ハ〜イ! みなさん。今回は、俺の地元・テキサスの『ダラス・モーニングニュース』に掲載された記事を紹介したい。「韓国が戦時中の慰安婦について日本を猛攻撃」という記事だ。読者のみなさんには、「慰安婦=戦時売春婦」であることは、もう説明するまでもないだろう。
記事には、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の発言内容が書かれていた。要約すると、彼女は日本に対して「過去を否定しない勇気が必要だ」といい、安倍晋三首相率いる日本政府については「国家主義で、第2次世界大戦を賛美している」と批判しているという。
原爆を2つも落とされ、無条件降伏に追い込まれ、何年間も国土を占領される屈辱を味わった第2次大戦を日本が賛美しているって? 韓国はそんな分析をしていて、本当に大丈夫か?
同紙によると、朴氏は中国の共産主義者(=習近平国家主席ら)には協調的な言葉を並べているというが、これもおかしい。中国は先の大戦後、東トルキスタンやチベットに軍事介入し、朝鮮戦争に参戦、ベトナムに侵攻、インドやソ連と国境紛争を起こすなど、周囲の国々と衝突して数多くの犠牲者を出している。
日本と中国のどちらが戦争を賛美しているかは一目瞭然だろう。
記事は、朝鮮半島分断の責任が米国にあるような記述となっているが、冗談じゃない。朝鮮戦争で、米軍は3万6000人以上の死者を出しながら、韓国を共産主義者から守った。現在でも約2万8000人の米軍人が、韓国人を守るために命をかけている。
慰安婦問題については、きっかけをつくった人物と、問題を大きくしたメディアがある。