがいろんな竹馬とか、いろんなことを子どもたちに教えるという、放課後子ども教室という事業を自治体が主催してやってるんですが、自治体もいろいろ大変ですので、実質やっていただくのは、学校の放課後教室の出番じゃないですか、よろしくお願いしますよということで、実は善意っていうので、断りづらいPTAがほとんど引き受けているのが現状でして、荷はどんどん重くなっております。
じゃあずっと元気かといいますと、前をご注目、どん!
疲れちゃった。
そう、荷が重いんです。
荷が重いだけではないんです。
支えている人が減ってるんです。
だって少子化ってことは、親も減りますから、そもそもの人数が減ります。
実質、PTAを大きく支えてくれていた専業主婦の方は、このご時世です、国の政策も女性も働きましょって減っていく、みんな忙しい、はぁー!っと、あー!となりかねないぐらいまで来ています。
PTAってどうしていったらいいですかね。
みんな頼ってるんですよ。
うーん。
断れないっていうのは、善意だからなんですよ。
子どもたちのためになる、地域のためになる、いいことなんだから、逃げないでやりましょうって。
逃げたらけしからん。
子育てやその地域のことを子どもを放棄する気ですかっていう、プレッシャーがすごくある。
それで、やめたいんだけど、やめられない、逃げたいんだけど逃げられない。
何よりも周りの圧力というよりも、子育てをしている保護者の人たちの内側に、子どものためになることをやりたいっていう、できることならやりたい。
それで荷がすごく重くなっちゃって、大変になってくる。
必要な活動に絞るっていうのがいいんじゃないですか?
そうですよね。
PTAって。
山本さんは、東京都大田区の小学校で、現役のPTA会長でいらっしゃいまして。
そうだったんですか。
本業は新聞の記者。
記者をやっています。
で、先ほど徳永アナウンサーがご紹介してくれましたけど、PTAって、親なんだから、子どものために平等に義務を負いましょうっていうのが基本になってるんですね。
これはもう、戦後に、文部省が示したとおり、平等の義務を負いましょうってなってるんですけれども、平等の義務を負って、ボランティアってありますけど、ボランティアって、平等の義務を負ってやるものですかっていうところが問題なんです。
みんな同じようにやらなければいけないというので、僕はもう、3本の矢って言ってるんですけど、やらないといけないっていう義務感、それからやらされているという強制感、専業主婦の人と働いている人が、これだけ割合が増えてるわけで、やらない人がいるという不公平感。
平等の義務の中に、そういった考えが皆さん、嫌だとか、やりたくないっていうところができてるんで、僕は平等の義務はやめましょう、やりたい人がやりましょうってやると、変わるんじゃないかなって今、自分のところではやってます。
やってらっしゃる。
今のところですね、つらい、やったらつらかったっていう人と、やったらよかったっていう人、ツイッターの割合で2対1。
つらかったが2。
でもやってよかったよが1です。
それはね、保護者の側からすると、子どもを学校に人質に取られてるって感覚があるんですよね。
本来、PTAっていうのは、任意団体で、任意参加が建て前なんですけど、子どもが入学すると、先ほど、まついさんがおっしゃったように、自動的に加入するっていう仕組みになってる学校も多いんですね。
だから、強制加入なんじゃないかって思われがちなんですけど、その一方で、任意なんだけれども、PTAに入らないと、子どもになんか不利益が起きちゃうんじゃないかって。
例えば、子どもが学校でいじめられるんじゃないかとか、あるいは先生に低い点数つけられちゃうんじゃないかって心配もあって、なかなかそこを抜け出すということが難しいというところもあるんですね。
いやいや参加してるっていう部分が、結構強いということですね。
さっき文珍さん、質問なさろうとしてませんでした?
いやいやいや。
やりたい人がやるっていうふうになっていくと、すばらしいなあと思ったら、急に市議会議員に立候補なさったりなんかして、目的はそっちかみたいなということがあったりですね、それから、大変なことは分かるんですけど、PTAの逆に、PTAモンスターっていうようなことばがあって、先生方が大変プレッシャーに感じてらっしゃるというような話も聞いたりすることもあるし。
この組織どうするんだというようなことがきょうのテーマなんでしょ?
暗いイメージとか、つらいっていうイメージを明るく楽しくって変えれば、みんな参加しやすくなるんですね。
実は。
岸さんは、子育てはだいぶ前に終わっておられるそうなんですが、長年。
もう孫が4人。
千葉県の習志野市で、地域の力をPTAの活動に取り入れるということをやっておられまして、やっぱり不満の声の一方で、やってよかったという声があるので、こうすればやってよかったいうふうになるのかなっていう話になるんでしょうか?
