ひきこもり村ことスラムが、クラウドファンディングをやっちょります、「人生のとまり木」村です
クラウドファンディングをご存知ですか。俺流に説明するなら、目標達成ゲーム機能を備えた、特典つき寄付金集めです。きな臭いので、今まで近づかずにいましたが、私が小屋を建てようとしている、ひきこもり村ことひきこもりスラムで、このたびクラウドファンディングをすることになりました、というか、すでにスタートしているのです。
和歌山県新宮市に”人生のとまり木”となる村をつくる
ばーん。↑私が小屋を建てようとしているのがこの場所です。過去にブログにも書いてあります、例えばこれとか。広さは約1000坪、といっても1000坪がどれくらいの広さか分かりにいくと思うので例えると、運動場くらいの大きさです。草木生い茂る空き地で、どっからどこまでがスラムなのかわからないほど広いですよ。
荒地を開墾し、種を蒔く
↑これは共育学舎&スラムの主宰者である三枝さんが、スラムとクラウドファンディングについて書いたブログのエントリー。
はじめての夜
↑そしてこちらは、村の建設開始を記念しておこなわれた「プリミティブキャンプ」の様子です。写真を見ると、近所の河原に住み着いちゃたホームレスふうですが、気のせいです。寒い時にキャンプすると、えてして西成っぽくなります。
私がうつ太郎になって、家でごろごろしている間にも、着々とスラム計画は進んでいました。今回、スラムだとかひきこもり村では、パンチがありすぎるということで、「人生のとまり木」村という名称で、クラウドファンディングを始めています。
MotionGallery(モーションギャラリー)というクラウドファンディングサイトは、仕組みが他のところと少し違っていて、目標金額に達成しなくても成立する。ゼロか100かいう形ではなく、目標金額に達しなくても、集まったお金を(たとえそれが1円だったとしても)受け取ることが出来ます。ここが他のところと違うところですね。ならば、何のための目標設定金額を設定しているのかというと、手数料を決めるためです。目標金額の50万円に達すれば手数料は10パーセント、達しなければ手数料は20パーセントになります。
もうひとつ特徴は、クレジットカードの他に銀行振込にも対応しているところ。私もせっかくだからと、銀行振込で一口申し込んでみました。まずは会員登録。それが済んでから、応援チケットの購入(つまり寄付の申し込みを)します。そして指定された銀行口座(住信SBIネット銀行)にお金を振り込む。
寄付の特典に、村づくり体験というのもあります。もしスラムや共育学舎に興味があるけれども、どうにも勇気が出ない、若くないし35歳までという年齢に引っかかる、俺はかつちゃんみたいにニヤニヤしながらタダ飯にありつくなんて出来ない、という遠慮深い人には、村づくり体験特典のついた1万円〜3万円のチケットがお薦めです。誰でも平成屯田兵に志願できますぞ。
私もまた4月中旬に1週間ほど和歌山に行ってまた小屋作りを再開する予定です。どうよ。貧乏アパートとホームレスの中間に位置する、愉快な低品質住宅、人生とまり木ハウス。親が死んだらどうするとか、生活保護を受けるのは大変だとか、そういうことを「都市」で悩んでいても、何一ついいアイディアは出てこないくせに、高い家賃で確実に貯金が減っていくので困ります。
働かないで食べていけるんなら、それはユートピアなんじゃないのか。科学の進化とか、繁栄ってそういうことなんじゃないのか。必死で働かないと食えないというのは、貧しいのではないか。人類の夢を、正しく追いかける。オラに怠気玉をわけてくれい。
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コメント
はじめまして。時間のあるときにたまに見ていやされてますー。すみません、質問なのですが、「人生のとまり木」村は、35歳までじゃないと入れないのですか? ちょっとページを見たら、年齢制限はなさそうだったので、ちょっと気になりました。
投稿: りょう | 2014年3月26日 (水曜日) 01時05分
止まり木村は年齢制限はありません。
文章が分かり難くてすみません。
年齢制限があるのは共育学舎です。
http://kyouiku-gakusya.itrobo.net/support.html
でも42歳のひきこもりおじさんも滞在させてもらえているので
相談すれば大丈夫? かなと思います。
投稿: 勝山実 | 2014年3月26日 (水曜日) 13時18分
「人生のとまり木」とは素敵な名前ですね。”スラム”も悪くはないと思いますが、不衛生、犯罪、貧困といった一般的なイメージを払拭するのに余計な労力を費やすことになると思います。今回の英断を称賛いたします。
投稿: 245 | 2014年3月28日 (金曜日) 10時48分