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羽生、大逆転Vは「意地と気合」=フィギュア世界選手権・男子FS

スポーツナビ 3月28日(金)23時12分配信

 フィギュアスケートの世界選手権第3日は28日、さいたまスーパーアリーナで行われ、男子フリースケーティングでは、ソチ五輪金メダルの羽生結弦(ANA)が、フリー191.35点、合計282.59点で初優勝。ショートプログラム(SP)3位からの逆転Vを飾り、ソチ五輪、GPファイナルとあわせてビッグタイトル三冠を達成した。

 羽生は演技後、「本当に危なかったけど、本当に楽しい試合でした」とコメント。主要ビッグタイトルを総なめにしたシーズンとなったが、それにおごらず「記録よりもしっかり自分自身が成長できるようにやっていきたい」と、早くも気持ちを引き締めていた。

 以下は羽生の演技後のコメント。

■羽生結弦「自分がやってきたことを信じて」

「本当に危なかったです。演技内容もけっこう危ないシーンがあったし、ポイント差もほとんどなく本当に危ない試合でした。でも本当に楽しかったです。

(プレッシャーは感じた?)それよりも追いかける楽しさがありました。緊張もしましたし、勝たなきゃいけないという思いもありましたけど、やはり『絶対勝ってやる』という気持ちのほうが強かったです。

(演技終わったあとに顔をしかめていたが?)体はいっぱいいっぱいでしたね。シーズン最後の試合だったので、最後までやり切れたのはコーチとトレーナーの先生と、支えてくださった方々のおかげです。まず彼らに感謝して、あと体もよく頑張ってくれたなと思います。

(4回転2本入れたときの気持ちは?)今回の試合でトゥループはすごく良かったんですけど、ショートが終わってから調子が良くなくて、ちょっと緊張はしました。サルコウで耐えたので、変な力も入らずに、良いトゥループができたんじゃないかなと思います。

(サルコウで耐えたときはどんな気持ちだった?)こけると思っていました。あのサルコウはやばいなと。最終的にこうやって立ちきることができたので、これは今後の成長につながると思います。

(練習でもトゥループは苦戦していたが、どうやって修正した?)アンダーローテーションを取られたのが自分でも悔しくて、一生懸命いろいろ考えたんですけど、最終的には考えるんじゃなくて、自分がやってきたことを信じて、タイミングと音だけで跳ぼうと思っていました。

(金メダリストとして責任があると言っていた。競技前と優勝したあとでどう気持ちは変わった?)競技前は、プレッシャーがありつつも、慢心もありました。やはりショートには絶対的な自信もありましたし、今季通して、練習通しても良い感じで来ていたので、慢心がありました。優勝してからはとにかくうれしいなと。本当に楽しい試合でした。

(逆転できた一番大きな要因は?)意地と気合です(笑)。

(取れるタイトルは全部取ったがまだハングリーな気持ちはある?)やはり今季の3つのタイトルは取りましたけど、来シーズンやそれ以降はまた違うタイトルです。今シーズンのタイトルはあくまで今シーズンのものでしかないので、新しい試合に向けてしっかり頑張りたいと思います。

(町田の得点は分かったうえでの演技だった?)いや、分かってなかったです。ただ合計点数の横に1位とついていたので、すごくうれしかったです。

(けがは?)ひざも大丈夫ですし、足首も問題ないですね。本当に今季通してけがも少なく滑れたことは、カナダと日本の先生のおかげだと思います。

(ヤグディン以来のダブルタイトルだが、記録を作っていきたいという気持ちはより強くなった?)記録よりも、彼に近づけたかなという気持ちです。ただ僕にとっては、はっきり言って記録でしかないので、記録よりもしっかり自分自身が成長できるようにやっていきたいと思います」

最終更新:3月28日(金)23時12分

スポーツナビ

 

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