東北 NEWS WEB
仙台放送局WEBへ

マイエリア

地域ニュースを最大2つ表示できます。
都道府県を選択して、設定ボタンを押してください。

設定方法

ニュース詳細

慶長遣欧使節400年の式典
03月26日 12時26分

慶長遣欧使節400年の式典
6003240141_20140326123016.mp4

江戸時代に支倉常長が率いる仙台藩の慶長遣欧使節団がメキシコを訪れてからことしで400年になることを記念する式典が、常長の子孫も出席してメキシコで開かれました。
江戸時代、仙台藩主の伊達政宗から命を受けた支倉常長は、慶長遣欧使節団を率いてヨーロッパに向かう途中、1614年にヌエバ・エスパーニャ、現在のメキシコを訪れました。
メキシコの議会上院で25日、使節団の訪問からことしで400年になることを記念する式典が開かれ、常長の13代目の子孫で仙台市の支倉常隆さん(67)も出席しました。
この中で支倉さんは「長い間の常長の子孫の夢でもあった今回のメキシコ訪問が実現し、感動している。微力だが日本とメキシコの友好、交流に役立てるよう今後も活動していきたい」と述べました。
ことしは使節団の訪問400年にあわせてさまざまな記念行事が予定されているほか、これを機に日本とメキシコの経済関係をさらに深めていこうという動きも出ているということです。
式典に参加した目賀田周一郎駐メキシコ大使は「今回の行事を通じて両国の相互理解と交流がますます深まることを期待している」と話していました。
また支倉さんは「400年前に暖かく迎えていただいたことが今の交流につながっていると思う。子孫として感無量です」と話していました。