(代表会見2から続く)

――2012年の資産報告書には2・5億円を借りて、2・5億円をみんなの党本部に貸し付けたことになっている。吉田会長から借りた金を党に貸したということか。

 〈渡辺喜美代表〉そういうところは、三谷議員に全部チェックしてもらおうと思っている。公開情報だけで判断すると、たとえば、2010年の吉田会長からの振り込みがあったのが6月30日で、私が党に貸し付けているのは、それよりも前。6月21日ぐらいに、これは収支報告書に全部記載されているし、通帳をめくってみたら、その通りになっていた。

 6月21日に1億2千万円ぐらい貸し付けていて。それが、そのまま収支報告書に出ています。吉田会長の貸付金が、ストレートに私のところを経由して党本部に行っているということではまったくない。2億5千万についても、同様のことがいえる。私にも、個人財産もあるし、いろいろな方からご支援をいただいている。肉親の場合には、資産公開には出さなくても良いということもある。いろいろなお金が色はついていないので。これは吉田会長のお金ですよ、という風にはなっていない。ストレートに吉田会長のお金だ、ということは言えない。

 ――吉田会長以外の第三者から大口に借りたことはあるのか。

 これは、つなぎで借りることはありますが、そういったことは、きちんと報告済みだ。

 ――報告済みの政治資金収支報告書に書いた2・5億円以外を単純に引いた残りの約2・5億円を全部個人で使ったということか。

 そうですね。選挙資金や政治資金としては、使っていません。

 先ほども言ったように、吉田会長のお金が2・5億円、そっくりそのまま党の方に入っているわけではない。

 ――残りの2・5億円は全部個人で消費されたということでいいか。

 個人として、政治家として生きていくもろもろの費用として使わせてもらった。

 ――猪瀬直樹・前東京都知事による政治とカネの問題に注目が集まっている中でこういう問題が起きた。

 猪瀬前都知事と私の違いは、私はあくまでも個人としてお借りしたのであって、選挙資金としてお借りしたわけではない。

 ついでに言えば、職務権限も全然違う。首長さんですから。野党党首は職務権限においてもかなりの差がある。そういう違いもある。

 ――報告書に出ていない中で多額のお金が動いている点では共通している。

 私の借り入れは通帳から通帳にきていますので、現ナマでどさんと頂いたわけではありません。通帳をトレースすれば、ほとんど全て明らかになる類いのお金ですから。現ナマでバッグに詰めて持ってきたのとは訳が違うかなと思う。

 ――資産報告書の訂正は、5億5千万円という風に訂正するのか。

 先ほど言ったように、公開のルールがありますから、どの範囲まで公開するのか精査を行っている。

 ――5億円を借りる前に、病院で吉田会長と会っている。20億円を貸してほしいと話したのか。

 先ほども申し上げたように、私自身には記憶がない。ただ維新との交渉をやっていたのは事実だ。すみ分けをするか、政党ブロックにするか、合流するか。いろいろなシミュレーションは話した。お金の話は記憶していない。

 ――政治資金として使っていないのか。

 政治資金とはふさわしくないものと先ほど申し上げた。