国際無期限の国会占拠を宣言 台湾の学生ら、総統批判2014.3.27 22:38

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無期限の国会占拠を宣言 台湾の学生ら、総統批判

2014.3.27 22:38

 中国との「サービス貿易協定」承認を阻止するため、台湾の学生らが立法院(国会)の議場を占拠して10日目の27日、学生らが記者会見し、協定撤回などの要求に馬英九総統が応じるまで無期限で占拠を続けると宣言した。30日に総統府前で抗議デモを実施するとし、市民らの参加を呼び掛けた。

 馬総統による直接対話の提案に当面応じない姿勢を示した。馬総統はあくまで協定承認を目指す構え。収拾に向かうかはさらに不透明となった。

 学生らは、馬氏が要求を理解していないと批判。「あきらめて(議場を)出て行くと思ったら間違いだ。政府への戦いを宣言する」とした。

 総統府は学生らの会見後「(対話の呼び掛けを)前向きに受け止めてほしい」とする声明を発表、デモでは「不要な衝突が起きないよう望む」と理性的な行動を求めた。(共同)

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