先ほどの話の中でね、例えば企業もずいぶん変わってきて、有給休暇にPTA活動を使ったときに、承認するっていうところも出てきてるんですよ。
ただし、どういうふうに使ったかというレポートを会社に書いて、というのは、退職後の人生というのも今、あるわけですよね。
そのときに暮らすのは地域暮らしになってくるから、現役の時代に会社人間だけではないという人たちも重要だっていうふうに、企業もだいぶ変わってきているところがあります。
ですので、日本の社会が60歳以上が4分の1でしたっけ、になってくると。
このへんはずいぶん変わりますからね。
変わりますね。
それに向けて、変えていく必要があると思います。
ツイッターを見てみますと、学校、学年が早いうちに1回やっておかないと、学年が上がって受けると長、長ってなんですか?長がつくことがあるから、そこは避けたい。
委員長。
会長とか副会長とか。
だからね、例えばさっき、家庭教育って話がありましたが、僕も、家庭教育学級部長という役員やったことあるんですよ。
これは自分で選んだんですよ。
なぜ選んだかというと、家庭教育の例えば講座がね、誰を講師に選ぶかというのは、自分たちで考えられるわけですよ。
つまり、学びたい人を選べる。
しかも自分のお金ではなくて。
それは非常にメリットありました。
あー。
つまり、自分がどうやったら楽しめるか。
先ほど解説委員がおっしゃったように、あくまでも社会教育関係団体なんで、お金を払って入会するか、退会するかも、全く自由なわけです。
だから、そのことがほとんど知らされていないですね。
または規約に書いてない。
入ってみて初めて、規約見るなんて人が大半だと思います。
本来は、PTAって自動的になんか加入させられてしまうという現状はあるんですけど、ボランティアで任意の団体なので、嫌だったらば、無理だったらば、入らなくてもいい場所なんですね。
それは最近、新聞とかで入退会自由だよっていうキャンペーンが貼られている記事が載っていたりするんですけど、ある役員決めの場の前日のその新聞記事が載っていて、ねえ、あれ読んだ?って言ったら、そんなのここでは役に立たないって言われ、えっ、そうなのかっていう。
だから現場では、全く意味がないです。
なんかメリット、デメリットありますけど、すみません、今、お集まりの皆さんは、PTAはあったほうがいいとお思いですか?それとももうやめたらとお思いですか?
今のままではちょっとね。
それはあったほうがいいんですけどね。
負担がちょっと。
そんなに忙しいと困るよなあみたいなね。
そうですね。
その細かい規約の中にね、うちの弟子がPTAの役員に選ばれそうになったときにね、細かく見るとね、お父さんとお母さんが2人きりで会ってはいけないとか、そんなこともあってね。
えー?それなんですか?
怪しい。
何それ?
怪しい関係になる?
会議をするときに、外のファミレスとかでやってはいけないとか。
そうそうそう。
夜の会合は開いてると、あんまりね子どものためによくないからやめましょうとか。
そういうね。
でもそれ書いてあるっていうことは前、誰かがそういうことあったのかみたいな。
でも、逆に言えば、臨機応変に集まれる所で集まったらいいんじゃないですか。
ツイッターにもそもそも、母親がやることを前提に話が進んでることをおかしいと思うところから始めてよっていう声が。
お父さんが入る場合もありますし。
そうですね。
一方でご紹介しておきます。
こんな声も届いています。
大阪府の40代の女性。
初めての経験で、大変だったが、PTA活動をしたことで、学校やほかの保護者とのつながりが出来た。
人との出会いの中で学ぶことも多かった。
PTA活動を通じて、子どもたちの様子をいろいろ知ることができたとおっしゃるのは、50代の千葉県の女性ですが、ふだん、あまり関わり合いを持たない方たちとも知り合え、子どもたちや地域の安全に関わりなども考えることができたのもよかったと思う。
そして東京都、40代の男性からは、PTAは保護者にとって義務のイメージばかりが大きくなっていると感じます。
参加すればやりがいのある有意義な活動なので、必要なのは保護者が学校に行きたくなる仕組み作りじゃないでしょうかとおっしゃっていますが。
ここでそろそろ、じゃあ、どういう仕組みだったらいいのかなって。
実際、まついさんもやってよかった派なんですか?
