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レッズのサポーター 11団体解散3月29日 0時01分
サッカーJ1の浦和レッズは、今月8日の試合で一部のサポーターが掲げた横断幕が差別的だと判断された問題などを受け、サポーターの11のグループが解散を申し出たことを明らかにしました。
レッズは、今月8日の試合で、一部のサポーターが掲げた英語で「ジャパニーズオンリー」と書かれた横断幕がJリーグから差別的だと判断され、史上初めてとなる無観客試合の開催という重い制裁処分を受けました。
この問題でレッズは、横断幕を掲げたサポーターのグループを無期限でレッズのすべての試合への入場を禁止する処分とし、このグループは解散していました。
こうしたなか、解散したグループとは別の11のサポーターグループから27日、解散の申し出があったということです。
レッズによりますと、解散を申し出たのは、サポーターグループの中でもこれまでホームの埼玉スタジアムのサポーター席で中心となって応援していたグループということです。
また、サポーターグループからは「過去のトラブルについて、当事者としての責任を認識し、全員で解散を決めた。今後は、差別撲滅に向けた取り組みを含め浦和レッズのために行動していきます」というコメントがあったということです。
レッズは今回の問題を受けて、サポーターに、試合で横断幕や旗などを掲げることを禁止したほか、新たな観戦ルールづくりを進めています。
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