(イレーヌ)手の空いている者は救護に回れ!我々魔導士の特権はこの国を守る義務ゆえにあるのを忘れるな!
(モルジアナ)はあぁ〜!ドォーン!くっ!
(ドラコーン)突破力が欲しい。
何か…誰か!パリン!パリン!グアァァーー
(アラジン)依り代の「防壁魔法」が!
(アリババ)あっ。
あれは!ムーさん!それとレームの金属器使い!?ネルヴァ様もお早く魔装を。
(ネルヴァ)うるさい!僕は魔装ができないんだ!今ならとどめを刺せる!
(紅明)しかし我々の魔力は限界です。
(シェヘラザード)私の役目もここで終わり。
この体に蓄積された魔力を全て一度に放出する。
それがこの私シェヘラザードの分身体に与えられた最後の超律魔法。
(一同)あっ。
(ムー)くっ!魔力が戻ってくる。
これは…シェヘラザードさん。
(心の声)≪この世界の未来をどうかお願いね≫よしこれなら!うん。
極大魔法。
(紅明)極大魔法。
(紅覇)極大魔法。
(紅炎)極大魔法。
(一同)極大魔法!
(神官)おぉ…。
(神官)お…おのれ!こちら側の世界に来てもまた…。
(シンドバッド)極大魔法「雷光滅剣」!!ズドォーーン!!グアァァァーードオォォーーン!!はぁはぁ…やった…。
(ムー)全力で撃ったぞ。
(白瑛)13人で一斉に極大魔法を放ったのです。
(紅覇)これで倒せない敵がいてたまるか!
(ユナン)あっ。
グオォォォーーー
(玉艶)あははははっ!アルマ・トランのときに72人がかりだったものをたった13人で倒せるはずがないじゃない。
(ムー)くそっ!シェヘラザード様の最後の魔力も届かんというのか!?あっ…。
最後の?
(ムー)俺たちが再び極大魔法を撃てたのはあの方の最後の超律魔法の恩恵だ。
グアァ…グアァァーー…どうしたんだ?なんだか様子が…。
依り代が迷っている。
正確には依り代の核になった人物のルフがね。
あっ。
心当たりはあるかい?アラジン。
それはきっと学長先生だ。
(ヤムライハ)えっ?でもなんだって急に。
(ユナン)ご覧。
あのひと粒の白い光のおかげさ。
(神官)依り代は黒いルフのみで作られるべきはずだというのに。
(神官)あの不純物は一体…。
堕転していない真っ白な人物のルフだ。
みんなの攻撃で力がそがれた依り代を彼が押しとどめているんだよ。
誰なのかは分からないけど。
僕には分かるよ。
(スフィントス)お前は死にたくなくて戦いに出たんじゃなかったのかよ?マルガと生きたかったんじゃなかったのかよ!?
(スフィントス)なんとか言えよティトス!ティトス…。
行ってくるあの中へ。
あっ…。
学長先生のルフに会いに。
そして彼を引き戻す。
学長先生の迷いはこの世界の迷いそのものなんだ。
魔導士と普通の人と…戦争と平和と。
そして白いルフと黒いルフと全てがせめぎ合う運命の渦の中に今この戦場にいる僕らの未来が…この世界そのものの未来が懸かっているんだ。
だから!
(ヤムライハ)アラジン君私も連れていって。
学院長は私の養父なの。
どうしても伝えたいことがあるの。
分かった。
ソロモンの知恵!この力は…。
(ジュダル)あれだ。
あれが見たかったんだ。
俺の生き方を変えちまった力。
(ヤムライハ)この黒い塊は…。
うん…僅かだけど同化してしまっていたんだ。
(2人)あっ。
あっ!やっぱり…。
君が学長先生を止めてくれてたんだねティトスくん。
あっ…。
(モガメット)私は…。
(2人)あっ。
(モガメット)なぜ誰よりも正しく生きられるなどと考えたのだろう。
私の憎しみに駆られた決断で魔導士もそうでない人間も死に追いやってしまった。
(モガメット)私は身勝手にも「非魔導士」たちに望んでいたのだな。
非力な魔導士に助けられるべき存在であることを。
壁を作り続けていたのは私自身だったのだ。
あのね学長先生魔導士だけの王様なんてひどいこと言ってごめんなさい。
そうじゃなかったよ。
マグノシュタットでは今もたくさんの人たちが学長先生の教えを支えに頑張っているんだ。
だから戻ってきて!みんなのところに。
そして伝えておくれよこれからのマグノシュタットのことを!それはできない。
(2人)えっ?なぜ?・ううぅ〜〜…。
(2人)あっ。
うおぉぉ〜…。
あぁ〜…。
うぅ〜…。
・ううぅ〜…。
・おぉ〜…。
(モガメット)私はたくさんの人々を堕転に導いた。
彼らを捨てては行けんよ。
マギであるお前にも彼らを救うことはできないのだろう?うん。
この人たちはずっと昔に死んでる。
堕転したまま死んだ人から抜け出したルフは白いルフには戻れない二度と。
そうか…。
(モガメット)アラジンお前に頼みがある。
なんだい?