えーと、よかったです。
地元に友達が出来て、漫画の貸し借りをしたりとか、アイドルの話をしたりとか、お母さんになってからそういう学生時代のときの乗りで、みんなでお茶を飲んで盛り上がったりだとかいう友達が、強制的にシステムとして、行けば出来る。
だって、すごくシャイなんで、お茶飲みに行きましょうよとか誘えないんですよ。
一応まあ、この役割になってからいったん集まりましょうとか言うと、そこでお茶を入れて、何が好き?とか話をしたりとか。
それですごく子育ての、リラックスする。
子育てをやる中で、悩みなんかを共有できるとか、相談できるということも?
あります、あります。
ということは、メリットがある?
先生のうわさ話をしたり、いやいや、あの先生はそういうふうに見られてるけど、実はこういういいことがあるんだよ、じゃあ安心みたいなね。
情報交換の場所として、すごく私は役に立ったんですね。
意義はあるけど、在り方にかなり皆さん。
強制的に引っ張られることは、しょうがないかなって、私みたいに好奇心おう盛なんで、どんな人がいるんだろう、どんなことやってるんだろうみたいなのだったら、OKなんですけど。
シャイなのに好奇心がおう盛。
そうなんですよ。
分かります。
…ごめんなさい。
じゃあ一体どんなPTAだったら、うまくいくのか。
ちょっとこのあとは、このプレゼンをご覧いただいてから、話を続けましょう。
変えようとしているところは、いろいろあります。
そこを取材しました。
2つご紹介します。
2つには共通点があります。
1つはできるだけ不幸な人を作らないようにしましょうというのを狙いました。
具体的に言うと、あっち見てもらえますか?さっきの不平不満の吹き出しがありましたよね。
忙しすぎる。
ここですね。
押しつけ合いだ、不公平だ。
こういう声をなるべく減らそうと動いた2つのPATをご紹介してまいります。
1つ目です。
東京・大田区の嶺町小学校というところのPTAは、どっちかと、PTAならぬ、これを目指してると言っていいでしょう。
PTO?
Oというのは、突然の日本語ですみません、応援団と。
つまり子どもの応援という、本来の趣旨に立ち返ろうじゃないかというふうにやってます。
やってる方をご紹介します。
そうです。
山本さん。
はい、山本さんです。
今の、前半でちょっとお話になった、自由なというお話がありましたが。
強制をやめるという?
本部に入った、つまり会長さんになって、こういうことを変えました。
とにかく恒例行事が多い、とにかくポストが多くて、選ぶのが大変。
苦労する、これ、変えようじゃないかってことで、もう強制なるべくしない。
なるべく自由にできるときに手を挙げてもらおう。
それから企画も、前例にとらわれずにアイデアをそのつど出しましょうって、募集をおかけになったんです。
子どもが喜ぶ企画はないですか?思いついたのが、大鬼ごっこ大会。
何それ、超楽しそう。
ほかの局でやってますよね、芸能人の方が、スーツの人から逃げていく。
あれをモチーフにした大会をお休みの日に開いたら、こんなに参加した。
めっちゃ楽しそう。
これ。
保護者180人。
子ども半数が参加して、保護者の方、手伝いに来た方は180人も自分から手を挙げたんだそうですね。
そうなんです。
これ僅か1か月なんです。
準備期間。
それで、子ども、参加したい人にメールで募集をかけて、登録してもらったんですね。
でも、いろんな鬼役だとか、いろいろそのときの準備みたいな、たくさんあるんですけど、受け付けだとかね、救護班とか、そういうのを具体的に何人足りません、あと5人足りません、10人足りませんというのを、どんどん呼びかけていったら、当日、180人集まったと。
すごい。
でもこの、なんて言うか、強制をやめるっていうことって、さっき、まついさんおっしゃってたじゃありませんか。
引き受けている仕事は、全部代々、先代の人からこれやってねって渡されたもので、なかなか、削れるものじゃないって話でしたけど、どうしてできたんですか?
それは1年交代で大体委員さんが代わるので、はい、これをやってください。
これをやってきたんですって渡されて、もう準備期間も考えてる暇もなく、もうやらないといけないっていう活動なんですね。
それを本当に必要なのかどうかっていうのを見直したときに、あっ、これいらないよね、あれいらないよね、じゃあこんなことができる米っていうことで、僕らはPTAからPTOに変えたのは、PTAAって、嫌じゃなくて、PTオー!っていうそういう意識を持ってもらおうと。
おもしろいな。
どっかで使おう。
子どもながらに、学校行事とか、なんか、なんだろうこれ、いるのかなっていうものもたぶんもう、先代から受け継がれているもので、入ってしまっているものもね、時代も変わってるから、そういうのも変わってもいいですよね。
そうなんですよね。
どうやって辞めましょうって言って、みんなははいって言うんですか?
