県立橿原考古学研究所室生埋蔵文化財整理収蔵センターの開所式が29日、宇陀市室生大野の旧室生高校であった。出土遺物の保管や考古学を柱とする文化活動の拠点として運営する。早ければ2017年度に一般公開される。

 同研究所の菅谷文則所長は「出土遺物は国民共有の財産。資料の保管だけでなく公開方法も工夫し、より多くの人に親しめる施設を目指します」とあいさつ。正面玄関に設置する所長直筆の看板(縦160センチ、横39センチ)を公開した。

 これまで分散して保管していた出土遺物が入ったコンテナ(縦54センチ、横34センチ、高さ15センチ)を約3万4千個収容する予定。今後は旧校舎の改修を実施し、16年度の完成を目指すという。(浜田知宏)