浅沼晋太郎、田村ゆかり、花澤香菜、斎藤千和ら出演のTVアニメ「のうりん」最終回コメント到着!(前半) 2014年3月28日 18:15
TOKYO MX、テレビ愛知にて好評放送中のTVアニメ「のうりん」。本日3月28日(金)より放送となる最終回・第12話の収録を終えた、浅沼晋太郎さん(畑耕作役)、田村ゆかりさん(木下林檎役)、花澤香菜さん(中沢農役)、斎藤千和さん(戸次菜摘役)、井上麻里奈さん(良田胡蝶役)、加藤英美里さん(若旦那役)のコメント前半を紹介する。
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⇒ 最終回・第12話収録後コメント後半はこちら
●全力で駆け抜けた収録。先輩の全力の下ネタも勉強に!?
――まず最終回の収録を終えた感想をお願いします。
畑耕作役・浅沼晋太郎:短距離走みたいなアニメでした(笑)。息を切らしながら全力疾走していたらあっという間に終わって。パロディとか下ネタとかヒドいなと思う反面、突然いい話もあったりして、新鮮な驚きが毎回ありました。
木下林檎役・田村ゆかり:最後までブレなかったなと。最終回を見ていただければわかると思いますが(笑)。私も全力で走り抜けました。
戸次菜摘役・斎藤千和:私、まじめな話の時、出番がなくて……。
一同:(爆笑)。
斎藤:まじめな話なんて、あったっけと(笑)。浅沼さんの熱量がすごいなといつも思っていて。
浅沼:いつも必死です。
斎藤:ツッコミって単調になりがちだけど、いろいろバリエーションがあって、勉強になりました。
浅沼:やめて!(笑)
中沢農役・花澤香菜:私はアフレコで、先輩達の全力の下ネタがいつも楽しみでした。
浅沼:農もそれなりにすごかったよ!?
花澤:農も確かに言ってましたけど、それも楽しみにして(笑)。収録で見ているはずなのに、またオンエアでも楽しめて。いろいろな魅力やおもしろさがある作品だなと思いました。
良田胡蝶役・井上麻里奈:ポイントポイントで出演させていただきましたが、自分が出演していない回も楽しみで。「何が起こっているのかな?」と思ってオンエアチェックすると、本当にひどいので。もちろん、ほめ言葉ですよ!朝出かける準備をしながらチェックするんですけど、見ると最高に元気になれるんですよね。そんな作品です。
若旦那役・加藤英美里:私は一番、視聴者の皆さんに近い部分で参加させていただいていましたが、基本的に若旦那は別録りでみんなと絡むことがなくて(笑)。現場でみんなの背中を見ながら、大変そうだなと眺めてました。この作品はアドリブが多くて、しかもオンエアを見ると採用されていることが多くて。自由度の高さがすごいなと見ていて楽しい作品でした。
浅沼:でもオンエアを見てて一番、「おおっ!」って思ったのは若旦那のところで。
加藤:どうして?
浅沼:絵で耕作やベッキーたちとシンクロしてて。指を一緒に差したり、耕作が「えっ?」と言うと……。
加藤:「キュ?」と反応して。
浅沼:意外と、若旦那と意思疎通できてるんだなーって(笑)。
●大変だったVチェック。家族に隠れて?
――自身のキャラを演じて、楽しかったことや大変だったことは?
加藤:楽しかったことしかないですね。難しかったところはVチェックで、若旦那を見つけられないことが多かったことです。途中から香盤表のAパート、Bパートに○がつかなくなり、自分で若旦那探しをしました(笑)。台本のト書きにもないところに「あっ!こんなところにいた!」みたいな。演じる上では、ベッキー合わせでヨーイドンしたり、他のキャラに合わせるところが一番楽しかったです。
井上:胡蝶は皆さんと違って、そんなに変わったキャラではないので、作品の良心的な。
浅沼:待て待て(笑)。
井上:すごく純粋な女の子だったので、私自身、かわいいなと思いながら演じることができました。あとこの作品は専門用語が多いので、よく、みんなと確認しながらアフレコしたなという印象があります。
花澤:本当に皆さん、キャラが濃くて。
浅沼:農もでしょ!
井上:農もひどかった!
花澤:農も我が道を行くので、他のキャラに惑わされず、ブレないことが難しかったです。耕作が変なこと言ってても、無視してしゃべり続けなきゃいけなかったり。あとは方言がやっぱり大変でした。
浅沼:でも方言指導の方が直しに来る回数が段々、減っていったよね。
花澤:岐阜弁をしゃべるのは初めてだったけど、何とかできて、よかったです。
斎藤:もう大変なところしかない。楽なところなんてない(笑)。
一同:(爆笑)。
斎藤:言葉の意味は考えないことと、絵は後からついてくるという気持ちで押し切って。
浅沼:8話を見て、当たり前だけど、やっぱプロだなーと。
斎藤:中途半端にやるより、あれだけはっちゃけたほうがやりがいあって。
一同:(爆笑)。
田村:難しかったことはないですけど、他のキャラに比べて林檎は個性がないので……。
井上:ああいう個性では?
