パン作りなどに使う酵母の人工合成に成功したと、米ジョンズホプキンス大、ニューヨーク大などの研究者が27日付米科学誌サイエンス電子版で発表した。生命の設計図である遺伝情報を含む染色体を、コンピューターなどを使って設計・合成し、生きた酵母の染色体と入れ替え、自然界に存在しない酵母をつくった。

 生物の人工合成は細菌では成功例があるが、ヒトなどと同じ「真核生物」に分類される酵母では初めて。