【申請方法】子ども一人に1万円。子育て世帯臨時特例給付金の申請方法について各市役所・厚生労働省に聞いてみました。

By | 2014年3月28日

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4月から消費税率が上がるため、子育て世帯の負担削減のために、子ども一人あたり1万円の「子育て世帯臨時特例給付金」の支給が決まったのはご存知ですか?

その申請時期や申請方法、受給対象の制限など具体的な内容に関する情報が少ないので、実際に厚生労働省や地方自治体に問い合わせをして確認してみました。

厚生労働省&複数の市役所に直接確認しました!

【受給を受けることができる条件は?】

平成25年の所得によって受給制限があります。
基本的には、児童手当をもらっているご家庭は子供一人あたり1万円の子育て世帯臨時特例給付金を受け取ることができます。

児童手当は、25年の所得によって決まっていますが、扶養されている方の人数によって、以下の目安金額で考えるといいとアドバイスをうけました。

  1. ・扶養人数3人の場合→所得が960万円以下で給付対象
  2. ・扶養人数4人の場合→所得が1002万円以下で給付対象

ただし、これはあくまで“目安”なので、詳しくは各自治体に直接確認しないと確定しないのでご注意ください。(とのことでした。)

【いつ申請したらいい?】

受給対象は上記の通り決定していますが、現在は申請方法や時期など決まっておらず、この給付金の支給準備をしている最中ということです。なので、まだ申請に駆け込む必要はありませんし、問い合わせても、おそらく何の正式情報も出てきません。

厚生労働省では、6月ごろまでに運用方法(具体的な申請時期・申請方法・告知方法など)を決定し、6月以降に自分のいる市区町村に問い合わせするように案内しています。

複数の自治体に確認したところ、7月頃に案内・広報をすると思います。
どの自治体も「市報ではお伝えすると思いますので確認してください。」ということなので、6・7月の市報は要チェックです。

【どうやって申請するの?】

各市区町村は、窓口の混乱を避けるために、対象者に通知を送り、申請書のようなものを返信することで申請手続きを完了させる流れで考えているようです。

窓口申請の必要がないのは、申請者側に負担が少なくありがたいですね。
添付書類などが少ないことを期待したいところです。

【いつ給付金を受け取ることができるの?】

「申請される時期にもよりますが、すぐに申請していただければ8月頃にお手元に給付金をお渡しできると思います。」というあくまで仮説としてお話いただけた市職員の方もいました。

だいたい、どこも7月申請→8月支給という流れで現場の職員の方は考えているようです。

【注意】
現場職員さんからの「想定」情報も含みます。
正しくは、6月以降に発表!

いろいろと情報収集し、担当者や窓口で聞くことができた実情をご紹介しましたが、確定しているのは「6月以降に市町村に直接確認してください」ということだけで、他は準備中というのが正式発表です。

この記事はだいたいの動きや流れがイメージできればと思い紹介しました。

必ず、6月以降に正式広報の内容を確認し、申請手続きを行うようにして下さい。

子育て世代は、塾や習い事、お付き合いなど、様々な出費があります。
このような支援はとてもありがたいですね。受給対象者であることが分かったら、しっかり申請し、上手にその給付金を使っていきましょう!

■広島市のHPより(抜粋)/子育て世帯臨時特例給付金

広島市における申請受付につきましては、現在準備を進めているところです。現在のところ、受付開始は早くとも6月下旬以降となる見込みです。具体的な申請開始時期や申請方法等の詳細が決定次第、このホームページや広報紙「ひろしま市民と市政」等でお知らせします。
なお、申請受付につきましては、遠方からの申請や窓口の混雑等が想定されることから、郵送での受付を検討しております。申請書の送付先など詳細につきましては検討中ですので、決まり次第、このホームページ等でお知らせします。
https://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/0000000000000/1395143984608/index.html

■岡山市のHPより(抜粋)/子育て世帯臨時特例給付金

現在岡山市では、同給付金の給付方法、手続きの流れについて検討を進めているところです。具体的な給付の方法などが決まり次第、市の広報紙、ホームページ等で速やかにお知らせいたします。
http://www.city.okayama.jp/hofuku/kodomokikaku/kosodate_kyufu.html