(モガメット)お前はこの世界の仕組みを超越したどこかから来た存在だ。
この姿になった今それがよく分かる。
だからどうか黒いルフを白いルフに戻す方法を探してはくれないかね?えっ?世界中の…かつて己を運命を恨みながら死んでいった者たちの命を彼らの家族や愛した者たちの眠る白き流れへ還す方法を。
≪黒いルフを白いルフへ?≫≪そうだよ。
あるかもしれないじゃないか≫≪誰も見つけられなかっただけで本当は…≫最後に会えてよかったヤムライハ。
といっても私にそんなことを言う資格はないがね。
えっ?この人私をムスタシムの王宮からさらって育てたの。
えっ?私は代々王家に仕える一族の娘だったそうよ。
でもそのことをかたくなに隠されて…。
怖かったわ。
私は反乱の道具にするために育てられてるんじゃないかって。
でも違ってた。
あの時代に王宮で魔導士が生まれたらどうなっていたか。
(モガメット)あのときお前は処分されてしまうところだった。
だがお前の出自を隠していたのは事実だ。
知ればお前が出ていってしまうと思ってな。
すまなかった。
お前の人生を私などが縛るべきではなかった。
(ヤムライハ)でも私は幸せだったわ!あなたがいたから!はっ…。
ヤムさん…。
そうだよ僕たちは知ってる。
みんな学長先生のおかげで希望を見つけられたり温かい気持ちになれたんだ。
学長先生がいたから頑張れたんだ。
そう…か…。
パリン!グアァァァー…
(モルジアナアリババ)あっ!
(2人)あぁ…。
(モガメット)ありがとうアラジン。
娘に会わせてくれたことだけじゃない。
この国を守ってくれたことレームとの戦を止めてくれたこと敵対する国々の王が集い力を合わせたのもお前なしではできんことだっただろう。
お前もありがとう。
もういいよ。
さあ行かねば。
そんな…待って!学長先生!
(モガメット)最後に身勝手だが一つマグノシュタットのみんなに伝えてくれんかね?いいよ!なんて伝えればいい?優れた者などどこにも存在しないということを。
魔導士だろうとそうでなかろうと…たとえどんなにほかより10倍も100倍も勝る力を持ったまぶしい誰かがいたとしても…。
(モガメット)委ねてはならない。
間違えずに生きられる者などどこにもいないのだから。
(イレーヌ)モガメット様…。
うぅ…ううっ!ダメだヤムさん!
(ヤムライハ)待って!ずっと…ずっと言いたかったの!ああっ!うっ…。
ごめんなさい!私ずっと…。
あぁ…ううっうぅ…。
あっティトスくん!そんな…待ってくれ!どうして!?どうして君が死ななきゃならないんだ!?ティトスくん!黒いルフが消えた。
今度こそ依り代を完全に消し去ったんだ!
(歓声)
(マルガ)ティトスおにいちゃん。
私いっぱい恩返しがしたいんだ。
だからずっと一緒にいてね。
あっふふっ。
(マルガ)約束だよティトスおにいちゃん。
(ウーゴ)やあ。
アラジンの友達だね。
ふふっ。
(ヤムライハ)うぅ…ううっ…。
あっ。
(ヤムライハ)うぅううっ…。
ああ〜…あぁ…。
んんっ。
(2人)あっ…あぁ。
(3人)ははっ。
・
(兵士)おおっ…。
(3人)あっ。
共通の敵が消えちまったから…。
やめてよ!兵を退くって約束したもんね紅炎おじさん。
いや。
もともと俺たちの目的はここマグノシュタットだ。
戦う相手がすげ替わろうがその目的は変わらん。
そんな…話が違うじゃないか!
(アールマカン)ふん。
煌にはマギともう一人金属器使いがいるはず。
(ミラ)何か奥の手を隠しているのではないか?
(紅明)それはそちら側も分からぬこと。
いかがか?シンドバッド王。
(シンドバッド)痛っ。
(ユナン)こらっ。
せっかく煌とケンカにならないように予防策を講じてきたのに。
ねえ?モルジアナ。
はい。
(シンドバッド)七海連合はレーム帝国と正式に同盟を結んだ。
んん…。
(2人)あっ!
