【ワシントン=岩本昌子】米商務省が27日発表した2013年10~12月期の米実質国内総生産(GDP)の確定値(季節調整済み)は15兆9423億ドル(約1625兆円)で、年率換算で前期比2.6%増えた。市場予測の平均とほぼ同じで、改定値から0.2ポイント上方修正された。
GDPの7割程度を占める個人消費支出が3.3%増。改定値から0.7ポイントと大きく上方修正されて全体を押し上げた。民間住宅投資も上方修正された。一方、民間設備投資は1.6ポイントの下方修正。総合的な物価動向を示すとされるGDPデフレーターは改定値と変わらず、年率で前期比1.6%上昇した。