
全国やきとり連絡協議会(全や連)が運営する、ご当地やきとりのフードエンターテインメント施設「全や連総本店東京」が22日、東京・大手町にオープンした。室蘭やきとり発祥の店として知られる「やきとりの一平」(石塚和義社長)も参加した全国7大やきとりの街の人気店が集結。多くのビジネスマンなどでにぎわいを見せており、今後のPR効果が一層期待できそう。
同施設は、全国7大やきとりの街の人気店を一堂に集結させた日本初の取り組み。ご当地やきとり文化の情報発信と大手町の集客・活性化を目的に企画された。ビジネス街に立地し、東京駅にも近いことから、会社員や観光客への情報発信が期待されている。
店舗面積は474平方メートル、座席数は229。メニューにも一工夫。各地のやきとりを1串ずつ皿に盛り付けた看板メニュー「7大やきとり食べ比べセット」のほか、各ご当地食べ比べセットとして、室蘭やきとりセット(5本入り)などが用意されている。
「やきとりの一平」として初の東京出店であり、「やきとりの一平東京サテライト店」でもある。22日午後5時オープンし、大勢の客でにぎわいを見せていた。19日から現地入りしている石塚社長は「出店だけで終わりではない。室蘭やきとりは東京でも知名度がある。少しでもいい方向に進むように頑張っていきたい」と意気込んでいた。
(石川昌希)
【写真=「やきとりの一平」も参加している、東京・大手町にオープンした全や連総本店東京】
|