田村:(笑)。埋もれないようになればいいなとは思っていました。でも、どうすることもできないので、「絵、頑張れ!」と(笑)。
浅沼:「絵の方がついて来い」みたいな(笑)。パロディにしろ、アドリブにしろ、スタッフさんのふところが広いのか、何も恐れていないのか(笑)、僕が以前、雑談で話した「あ●花」のパロディまで入って。主人公が「地底人」と書かれたTシャツを着ていたので、耕作も「地方人」というTシャツ着てたらいいんじゃないかなって言ったんです。しゃべらず、絵だけでパロディできないかなという発想から冗談で提案したんですけど、採用していただいて。そうかと思えば、「そこは気を遣ってNGにしちゃうんだ!?」というところがあったり。
一同:(爆笑)。
浅沼:各方面への土下座のし過ぎでスタッフさんの額やひざがすりむけないか、心配です(笑)。スタッフさん達も思い切り楽しんでいるのが伝わってくる作品だったので、Vチェックの時から息が切れるほど大変だったけど、一緒に楽しんで作れたことがうれしいです。
●印象的なのは衝撃的なシーンばかり!?
――印象に残っているエピソードやシーンは?
斎藤:全部濃くてわかんない!
浅沼:8話のベッキーはすぐに挙がると思うので(笑)、2話で。2話にして既に農業をしてないという。Twitterでも「♯農業しろ」って出て(笑)。王様ゲームと……。
井上:パンツ?
浅沼:そう、パンツのことしか言ってない2話はすごいなって。
田村:私は11話ですね。「田舎が好き」という素直な気持ちを林檎が表に出したシーンが印象的でした。
浅沼:2番目でそんないいエピソード選ばれたら俺、バカみたいじゃん!
田村:え~、そうかなあ?
斎藤:私は1話の最初がめちゃめちゃ印象に残ってます。ゆかたんのライブシーンがすごくて、オンエアを見てビックリしました。
浅沼:そのライブシーンで一つだけ心残りなのが、リアルにしようと思って、「ゆかた↓~ん↑」と語尾のイントネーションを上げたら悪目立ちするからとカットされたこと(笑)。
花澤:私は、ウッドマン林太郎が出てきてからというもの、頭の中がウッドマンに支配されてしまって。
一同:(爆笑)。
井上:わかる!
花澤:きのこの解説がツボ過ぎて。檜山(修之)さんの声も素敵でした。
斎藤:きのこの名前が全部必殺技に(笑)。
浅沼:「ぶなしめじッ!」(檜山さん風に)
斎藤:「なめたけェ~!」(檜山さん風に)
井上:自分は出てなかったけど、四天王の回が衝撃的で。「最高にヒドいなこのアニメ」と思った回でした。
浅沼:10話もまあまあひどかったでしょ!
井上:継がブレブレでちょっとよくわからなかったから、どうでもいい。
一同:(爆笑)。
井上:収録に参加してなくて、翌週に谷山(紀章)さんにたまたまお会いして、「どんなキャラだったんですか?」と聞いたら、「普通のキャラだよ」と言ってて。「そうなんだ」と思って4話を見たら、なんとBLキャラで。「ウソばっかり!!」(笑)。
TVアニメ「のうりん」
【放送・配信情報】
<放送局>
TOKYO MX:毎週金曜25:00~
テレビ愛知:毎週土曜26:20~
サンテレビ:毎週日曜25:00~
岐阜放送:毎週日曜26:20~
BS11:毎週月曜24:30~
アニマックス:毎週金曜22:00~、27:00~/毎週土曜22:30~
<配信サイト>
dアニメストア、ニコニコ動画、バンダイチャンネル
【スタッフ】
原作:白鳥士郎(GA文庫/ソフトバンク クリエイティブ刊)
キャラクター原案:切符
監督:大沼心
シリーズ構成:横手美智子
キャラクターデザイン:小野田将人
音響監督:鶴岡陽太
アニメーション制作:SILVER LINK.
【キャスト】
畑耕作:浅沼晋太郎
木下林檎:田村ゆかり
中沢農:花澤香菜
過真鳥継:羽多野渉
良田胡蝶:井上麻里奈
戸次菜摘:斎藤千和
若旦那:加藤英美里
バイオ鈴木:大坪由佳
マネー金上:東内マリ子
他
<Introduction>
県立田茂農林高校―通称『のうりん』。
主人公・畑耕作は、その『のうりん』に通うちょっぴりアイドルオタクな高校生。
そんな彼の通う学校に転校してきたのは、
憧れの超人気アイドル草壁ゆか……?
方言幼馴染、メガネ美少女、ラブリー小動物、
巨乳少女!妄想系女教師!パンツ!足フェチ!
そして謎の転校生…
ここには青春の全てがあるッ!!
農業学園を舞台に繰り広げられる、
ハイテンション学園ラブコメディー!!
©2014 白鳥士郎・SBクリエイティブ/のうりんプロジェクト