確かに。
やっぱりそのリーダーが辞めてもいいんだよって、一つ言うと、空気感は変わってくるんですよね。
例えばベルマークっていうのあるんですけども、これ仕事を休んで、ベルマーク活動に参加してるお母さんなんかがいて、こんなんだったら、私、お金払うわよって。
時給に換算するともうすごくね、100円以下なので。
じゃあ1回やめようって、提案したんです。
でも、やっぱり子どもたちのためにベルマーク集めて、何かを贈りたいっていうお母さんたちもいて、そういう人たちが募集をかけたら、25人集まったんです。
楽しく、今やってるんですけど、じゃあ、名前も付けようってことで、ベルママっていう名前を付けられて、みんな、ベルバラ世代なので、歌を作ったりして、楽しく活動していると。
それはタスカルですね。
みんな巻き髪にドレスを着て、数えてるんですね。
そうなんだ。
でも、リーダーが、そういうリーダーがいれば、ってことですか?
楽しいと思う。
格好いいです。
ほれちゃった。
そんなかっこいい会長さんがいっぱいいれば、問題はもうすぐ解決ですよね。
いないんですよ。
確かに。
いない?それは、そういう人が入ってきづらいってことですか?
です。
結構ね、最近、出始めていて、山本さんのようなタイプの方が、結構、出始めてるんですよね。
例えば恒例行事をやめましょうってことをやったらね、例えば子どもがいるから、なかなか子育てで忙しいからできませんなんていうことがあるんだけれども、いや、託児が好きな人もいるわけですよね。
だから、託児を自分たちが請け負いますよってことをやってくれると、子どもを連れてきて、子どもを別の人に預けて、活動するっていうこともできるようになったりとか、いろいろ工夫しだいでは、できるようになるんですよね。
いいですか、今、かっこいいとおっしゃいましたが、もう1人格好いい人がいるんで、紹介させてください。
1人だけじゃないんですね?
分かりますね、この流れでいうとね。
大体もう一方はゲストですよね。
千葉県習志野市の秋津小学校というところ、28年前から、PTAを変えようって、本当、先駆けなんです。
有名なところです。
こっちはOというか、こうです。
増えちゃった。
増えた。
PTCA。
そうです。
キャビンアテンダントではない。
まあ、キャビンアテンダント、サービスがいいですからね。
というんじゃなくって、どうやったかというと、当然、もう一人の方がきょうのゲスト、岸さんです。
岸さんがやってらっしゃったのは、あとでお話していただきますが、概要をご説明します。
やっぱり28年前当時、親たちは疲れきっていました。
うーん、お金払ってる主役なんだから、もっとメリットをということで、手を加えます。
例えばほんの一例ですが、運動会の準備だけでなくて、協議の内容をもっと楽しめるように参加したとか、空き教室を使って、今でいうカルチャースクール、パソコン教室とか、歌の勉強会とか、そんな空き教室の活用って、今当たり前ですけど、28年前ですからね、まだ言われてもないころに始めた。
そうすると何が起きてたかっていうと、学校って今はもう、なかなか、地域の人、門を閉ざして、入れないところですが。
サークルの活動は30を超えました。
つまりかだんとか使えば、趣味の園芸できますよね。
いろんなメニューがどんどん出来ていって、この2万人ってのは、年間延べ2万人の大人が通っています。
特徴的なのは、卒業したら不通は学校に関わらなくなるんですが、子どものいない人も含めて、みんな通うようになっていく。
Cはこれです。
もう一つ加えましょうっていうのがこの取り組みと。
これは、どういう人たちが加わっているんですか?
もともとは、PTAで今までの話は、保護者の話が多いんですけれども、実はTがいるわけですよ。
先生?ティーチャー。
先生だけじゃなくて、実は職員さんね、給食の方とか、事務職員さんとかも含めて、会員なんですね。
そうすると、同じ会費を払っているそういう方のメリットはなんなのか。
先生方も会費払っておられるんですか?
