「月日は百代の過客にして、行きかふ(行かふ)年もまた旅人なり。」
ある日、Facebookの友人が上記フレーズのみあげていて、
ふと思い出したので。
言うまでもなく、上記は「奥の細道」の冒頭。
「奥の細道」は中学の時に全文暗記した。
クラスで誰が一番早く正確に暗記するか、ということになり、
学級委員の私はとにかく一番乗りしておく必要に迫られさっさと暗記。
その後は先生と席を並べてクラスメイトの暗記をテストする役目。。。
よって、余計に記憶が鮮明でもある。
大学一年の最初の講義で指導教官が、
「夫天地者萬物之逆旅、光陰者百代之過客也」と
李白(「春夜宴桃李園序」)の一節を引き、
「これから何を思い出しますか」と突然聞いた。
「奥の細道の冒頭、月日は百代の過客にして行きかふ年もまた旅人なり、です。」と答えた私。
天地は万物を迎え入れる宿のようなもの。
過ぎゆく年月は永遠の旅人のようなもので
流れゆきとどまらない。
そして、儚きこの人生、楽しむことはいくばくもない。
。。。そう言いつつも、決してマイナスなイメージではなく、
この人生を受け容れ、その中で大いに楽しんだらよいではないか、と
感じさせるものがある。
人生は旅。大きな流れの中にある。
生きている間は旅を続けるのだし、
その間に出会うものがよきものでありますように。
ふとそう思う。
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