(テーマ音楽)路線バスに揺られてのんびりゆったり旅をしたい。
今回の舞台は南国宮崎県の日南。
毎年早春から野球やサッカーのキャンプ地としてにぎわいます。
温暖な気候の中で誰もが身も心もリフレッシュ。
旅をしたのは…。
初めての宮崎にハートを射抜かれました。
薬が切れた!
(笑い声)
(男性)さあ行こう!すげえ!
(歓声と拍手)今何気にしたんですか?…あっ家族を見て。
(汽笛)いってらっしゃ〜い!南の海の温かさ。
胸が熱くなりました。
おはようございます!青山草太です。
今僕はですね宮崎空港に来ています。
今回の「路線バスの旅」はここ宮崎空港から日南海岸を南へ南へ進んでいこうと思います。
さすが宮崎ですね。
太陽がまぶしい!さすが草太さんですね!大雨です。
青山草太34歳。
彼のパワーをもってすれば太陽の国宮崎も…。
宮崎空港を出発して日南海岸のバスの終点幸島入口まで3日間の旅。
ちょうどプロ野球のキャンプが行われていて…。
あっ追っかけさんですか。
どなたの?鶴岡さん。
なんすかそれ?
(女性)自分で写真を撮ってプリンターで…。
布にプリントをして。
もうお恥ずかしい。
今日はキャンプはお休みなので学生時代に訪れた懐かしい青島に行ってみるそうです。
草太さんも降りてみる事に。
気を付けて。
ありがとうございます。
失礼いたします。
お気を付けて!すみません。
こんにちは。
はいこんにちは!今僕路線バスを使って…。
あ〜そう!分かります!テレビで!旅をしているんですけども日南海岸をずっと南下してこうかなと思ってるんですけどこの辺に何かこう…。
あららららら!あっそうですか!
(笑い声)はるばる秋田県からも訪れるそれが青島です。
周囲1.5km。
亜熱帯植物群落に覆われた青島。
その中央に古くから信仰を集めてきた青島神社があります。
海中から隆起し更に浸食された波状の岩「鬼の洗濯板」を眺め心地よい潮風の中参拝。
晴れた日は…。
風強えよ!参道に掛けるって初めてだなぁ見るの。
ここでは平らな器を投げて開運祈願ができます。
決められた場所に入れば願いがかなうとか。
草太さん「晴れますように」もお願いして下さいよ。
入った。
よろしくお願いいたします。
青島から再びバスに乗り込み日南海岸を南へ。
あっこんにちは。
えっ何?何?見せて。
いい?はい。
あっうちで使ってるしょうゆと同じね。
3年生4年生全部で7人地元のしょうゆ蔵へ路線バスで社会科見学でした。
バスはいつの間にか海のすぐそばを走っていました。
日南海岸は全国のサーファー憧れの地。
バスの通り道に一年中楽しめるサーフポイントが点在しています。
音がすごいよ。
波の音が!伊比井で降りてみると…。
こんにちは。
(男性)こんにちは。
えっおとうさん今おいくつですか?え〜!82歳!いや〜すごいっすね。
楽しいですよ。
えっ!そんな遅くから!?はい。
退職後宮崎市内からここ伊比井に移住。
体力づくりのため海辺を散歩していた時若いサーファーに勧められて初めてボードに立ちました。
え〜71から始めたんすよねぇ。
投山さんこんなふうに海で会った若者をしょっちゅう自宅に招いているそうです。
あっすいません突然。
(女性)いらっしゃいませ〜。
すみませんお邪魔します。
あっはい…。
突然の若いお客さんをいつも笑顔で迎えてくれる妻昭子さん。
出身は北海道です。
ケガをしたり事業で失敗したり波乱に満ちた投山さんの人生にずっと寄り添ってきました。
そうやってついてきてくれた事に対してはもう絶対感謝。
誰にも負けんぐらいですね女房大事にしようと思いますよ。
いや〜。
(昭子)若い人ほら栄養つけないと。
おいしいかどうか分かりませんけど。
お代わりして下さい。
たくさんありますから。
ほんとは丼で…。
(昭子)甘いかな?あっ。
この味好きです!あっほんと?この味好きです僕!ありがとうございます!すげえいい筋肉してるじゃないですかおとうさん!82歳の腕じゃないっすよ!薪ストーブは投山さんが昭子さんのふるさと北海道からわざわざ取り寄せたもの。
南国宮崎にはちょっと暑いかな?身も心もあったまって再び日南海岸を南へ。
そうですねはい。
電車よりバスの方がいいですか?そうですね。
そうですよね。
伊比井を出たバスはそのまま乗っていると一旦内陸の終点飫肥へ。
飫肥藩五万一千石の城下町です。
やって来たのは…。
(女性)グーッと引いてもう少し引いて。
そうです。
それでもうちょっと左を狙って下さい。
あ〜それもうちょっと上ですね!戦国時代に始まり明治時代に農家の日々の楽しみとして定着したといわれています。
はいそれでいいですよ。
そのまま離して下さい。
熱血指導の高橋秀子さんは全国2位の腕前。
おお〜!
