2014年3月28日08時22分
群馬県桐生市の工事現場で2012年、作業中だった当時14歳の中学3年生、石井誠人さん=栃木県足利市=がブロック壁の下敷きになり死亡した事故で、群馬県警は27日、工事の主任技術者で解体業者の男性役員(62)と、石井さんを雇用して現場に出していた会社の男性作業責任者(37)を業務上過失致死の疑いで前橋地検に書類送検した。
県警によると、2人は12年8月、中学校体育館の工事現場で、本来上から崩すべきブロック壁を下から壊す危険な作業を黙認し、近くでがれきを運んでいた石井さんを崩れた壁の下敷きで死亡させた疑いがある。
現場では友人の中学3年生も働いていた。県警は27日、この生徒を資源回収作業に従事させた労働基準法違反(年少者使用)の疑いで、石井さんらを雇った会社の代表者(47)と役員(43)を書類送検した。
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朝日新聞社会部
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