March 25, 2010
颱風とざくろ（1969日活・日本テレビ）
「颱風とざくろ」が一部でフィーバー中らしい。
（どこかで再放送中なんだろうか）
以前書いた記事：颱風とざくろ（1969）―Bubble Pop Electric
これを機にもう一度、2年前にハマりまくっていた
このドラマについて自分内総括しようと思ったら、
DVDが行方不明だった。
なぜか7〜9話までしか見つからない…
なのでブログのことはあきらめてただ鑑賞。
やっぱり凄くお洒落で、現在のドラマと比べても
大人っぽさがハンパない！
ムードと言ってしまえばそれまでだけれど、
なぜなのかしら、自分なりに考えてみた。
目だけや唇だけのアップやカメラの切り返しがすごい多いとか、
いきなり画面が切り替わったり、
突然BGMが流れたり切れたりするからとか？
（BGMはフランス映画のようなシャンソンやジャズ
山本直純グッジョブ。）
8話の冒頭には当時の国会中継が流れていたり、
かなり時代の空気が入り込んでいる。
このドラマの後、日本ドラマにめざめてかなり見てきたけれど、
これほど格好いいと思ったものはなかったな。
石坂浩二と岡田真澄の住むマンションは
格子がアクセントになってる感じ、今見てもお洒落。
そうじ大変そうだけど。
ふとしたことで翳る表情など、70年代シラケのはしりのよう。
こういう焦燥感・アンニュイで投げやりな雰囲気など
この後ブームにならず、時代がホームドラマの方向へ
行ってしまったのは残念。
明るく爽やかな石坂洋次郎・日活系ドラマなのに、そこはかとなくエロい。
この雰囲気は繁矢（敏八）の功績かも。
松原智恵子可愛すぎ
お姫様女優。
色気は岡田真澄と石坂浩二が担当。
監督は回によって藤田繁矢（敏八）だったり
樋口弘美だったり…
脚本と世界観が素敵なので、どの回も一貫してるよ
松原智恵子ファン以外にもおすすめ。
上右：「気になる嫁さん」や「赤とんぼ」の主演女優榊原るみも出ている。cute
監督：藤田繁矢
脚本：倉本聡
音楽：山本直純（主題歌：森山良子）
原作：石坂洋次郎
出演：松原智恵子、石坂浩二、
園井啓介、榊原るみ
1969日活・日本テレビ
**
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1. 颱風とざくろ（追記あり） [ Bubble Pop Electric☆★ ] March 25, 2010 16:56
「颱風とざくろ」が格好よすぎてヤバい 1969年制作の日活ドラマなんだけど、さくらハマりすぎてるの。相思相愛だった一雄が山で遭難死し、悲嘆に暮れている英子の前に、ある日二郎という一雄の弟が現われて、次第に二人は惹かれていき… というものなのだけれど。 ...
この記事へのコメント
1. Posted by オリーブおばさん February 01, 2011 23:28
2. Posted by sakura February 03, 2011 03:54
とても素敵なドラマですよね！
わたしもその時以来のファンです。
今度リクエストしてみますね
わたしもその時以来のファンです。
今度リクエストしてみますね
3. Posted by 赤羽堂本舗 August 31, 2012 17:41