京都での私の大好きな場所のひとつ。

高瀬川起点である「一之船入」。

ここに運河で使用された船が再現されています。

高瀬舟ですね。

「ねかはくは　花のしたにて　春しなん　そのきさらきの　もちつきのころ」（西行）。

西行のような気持ちになるかは各自それぞれ。

私は満開の桜も、散りゆく桜の姿も大好きです。

高瀬川にはらはらと散って行く桜は、今度は川の流れに沿って去って行きます。

かつての人もそう詠んだように無常。

刹那、瞬時、儚さ、これらが見てとれる春景もあとわずかな京都。

船の上にも花筵。