室蘭工業大学 認知行動システム研究室 

 
 

室蘭工業大学情報電子工学系学科認知行動システム研究室(寺本研究室)では,実験心理学的手法や脳機能計測法を用いて,人間の知覚,認知および行動の背後にある脳の情報処理の仕組みを明らかにする研究を行っています。


世の中には様々なモノやシステムが存在しますが,必ずしもその究極の端末である人間に最適化されているわけではありません。そのため,人間の生活を便利で豊かにする目的で開発されたにもかかわらず,逆に人間の行動を極端に制限したり,生活を劣化させることもあります。人間の脳の情報処理メカニズムが明らかにし,その仕組みにかなったモノやシステムを作ることによって,人間の生活を豊かにする技術開発へとつながると考えられます。


また,人間の脳には約300億個の神経細胞が存在し,非常に複雑なシステムであるにもかかわらず,複数の感覚器(センサ)から入力された情報を適切に取捨選択,統合し,瞬時に適切な行動を導き出します。間違いも時々ありますが,ほぼ不都合が生じないくらいの精度で情報を処理するかなり優秀な情報処理システムといえます。その処理の仕方がわかり,コンピュータに組み込むことができれば,人間並みの情報処理能力をもったコンピュータやロボットができると考えられます。

研究室概要

キーワード

  1. -室蘭工業大学情報電子工学系学科

  2. -認知行動システム研究室

  3. -人間の知覚,認知,行動

  4. -実験心理学

  5. -認知神経科学

  6. -バーチャルリアリティ

Contact

室蘭工業大学情報電子工学系学科

認知行動システム研究室

050-8585 室蘭市水元町27-1

teramoto(“at”)csse.muroran-it.ac.jp (“at”=@)

  1. -運動知覚におけるマルチモーダル感覚情報処理

  2. -自己運動知覚と空間知覚

  3. -バーチャルリアリティ環境評価

  4. -本物らしさを感じる心的プロセスの解明

  5. -コミュニケーション

最近の研究テーマ