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ハードディスク換装
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裏から見て、ハードディスクは左下です。
面倒な事は一切なくネジ1本で外せます。 もちろん、 バッテリーやケーブル類を外してから 作業します。
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カバーを外すとハードディスクがマウンタに
セットされて入っています。
取り出すときは、見えにくいですが黒い
テープをもって引き出します。
カバーをあけたときに挿入位置を
確認しておくといいと思います。
外側1cmくらいの隙間があります。
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左が、マウンタにセットされたハードディスク
サイド・ラバー・レールでとめてあり、
マウンタに4つのネジで固定してあります。
右がむき出しのハードディスクです。
入れ替えてやれば、交換は簡単です。
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ハードディスクの交換自体は、このように簡単ですが、重要なのはデーターをどうやって移行するかです。
シンクパッドは、ハードディスクのDtoD領域にリカバリーデーターが収められていて、CDがありません。
DtoD領域さえあれば、いつでも、ハードディスクを工場出荷状態にもどせるのです。
本体にOSのシリアルが貼ってあるので、OSのCDをもっていれば大丈夫だと思いがちですが、
デバイス・ドライバー等をあてるのに苦労することになります。
かりに集めてきたとしても、DtoD領域のないハードディスクは完全な換装とはいえません。
※DtoD領域はシステムから見えないようになっていて、ツールを使わないとコピーできません。
なお、リカバリーCDを作成してリカバリーしなおすことにより、DtoD領域をコピーすることもできます。
メニューのデータの移行(DtoD等)で、DtoD領域の移行を考えていきたいとおもいます。
まず、新しいハードディスク選びです。
2.5インチの厚み9.5mmのものを使います。
容量が大きくて、速いのがいいですね。
320GB、7200prmのものが理想です。
選んだのは、日立の Travelstar 7K320
HTS723232L9A360 です。
シリアルATA300で、色々問題もありそう
ですが、気にせずトライしてみましょう。
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シリアルATAについて
シリアルATAとシリアルATA2があります。転送速度の違いがありますが、互換性がありますのでまぜて
使っても問題ありません。できれば上位の規格に合わせるのがベストです。
S-ATAのパソコンに、S-ATA2のハードディスクをつないでも、S-ATA2の性能になりません。
S-ATA2のパソコンに、S-ATAのハードディスクをつないでも、もちろんS-ATA2の性能になりません。
一番よいのはシリアルATA2のパソコンにシリアルATA2のハードディスクをつなぐことですね。
また、シリアルATA300とはシリアルATA2のことです。シリアルATAのことをシリアルATA150ともいいます。
シンクパッドで使えるハードディスクについて
Lenovoの2.5インチの9.5mmのシリアルATAのハードディスクであれば、問題なく使えます。
ただ、値段が高すぎるというのが問題ですが。
他社の製品も使えるようにファームウェアのアップデートが出ています。
対応するハードディスクを確認して購入し、ファームウェアをアップデートできるようにCDを作成してください。
■lenoveのサイトのサポート情報も参照してください。
対応ハードディスクやファームウェア・アップデートCDの作り方の情報が載っています。
※今回、新しく用意したハードディスクは、対応表に載ってないみたいですが、かまわずやっちゃいました。
換装前
HITACHI Travelstar 5K160
HTS541640J9SA00 |
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換装後
HITACHI Travelstar 7K320
HTS723232L9A360
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数値的には跳ね上がりましたが、操作上の体感はそれほどはわかりませんw。
起動時間は格段に短くなりました。^^
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