(太鼓)これを離さない事。
こうやらない事。
そのまま離せばいいって事ですね。
はい。
一日の農作業を終えご近所で集まって弓を引く。
そんな触れ合いが飫肥では今も守られています。
高橋さんに誘われてお邪魔しました。
あ〜いた。
先生いた!こんばんは〜。
あっ先生こんばんは!
(高橋)どうぞ〜!あ〜すみません。
じゃお邪魔します。
すみませんいただきます。
(一同)乾杯!よろしくお願いします。
(一同)あ〜。
(男性)どうですか?うまい!うまい!芋焼酎うまい。
なっていいんですか!?ハハハハ!
(高橋)92歳です。
えっ92歳なんですか!?飲まないと手が震える?飲んだら止まる。
(男性)さあいこう!
(命中する音)すげえ!
(高橋)そのままグーッと引いて。
そうそうグッと胸張って。
もうちょっと上かな。
それで真ん中を狙ってね。
はい。
(高橋)もうちょっと上に。
左手を上に上げなきゃいかん。
始まったばっかりで。
そうですよね。
(女性)5番当たり!5番当たり!うわすごい!なるほど。
(笑い声)
(女性)あら〜!ちょっと上に上がったね。
(一同)あ〜。
押しが足らんと下がります。
あれも…。
(笑い声)
(女性)もう少し飲まないと足りません。
薬が切れた。
(笑い声)
(高橋)グーッと引いて顎まで引いて。
そうです。
そうですそうです!
(命中する音)
(歓声と拍手)
(命中する音)
(男性)うまいうまい!
(歓声)
(拍手)
(命中する音)お〜!よっしゃ〜!うまいうまい。
お〜!いいところやもん。
立派なもんじゃねぇ!この日初めて会った旅人の急成長を我が事のように喜んでくれる皆さん。
大興奮の中セットされたのは僅か2寸の的です。
胸を張って。
はい。
(高橋)グーッと引いて顎まで引いて。
(歓声と拍手)
(高橋)よかったですね!すごい!また来て下さい。
(笑い声)ありがとうございます。
バス旅2日目やっと晴れました!今日はね海岸はさぞかし絶景なんでしょうよ。
内陸の飫肥から再び海辺へ戻ります。
南へ向かうバスの中声をかけられました。
はい。
看病日記のノートにおかあさんへのメッセージをと頼まれました。
ありがとうございます。
わ〜よかった!いやいやいや。
ありがとうございます。
うわ!そういうふうに…。
1つネタが出来てよかったです。
おかあさんは毎日きっとまだかなまだかな。
バスがやって来るのを楽しみに待ってらっしゃるんでしょうね。
(降車ボタンの音)
(車内アナウンス)「次停まります」。
あの船は…草太さんが思わず降車ボタンを押したのは車窓にこの雄姿を見たから。
日南市は日本近海でのかつお漁が盛んです。
さおで豪快に釣り上げる一本釣り。
中でもここ目井津漁港はその中心的な港。
(女性)大丈夫?
(男性)はい大丈夫です。
毎年2月から12月まで黒潮に乗って北上する魚群を追い各地の港で水揚げをしながら三陸沖まで太平洋を駆け上がります。
2か月の休みを終え次々と出ていく船。
明日が今年の初出航だという倉永大志さんに出会いました。
今年で15年目ですね。
15年目。
今おいくつですか?30です。
えっ30?年下だった!自分の布団を自分で…?あの方も若いですか?
