GyaO(ギャオ)というサイト、既に利用した方も多いかも知れません。
利用した方なら分かると思いますが、GyaO(ギャオ)はセキュリティが厳しいため、通常のやりかたではストリーミング動画をダウンロード(保存・録画)することが出来ません。
しかし、GetASFStreamの使い方をマスターすれば、GyaO(ギャオのストリーミング動画をローカルディスクに簡単にダウンロード(保存・録画)できます。
GyaO からダウンロード(保存・録画)した動画ファイル(WMV)は、DRM(デジタル著作権管理)で保護されてます。
Windows Media Player では視聴可能ですが、それ以外は不可能です。他のフォーマットに変換、CDやDVDに焼くなどの再利用も不可能であり、保存した動画はいずれ視聴もできなくなってしまいます。
そこで、DRMを解除すれば再利用は可能になり、視聴もいつでもできるようになります。もちろん、Windows Media Player以外でも再生できます。
「GetASFStream」が持っている「プロトコル解析」を使ってストリーミング動画のURLを解析し、ハードディスクにダウンロード(保存・録画)します。
GetASFStreamをダウンロード
Vista はプロパティの互換性タブにある、互換モード(XP SP2)と特権レベルにチェックを入れてください。
例として、GyaOで視聴できる「あしたのジョー」のストリーミング動画をローカルにダウンロード(保存・録画)します。
「GetASFStream」を起動させ、ルーペみたいな「プロトコル解析」ボタンをクリックします。
デバイス選択を聞いてきますので、使用中の接続環境を選択します。
次に、視聴したい「あしたのジョー」のストリーミング動画をクリックします。
本編が流れ「プロトコル解析」の「URL」欄に表示された一番上のURLを選択し、「DL指示」をクリックします。
ダウンロードが始まったら「ストリーミング動画」「プロトコル解析」は終了させます。
ダウンロードが終了すれば、ストリーミング動画は指定のフォルダに保存されます。
「URL Snooper 2」を使って動画ソースのURLを解析します。キーワードを使ってURLを絞り込めるため、ターゲットとなるURLしか表示しません。
URL Snooper 2をダウンロード
インストールの途中で、「Lanch WinPcap 4.1.2 Network Sniffing Engine Install」というチェックボックスが出てくるので、これにチェックを入れ、「Finish」を選択してください。
「Serch」タブを選択し、「Keyword Filter」に「mms」と入力します。
あとは「Sniff Network」ボタンをクリックすれば、ネットワークの監視を開始します。
例として、GyaOで放映中の「あしたのジョー」のストリーミング動画のURLを解析します。
「URL Snooper 2」の「Sniff Network」ボタンをクリックし、ネットワークの監視を始めます。
次に、「あしたのジョー」のストリーミング動画を再生させ、「URL Snooper 2」に切り替えます。
「URL」欄に表示された一番上のURLを右クリックし、一番上の「Copy Selected URL(s) to Clipboad」を選択します。
これで、ストリーミング動画のURLの解析は終わりです。「URL Snooper 2」「ストリーミング動画」は終了させてください。
「URL Snooper 2」で得た動画ソースのURLで、ストリーミング動画をダウンロードします。
GetASFStreamをダウンロード
Vista はプロパティの互換性タブにある、互換モード(XP SP2)と特権レベルにチェックを入れてください。
GetASFStreamを起動させると、クリップボードの監視が有効になっているのでURL設定のウィンドウが開き、URLの欄には先に調べたストリーミング動画のURLが自動的に貼りつきます。
そして、「追加」ボタンをクリックします。
次に、赤いボタンの「ダウンロード」をクリックします。
ダウンロードの状況がログで分かるようになっています。ログに「終了」と表示されたらダウンロードは完了です。
プロトコル解析、CMのスキップ、保存先などを詳細に設定します。
メニューの「共通設定」から「初期値-DL詳細設定」を選択します。
「共通項目」タブを選択し、「ライブ連続取り込み回数設定」は長時間の録画をする場合に備えて「50」程度に上げておきます。
ダウンロード中に動画の自動再生を行わないように、「自動遅延再生を行う」のチェックは外します。
「MyPlayerを使用する」のチェックを外します。
「プロトコル解析にWinPcapを使用する」にチェックを入れます。
Vistaでグレーアウトしている方は、GASのプロパティにある互換モードにチェックを入れてください。
「WinPcap」をお持ちでない方は、インストールしてください。
WinPcapをダウンロード
「個別項目2」タブを選択します。
「保存」ボタンをクリックし、ダウンロードした動画ファイルを保存するフォルダを指定します。
「DL完了後、強制的に次のデータを読み込んでみる」
「タイムコードを自動補正する」をチェックする。
「指定時間[秒]以下のコンテンツは記録しない」をチェックし、時間を70秒程度に増加します。
「通信タイムアウト」を10秒程度にします。
「ファイル名設定」タブを選択します。
「同名ファイルが存在する場合連番を付加する」をチェックします。
「URLに[ ]が含まれている場合、[ ]内のデータをパターン展開する」にチェックします。
「適用」ボタン「OK」ボタンの順にクリックします。
これでGetASFStreamの初期設定は終わりです。
現在使用しているネットワークアダプターを設定します。
自動でネットワークアダプターを探しますが、「Cancel」をクリックして中止させます。
次に、メニューの「File」-「Advance Mode」をクリックします。
「General Options」と書かれたタブを選択し、「Network Adapter」のプルダウンメニューから、現在使用しているLANアダプターを選択します。
「Auto determine Network Adapter on Startup」のチェックをはずします。
これで「URL Snooper 2」の初期設定は終了です。