白と黒…字義通り、色彩として考えるならば、どちらも大好きな色です。
別の意味を加えるならば、やはり真っ白な方がいいと思います。腹黒いのは嫌ですね。
そういう自分にも腹黒いところがあるかもしれませんけれど…。
それと、心に闇を抱いている友人に宛てて書けば、いつか光が見えることを信じて歩んでいって欲しいと思います。それはきっと白く輝く光だろうから。それに向かってゆっくりと進んでゆけばいいのよ、と。
白い光に向かって…もしかしたら、私もそうかもしれません。
研究者というのは絶えず黒い闇の中に光る白いものを見つけなくてはいけないから。
吐く息ももうすぐ白くなりますね。冬を感じる瞬間です。
そして、白い雪。あんな黒い雲から真っ白な雪が舞い降りてくるんですね。
寒いけれど、つい見つめてしまいます。
すべては白い色(光)から始まる気がします。色彩学には詳しくないですが、白から、いろいろな色へと染まってゆくのでしょう。何色に染まるのか、怖いような、でも、楽しみですよね。すべては白に帰すというか。
一方で、黒はすべてを覆うような気がします。何色にももう染まらないという意志の表象。だからといって悪ではない。強い意志としての黒にも魅力を感じます。
どちらが好きかと聞かれれば、どちらも好き。
だって、対極にあるもの同士、なくてはならないものですから。