そうなんです。
だからPTAなんです。
私、事務の方や給食の職員さんも会員だというのは知りませんでした。
それは、地域によって若干違うのかもしれませんが、だから正確には、保護者と教職員の会って訳さないと、まずいんです。
そうですね。
場合によっては、保護者がおじいちゃん、おばあちゃんでね、お父さん、お母さん、いない子どももいるかもしれない。
そういうことを学べる社会ケーブルでもあると。
そうすると、特に僕ら保護者側から見ると、先生のメリットなんなんだろう。
やっぱり忙しいんですよ。
またはクラブ活動もね、スポーツ系、特に小学校は女性の先生が多いから、なかなかスポーツ指導できない。
平均年齢もだんだん上がってくる。
そこで、じゃあお父さん参加しようよ。
お父さんはスポーツが好きだとか、パソコンが好きだとか、ものづくりが好きだとかね。
やっぱりお父さんせいの特徴を生かしたもので。
お父さん製?
引っ張り出し作戦をやったんです。
飼育小屋は作るわ、合同運動会一緒にやろうとか、今言ったような話がどんどんできて、それをPTAを中心に上手にサークルにしていったんです。
パソコンサークルとかね。
これまでのところは、お父さん、お母さん、先生、地域の人っておっしゃるのは、あれですか?全く関係ない人も?
最初は保護者でも、子どもが卒業しちゃいます。
OB?OG?
独身の人は、じゃあ、入ってないんですか?
います。
いるんですか?
例えば先ほどあった放課後子ども教室っていうのやってるんですけど、ミサンガ教室やりたいって、OLの独身の人がね、講師役でやって来て、母校にですよ。
それその、誰でも入ってこられることへの不安っていうものはないんですか?
それはやっぱり伝統、長い間の中で、名前と顔が分かる関係性を作るので、むしろ、不審者が入りにくくなってくる。
だからむしろ安全なんですよ。
それと学校だけが安全っていうのはありえなくて、学校が安全であることは地域も安全なんですね。
それと活動してきて感じたのは、みんなわが子を守ろうと思うんですよ。
だけど実は、わが子を犯罪者にしないんだよというところまでいかないと、犯罪社会なくならない。
そうか。
どういう意味ですか?
自分の子どもにかぎって犯罪しないにきまってると思い込んでる親が多くて、かつ自分の子どもだけ守ろうとするんです。
でも自分の子どもが加害者になる可能性もあるわけですよね。
だから、隣の子どもも私の子どもという関係性を、PTAを通して作っていけばね、みんなが子どもも共有できるし、親どうしも分かり合えるし、場合によっては子どもさんのいない若い夫婦であるとか、またはOLさんとか、独身の学生とか、または孫と暮らしたいけれども、別居しているおじいちゃんとかおばあちゃんもいるわけですよ。
そういう人は寂しいわけですよ。
だけど地域の孫とね運動会で一緒に玉入れできたなんていうと、地域の子もかわいいよねって。
そういう方が増えれば増えるほど、安全性が高くなっていく。
そういうのって、昔からある地域全体で子育てをしていきましょうということと、子育てをする中で自分たちが逆に学ぶことが多いというような、そういう関係ですよね。
そうです。
たいしょうことのおばあちゃんが僕らのサークルにあるんですが、学校に誘われて、校内音楽会に参加するようになったんです。
そしたらね、血圧が安定してきたんで、最近、薬飲まなくなったって。
子どもの笑顔が薬だねって言い出したんです。
うちでは、子どもたちに笑顔、大人たちに感動をっていうキャッチフレーズ、掲げているんですけど、子どもの笑顔見ると、大人は感動するんですね。
先ほど、地域っていう話、ありましたけど、地域、人材があふれてるんですよ。
うちでホームページを立ち上げようと思って、専門家に頼んだら、10万円かかるといわれたんです。
ウェブマスターいませんかって、募集をかけたら、専門家いたんですね。
それでその人にボランティアでやってもらってます。
去年、子ども祭りでお化け屋敷を企画したんです。
そしたら、証明…照明さんがいたり、暗幕屋さんがいて、カーテン足りないから、うちから黒いカーテン持ってくるよっていって、真っ暗になって、冷房は20度以下ぐらいに下げて、もうひんやり、それで、カツラを持って、模造紙の後ろに隠れて、こうやって、本当に生首を持ってるように映し出して、40分待ちですよ。
えー!すごい!
