スペシャルオリンピックス福岡 太宰府天満宮で採火 [福岡県]
福岡県で11月に開かれる知的障害者の全国スポーツ大会「スペシャルオリンピックス2014福岡」の大会火の採火式と分火式が21日、太宰府天満宮(太宰府市)であり、天満宮のご神火を入れたちょうちんが全国22地区の選手らに配られた。大会を盛り上げるため、各地で火が付いたトーチを掲げて走る。
分火式では、松尾新吾・大会副会長が「大会の成功に向け努力したい。多くの人に大会の素晴らしさを認識してもらい、ファンになってほしい」とあいさつ。2007年のミスユニバース世界大会で優勝した森理世さん、1968年のメキシコ大会マラソン銀メダリストの君原健二さんらも来場し、トーチを持った選手と天満宮の参道などを走るなどした。
大会は11月1~3日、福岡市や北九州市、宗像市で開催。水泳や陸上、体操などの競技に全国から約千人が参加する見込み。
=2014/03/22付 西日本新聞朝刊=