(大志)大地は俺より4つぐらい下やから。
26とかって事ですか?ですね。
地元に戻ってこないんですか?はい。
何気にしたんですか今?家族を見て。
奥さんとはご結婚して何年ぐらいなんですか?
(大志)恵佳とどんぐらいかな。
えっと20…。
えっ!ぶち!お疲れさまです。
すみませんいただきます。
お邪魔します。
(恵佳)どうぞ〜。
塩飯が好きなんですか?そうそうそうそう。
塩!
(大志)はいもしもし。
(恵佳)子供たちの事で今いっぱいいっぱいですね。
ご主人の事は考えられないんですか?いや〜考えてますよ!一応考えてるんですけどやっぱり手がかかる時期なので。
お父さんがいない間お父さんの役割っていうか。
悪い事したら怒って。
そういう…。
事もしないといけないというのが。
ですね〜。
だから大変ですね。
なんでこうなったかな?たまに今でも運動会とかは行きたいなって思ったりはするけど。
あっそういう行事ごとも行けないのか。
う〜ん。
(大志)やっぱ俺が小さい時も父さんは船で自分の行事に一回も来た事なかったから。
今日子供が…。
一人一人。
(大志)航志はこげな事があった。
琉稀耶はこういう事があった…。
(大志)寝る前毎日入れてくれるから…わ〜それすごいですね。
へえ〜。
船出の朝。
大志さんが船長を務める真海丸の乗組員は24人。
それぞれの家族や友達が港に駆けつけます。
海と共に生きる人々のもとに毎年やって来る春。
(恵佳)るう君!こっちこっち!るう君るう君!走って!
(汽笛)頑張れ〜!いってらっしゃ〜い!また今日から毎日メールが海のかなたに送られます。
いってらっしゃ〜い!縄跳びができるようになった事新しい漢字を書けるようになった事お父さんは全部知っている。
帰ってきたら続きを話そう。
ずっと一緒にいたみたいに。
日南のバス旅最後のバス。
終点は「幸せの島」と書く幸島入口というバス停です。
サルがいる?はい。
お気を付けて。
幸島。
この島に暮らす芋を海水で洗って食べるサルの存在は世界中の研究者を驚かせました。
今も生態について調査が行われています。
私たちも船で上陸し自然のままの姿を見学する事ができます。
ありがとうございます。
あっ!あ〜!あ〜!あ〜!やっちまった!やっちまった〜!やっちまった!あの〜こんな時に言いにくいんですけど今日幸島に渡る船欠航だそうです。
ハッハハハハッ!そうか〜。
残念。
まあでも波強いですもんね。
3日間なのにすごい濃い3日間だった気がします。
ほんとに楽しかった。
ほんとまだまだやれるんだなって思いましたよ。
だって70になってからサーフィンをするんですよ。
90歳超えても四半的ど真ん中を撃ちますからね。
四半的の大会もね助っとで呼ばれるかもしれないしサルにも会ってないし。
また来たくなりましたね。
「のんびりゆったり路線バスの旅」。
あったかい皆さんのもとにまた帰ってきます!2014/03/30(日) 17:30〜18:00
NHK総合1・神戸
のんびりゆったり 路線バスの旅「春 日南の海をゆく」[字]
宮崎・日南海岸沿いを南へ。亜熱帯植物が自生する青島、城下町・飫肥(おび)に伝わる四半的、カツオ1本釣りの基地での出船の風景など南国宮崎の穏やかな暮らしを届ける。
詳細情報
番組内容
宮崎市を出発して日南海岸沿いを南へ。亜熱帯植物が自生する島にある青島神社に参拝。城下町・飫肥(おび)では、伝統の四半的を楽しむ人々と出会う。焼酎を飲みながら次々と的を射ぬく90代に驚く。車窓に日向灘を望みながらさらに南下し、目井津港に着く。ここはカツオの1本釣りの基地。岸壁には、これから長い漁に出る漁師たちを盛大に見送る家族の姿があった。南国・宮崎で、心豊かに暮らす人々にふれる旅を届ける。
出演者
【旅人】青山草太
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
趣味/教育 – 旅・釣り・アウトドア
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
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