<世界フィギュア>羽生、逆転の金メダルで3冠 町田が銀
毎日新聞 3月28日(金)21時10分配信
フィギュアスケートの世界選手権第3日は28日、さいたま市のさいたまスーパーアリーナで行われ、男子は、ソチ冬季五輪金メダリストで、26日のショートプログラム(SP)3位の羽生結弦(ゆづる)=ANA=が、4回転などジャンプを次々に決め、フリー191.35点、合計282.59点で、町田樹(たつき)=関大=を0.33点上回り、逆転で初優勝を飾った。日本男子の世界選手権制覇は、2010年の高橋大輔(関大大学院)以来2人目。
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SP首位の町田はフリー184.05点、合計282.26点で2位となり、銀メダル。町田はSP、フリー、合計の全得点で自己最高を更新した。世界選手権で日本勢が1、2位を独占したのは男子では初めて。
羽生は昨年12月のグランプリ(GP)ファイナル、ソチ五輪と合わせてシーズン3冠に輝いた。五輪シーズンの3冠は、01〜02年シーズンのアレクセイ・ヤグディン(ロシア)以来2人目の快挙となった。
SP2位のハビエル・フェルナンデス(スペイン)がフリー179.51点、合計275.93点で銅メダル。SP6位の小塚崇彦(トヨタ自動車)はフリー152.48点、合計238.02点で6位だった。
最終更新:3月28日(金)22時1分
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