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29 Mar 2014 05:04

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ポール、外国人ソロ初「国立」5月17、18日 大トリ飾る

スポーツ報知 3月27日(木)7時4分配信

 昨年11月に11年ぶりの日本ツアーを行った元ビートルズのポール・マッカートニー(71)が5月に再来日公演を行うことが26日、分かった。5月17、18日の東京・国立競技場、同24日の大阪・ヤンマースタジアム長居の3公演。ポール自身が日本に戻ってくることを熱望したため急きょ決まった。昨年の日本ツアーの最終公演で「マタ、アイマショウ!」と日本語で呼び掛けていたが、わずか半年で約束を果たすことになる。

 昨年11月の日本ツアーで約26万人を動員し、ファンだけでなく、日本中を熱狂させたポールが再び日本に戻ってくることになった。

 前回のツアーでは、東京、大阪、福岡の3か所で6公演を行い、年齢を感じさせない若々しいパフォーマンスでファンを驚がくさせたポール。ファイナルの11月21日の東京ドーム公演では最後に「マタ、アイマショウ! See You Next Time!」と叫んだことがファンの間でも話題となっていたが、その約束がわずか半年で実現することになった。

 昨年5月からのワールドツアーを4月に再開し、南米6公演を行った後に再び日本に上陸する。ポールは滞在中から日本の観客の盛り上がりに感激していたようで、12月中旬頃には「また日本でコンサートがしたい」という要望が日本の招へい元のキョードー東京に寄せられた。さらに「今度は屋外でやりたい」という希望も添えられていたことから、国立競技場での公演が決まった。

 国立での海外アーティストのコンサートは、1996年に3大テノール(パバロッティ、ドミンゴ、カレーラス)が行っているが、単独では初めて。同競技場は7月から20年の東京五輪に向けた改修工事に入るが、公演関係者は「競技場関係者からコンサートはこれが最後と聞いている」という。

 ポールの日本公演は90年、93年、02年、13年に続き5度目。75年、80年には薬物騒動で直前に公演がキャンセルされ、日本とは縁遠い存在になりかけたこともあっただけに半年後の再来日はファンにとってはうれしいサプライズ。同関係者も「前回は11年間ラブコールしてようやく実現したのが、まさか半年後にまた来てくれるとは」と驚いている。

 今回の再来日ツアーでは、国立2公演、大阪1公演の3公演で合計15万人を動員予定。前回のツアーでは「レット・イット・ビー」「イエスタデイ」など総曲数の約8割をビートルズナンバーで占めていたが、日本最大級の会場ということもあり、ポールは前回とは曲目や演出を変更する意向も伝えてきているという。

最終更新:3月27日(木)7時32分

スポーツ報知