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【プロ野球】開幕菅野「ワクワク」 虎に真っ向勝負2014年3月28日 紙面から
プロ野球は28日、ナイター6試合でセ、パ両リーグが同時開幕し、80周年を迎えるシーズンが始まる。27日に予告先発が発表され、セ3連覇を狙う巨人は2年目の菅野智之投手(24)を起用し、東京ドームに阪神を迎える。日本一連覇に挑む楽天は則本昴大(たかひろ)投手(23)が入団1年目から2年連続で開幕投手を務め、西武ドームで伊原新監督の西武と戦う。 心に曇りはない。虎を倒す。初の開幕投手に臨む巨人・菅野にあるのはこの思いだけだった。大役を前にしたこの日は東京ドームでのキャッチボールやダッシュで最終調整。練習を終えると淡々とした顔で口を開いた。 「良い緊張感があるし早く始まってほしいというワクワク感もある」と開幕戦が待ち遠しい様子の菅野。しかし、同時に冷静な分析も宿る。「注意するのは立ち上がり。阪神さんには何人も怖い打者がいるので…」。変な気負いはなかった。 入団2年目の投手では2000年の上原浩治以来の大役。もちろん、昨年以上の責任感は感じている。しかし、オフの鍛錬の成果を見せたいという思いが重圧をはねのけている。続けたのは直球のスケールアップ。オープン戦を経て、やれるという確信が生まれた。 「間違いなく、今年の軸となる球」と言い切る菅野。開幕戦で出し惜しみをする気はない。力勝負が必要と思った場面では、威力を増した直球で虎に真っ向勝負を挑む。「押すところは押していきたい」。狙うのは猛虎打線のなで切りだ。 今季は球団創設から80周年。2年目での開幕投手で勝利したのは1960年の伊藤芳明のみだ。壁は高い。しかし、菅野に気後れはない。「開幕投手にふさわしい投球を求められると思うので、頑張りたい」。準備は万端、整えた。あとは歴史に確かな足跡を刻むだけだ。 (川越亮太) PR情報
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