ディズニーランドみたいですねって言われた。
こういうふうにね、ふだんから地域といい関係ができていると、学校ってすごく力を発揮するんですね。
例えば東日本大震災の被災地で、こんなことがあったんですけども、学校に設けられた避難所に地域住民による自治組織がスムーズに立ち上がったのかどうかっていうのを尋ねたんですけれども、宮城県の場合ですけども、地域の人たちがボランティアとして授業の手伝いをする学校支援地域本部というのがあるんですけど、これPTAが中心メンバーであったりとか、あるいはPTAの元経験者っていうのが中心になったりして活動してるんですけど、この人たち、こういう学校支援地域本部のあった所では、避難所運営がスムーズにいったというのが95%なんですね。
それに引き換え、なしというところでは、避難所運営がうまくいったのは35%。
うまくいかなかった、むしろギクシャクしましたよ、ありましたよというのは40%ぐらいあるんです。
これ、すごい分かります。
震災のときに、私、地域委員をやっていたんですね。
それでその同じ、いろんな学校の地域のことを考える役割の人たちが、一つの所に集まって、地元の消防署の人で、当日、何が東京都の中で動きがありましたかっていうのを聞く会を設けることができた。
それはやっぱり、個人の保護者では聞けないような話が、そういう団体があるということによって、スムーズに伝わって、それでその学校に戻ってから、備蓄倉庫が学校にあるってことは、みんな知識としては知っているんですね。
でもどこにあって、鍵はどこにあって、どういう状態になっているのっていうのをみんなで見学することができたんですよ。
ちょっとこんな声が届いています。
シングルで2人の子育て中です。
非正規雇用ですが、土日や夜なら協力できるのに、土日に集まりを開けないのは今の状況にそぐわないのでは。
そして、職を失わないため、生きるためだけでも必死なのに、くじで委員長のくじを引いて委員会の委員長を引いてしまい、苦しんでいる知人がいますという声が届いたりして。
僕らのときは、まだ学校週5日制が導入される前っていうときもあって、会議はみんな土曜日に移行したんです。
それからあえてクラブ活動を土曜日に移行してもらって、父親が参加しやすいようにしたんです。
つまりPとTが同じ立場できちっと話し合いをすれば、実は先生も助かることは、先生も受け入れてくれるんですね。
先生の仕事って、授業することですから、放課後残ったり、休日無給出勤することじゃないから、だから保護者が先生の権利もきちっと認めたうえで、共通に大切なのは子どものことですから。
だから子どものことを中心に先生にもメリットがあって、保護者も楽しめること。
例えば将棋やり対と思ったら、将棋クラブ入ればね、大人も楽しめるわけです。
おじいちゃんもこれるわけですよ。
ただ、なかなかうちのPTAも変えたいけれども、何かから手をつけたら山本さんのところや岸さんのところみたいになるのって思ってらっしゃる方に、一番最初にやるべきことって、まず何から手をつけたらいいでしょうか。
やはりね、同じような気持ちの人、たくさんいるということですよね。
だから、僕みたいにちょっとこう、元気な人が、やっぱり声上げる。
まずは私、男の人にたくさん参加してほしいかなって思いがすごくあって、男の人たちは、やっぱり、きょういらしてくれた、スーパーがすてきな格好いい会長さん経験者、会長さんみたいな形で、システムを作り変えるのが本当に上手なんですね。
あとはですね、広報ですね、うちではプロモーションビデオも作って、みんな参加しようよっていうことで、PTA、楽しいよ、みんな一つずつちょっとでもいいから、6年間、1回できかもしれないけれども、ちょっとずつみんなで助け合って、シェアすれば、たくさんいっぱい大変だった活動も楽しくできるよってことをみんなに伝えていきたいなと思ってます。
2014/03/15(土) 08:15〜09:30
NHK総合1・神戸
週刊 ニュース深読み「まもなく新学期!PTAを考える」[字]

保護者と教師が会員となるPTA。学校行事だけでなく、防犯や防災など地域社会での役割も広がる一方、保護者の負担増への懸念も。PTAの役割は?地域社会でどう生かす?

詳細情報
番組内容
この時期、学校では新年度に向けたPTA人事が行われている。PTAには学校行事のサポートだけでなく、通学路のパトロールなど地域社会を支える活動や、新年度から本格化する「土曜日の教育活動」への関わりも期待されている。一方で、役割が多くなり、保護者の負担が増えているとの声も。1000万ともいわれる会員を抱えるPTAが、今どうなっているのか。その力を学校や地域社会で生かすには、どうしたらいいのかを考える。
出演者
【ゲスト】桂文珍,藤本美貴,【解説】文部科学省 コミュニティ・スクール推進員…岸裕司,作家・マンガ家…まついなつき,小学校PTA会長…山本浩資,【キャスター】小野文惠,高井正智ほか

ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
スポーツ – スポーツニュース

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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