(ムー)そのとおりだ。
シェヘラザード様が最後の戦いに赴く直前に決断なされた。
(シンドバッド)レームと煌に対抗しうる勢力は七海連合しかない。
それがレームと手を組んだ。
どういうことか分かるよな?更に俺は部下であるヤムライハの養父マタル・モガメットが治めていた国を半壊したまま捨て置くことなどできない。
マグノシュタットの再興に力を惜しまないつもりだ。
(紅覇)あいつマグノシュタットをぶんどる気だ。
(紅明)まさかあの男ここまで計算して…。
(紅炎)では俺は…。
(紅炎)このマギを頂く。
(一同)ええ〜〜〜!?約束したもんな?う…うん…。
(紅明)兄王様…。
(紅炎)あの者が領土や権力を望むだけの男ならばここで息の根を止めるのもいい。
だがそうではないはずだ。
ふん…。
存外扱いづらい男だ。
(2人)ふぅ〜…。
・
(スフィントス)お〜いアラジン!
(ユナンモルジアナ)あっ。
あっみんな!
(玉艶)くだらない男だったわねぇマタル・モガメット。
ですが今宵は祝杯を挙げましょう。
シェヘラザードは死に世界の穴を穿つことができた。
次なる暗黒点を仕上げればすぐにでも我らが父をお招きできる。
(神官)しかし玉艶様。
マギの魂はすでにあの場所に還っている様子。
(神官)傲慢なるソロモン王は再びレームの地にマギのルフを落とすやもしれません。
(神官)レーム本国にはシェヘラザードのルフに適合する分身体が残っている可能性があります。
(神官)とすればかの地のマギはすぐにでも完全に復活してしまうでしょう。
(ウーゴ)本当にそちらの子でいいのかい?
(ウーゴ)分かったよ。
さあお行き!新たなマギよ。
君を待つ世界へ。
マルガちゃん。
(マルガ)ティトスおにいちゃんは?・
(ファナリス団員)団長〜!ん?ムー団長!んんっ!て…ててて…転送魔法でおお…お…送られてきて…。
落ち着け。
何が送られてきたって?あっ…。
あっ。
(3人)あっ!
(スフィントス)マルガ!≪ずっと…ずっと一緒だよ。
約束したもんね≫
(2人)あっ!おかえりなさいティトスおにいちゃん!
(ティトス)マルガスフィントスアラジン。
僕は一体…。
(マルガ)ははっ!はははっ!
(マルガ)あはっ!あははっ!ふふふっ!・運命なんて簡単に信じれないけど・おんなじ夢見ていたいはっ。
用は済んだ。
行くぜ白龍。
(白龍)ああ。
アラジン殿モルジアナ殿アリババ殿あなたたちに背を向ける道を選ぶことになり申し訳ありません。
さよなら。
あっ。
ん?アリババさん?いや…行こうモルジアナ。
はい!アリババくん!モルさん!・道は続いてく2014/03/30(日) 17:00〜17:30
MBS毎日放送
マギ #25(最終回)[終][字][デ]
「おかえりなさい」
詳細情報
お知らせ
【番組HP】
http://www.project−magi.com/
【Twitter】
https://twitter.com/project_magi
番組内容
七海連合の金属器使いを引き連れて現れたシンドバッド(声・小野大輔)と、ユナン(声・石田彰)と共に現れたモルジアナ(声・戸松遥)、さらにムー(声・宮野真守)などレーム帝国の金属器使いたちも「依り代」との戦いに参戦する。しかしアリババ(声・梶裕貴)たちの魔力はこれまでの戦いの中ですでに尽きかけてしまっていた。そこでシェヘラザード(声・坂本真綾)は超律魔法を発動させ、金属器使いたちに魔力を分け与える。
出演者
【声の出演】
(アラジン)石原夏織
(アリババ)梶裕貴
(モリジアナ)戸松遥
(練白龍)小野賢章
(ジュダル)木村良平
(シンドバッド)小野大輔
ほか
原作・脚本
【原作】
大高忍「マギ」(小学館「週刊少年サンデー」連載中)
【シリーズ構成】
吉野弘幸
監督・演出
【監督】
舛成孝二
【シリーズ演出】
倉田綾子
音楽
【オープニングテーマ】
ViViD「光—HIKARI—」
【エンディングテーマ】
9nine「With You / With Me」
制作
【制作】
A−1 Pictures
ジャンル :
アニメ/特撮 – 国内アニメ
福祉 – 文字(字幕)
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
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