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地域の地位 住民投票で決定を
3月29日 0時01分

地域の地位 住民投票で決定を
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ウクライナ東部でロシア寄りの住民を中心に自治権の拡大を求める動きが出ているなか、大統領職を追われたヤヌコービッチ氏が声明を出し、「それぞれの地域がウクライナの中でどのような地位を占めるのか住民投票で決めるべきだ」と述べ、東部での動きを後押しする姿勢を示しました。

ウクライナの大統領職を追われロシア政府の保護下にあるとみられるヤヌコービッチ氏は、28日、ロシアの通信社などを通じてウクライナ国民に向けた声明を発表しました。
声明はロシアがクリミアの編入を宣言してから初めてで、「暫定政権は武力を使って地域を安定させようとしたが、住民の反発を受けクリミアを失うことになった」と述べ、暫定政権の対応がロシアによる編入を招いたと強く批判しました。
そして、ロシア寄りの住民が多いウクライナ東部でも、ロシアへの編入や自治権の拡大を求めるデモが起きていることを受けて、「それぞれの地域がウクライナの中でどのような地位を占めるのか住民投票で決めるべきだ」と述べ、東部での動きを後押しする姿勢を示しました。
そのうえで、「5月に予定されている大統領選挙ではなく、住民投票こそが国の主権と領土の一体性を保つことにつながる」と強調し、東部の自治権を拡大して連邦制を導入すべきだと主張するロシア側に同調する考えを示しました。

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