2014-03-28
■[告知]大屋雄裕『自由か、さもなくば幸福か?』(筑摩選書)刊行記念トークセッション「新世紀の社会像とは?」
自由か、さもなくば幸福か?: 二一世紀の〈あり得べき社会〉を問う (筑摩選書)
- 作者: 大屋雄裕
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2014/03/12
- メディア: 単行本
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2014年4月5日(土) 14時30分開場、15時スタート!
この社会はこれから、どうなっていくのか? 一体いかなる社会が、望ましいのか?
考えられる未来の社会像として、次の三つがある。
一つ、安全の保障などを国家に求めたりせず、各人の自力救済が前面化する「新しい中世」。
一つ、一人ひとりが好き勝手に振る舞っても、社会全体の幸福が自動的に実現するような社会。
一つ、誰ひとりとして例外なく「監視される」対象となる、ミラーハウス社会。
このなかで最も望ましいのは、一体どの社会だろう?
『自由か、さもなくば幸福か?』(筑摩選書)を刊行した大屋雄裕氏は、いずれも耐えがたいとしながらも、次善の選択肢として、三つ目の「ミラーハウス社会」が望ましいと結論づけている。なぜならこの社会は「正義」にかなっているし、社会のルールに抵触しなければ、各人は自由な生き方を追求することができるからだ。そう大屋氏は言う。
ほんとうに、そうなのか? もしそれが「次善の選択肢」であるとして、いかにしてこの社会は実現し得るのか?
こうしたテーマをめぐって、社会倫理学者である稲葉振一郎氏と大屋氏が徹底討論!
『自由か、さもなくば幸福か?』にも引用されている、「我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこに行くのか」というゴーギャンの問いを、いま、この時代において、改めて探究する試みでもある。ぜひ、ご参集を!
【登壇者紹介】
大屋雄裕(おおや・たけひろ)
1974 年生まれ。法哲学を専攻。現在、名古屋大学教授。著書に『法解釈の言語哲学――クリプキか
ら根元的規約主義へ』(勁草書房)、『自由とは何か――監視社会と個人の消滅』(ちくま新書)等がある。
稲葉振一郎(いなば・しんいちろう)
1963 年生まれ。社会倫理学を専攻。現在、明治学院大学教授。著書に『リベラリズムの存在証明』
(紀伊國屋書店)、『「公共性」論』(NTT 出版)、『経済学という教養』(ちくま文庫)、『社会学入門――“多
元化する時代”をどう捉えるか』(NHKブックス)等がある。
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