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防衛省「サイバー防衛隊」発足3月26日 15時14分
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防衛省はいわゆるサイバー攻撃に対処するための専門の部隊を26日発足させ、小野寺防衛大臣は「防衛省・自衛隊の情報システムを確実に守ることが、日本の平和と安全を守るために必要不可欠だ」と訓示しました。
防衛省はコンピューターにウイルスを侵入させてシステムに障害を起こしたりする、いわゆるサイバー攻撃に対処するための専門の部隊「サイバー防衛隊」を26日発足させました。
防衛省で開かれた式典で小野寺防衛大臣は、佐藤雅俊隊長に隊旗を手渡したうえで「サイバー攻撃は日々、高度化、巧妙化しており、国際社会は絶えず脅威にさらされていると言っても過言ではない。防衛省・自衛隊の情報システムを確実に守ることが日本の平和と安全を守るために必要不可欠だ」と訓示しました。
これに対し佐藤隊長は「サイバー空間の脅威は近い未来の脅威ではなく、今そこにある現実の脅威だと認識しており、国民の負託に応えるため心をひとつにして任務にまい進したい」と述べました。
「サイバー防衛隊」は、防衛大臣直轄の90人規模の部隊で防衛省・自衛隊のコンピューターネットワークの監視やサイバー攻撃を受けた場合の対処などを24時間態勢で行うほか、将来的にはサイバー攻撃を想定した日米共同訓練などを行いたいとしています。
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