|
16 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
森田療法は、普通の人々の生活も一層豊かにする。
15の言葉が選び出されているがその中から。 1 一瞬一生 シベリアに抑留され敗戦二年後郷里に帰りついた香月泰男の言葉である。 アトリエを<私の地球>と呼んだ。 森田療法は、通常(西洋由来)の精神療法と異なり過去を不問とする。同じく症状も取り上げない。 2 見つめる 「考える」ではなく、「見つめる」・「聞きつめる」であり、それは「逃げるな」でもある。身を常に忙しくする。 3 休息は仕事の転換にあり 小人閑居為不全 無所不至 4 外相をひたすら整えていけば内相も自ずから熟す 禅僧の修行のように。 雨が降っている中で、雨が降っていると大騒ぎをしない。...
投稿日: 8か月前 投稿者: 海
› その他の星5つ, 星4つのレビューを見る |
4 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
投稿日: 6か月前 投稿者: KM
› その他の星3つ, 星2つ, 星1つのレビューを見る |
有用性の高い順 | 最新のレビューから
|
16 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
森田療法は、普通の人々の生活も一層豊かにする。,
By
Amazon.co.jpで購入済み(詳細)
レビュー対象商品: 生きる力 森田正馬の15の提言 (朝日選書) (単行本)
15の言葉が選び出されているがその中から。
1 一瞬一生 シベリアに抑留され敗戦二年後郷里に帰りついた香月泰男の言葉である。 アトリエを<私の地球>と呼んだ。 森田療法は、通常(西洋由来)の精神療法と異なり過去を不問とする。同じく症状も取り上げない。 2 見つめる 「考える」ではなく、「見つめる」・「聞きつめる」であり、それは「逃げるな」でもある。身を常に忙しくする。 3 休息は仕事の転換にあり 小人閑居為不全 無所不至 4 外相をひたすら整えていけば内相も自ずから熟す 禅僧の修行のように。 雨が降っている中で、雨が降っていると大騒ぎをしない。 「健康人のふりをしているうちに健康になる」と喝破した。 「手考足思」(河井寛次郎) 5 目的本位 実体のない「感情」に振り回されない。 目の前の小さなやるべき事柄に手を出す。行動・実行は技術が身に付き、「気分」の最良の解毒剤となる。 6 無所住心 知性がその能力を錆つかせているが、「今、此処」に注意を払う。鏡のように。 7 即 脱二分法。煩悩即菩提(煩悩菩提不離)。未病即病気。成り切る。 8 不安常住 座禅、滝に打たれる、火渡り等の行は、回避とも見なせる。行の場があるとすれば、それは日常の生活の中にある。 9 あるがまま 大地、生きとし生けるものがあるがままなのに人だけがそうではないのはどうして? 10 生き尽くす 生きるからこそ死ぬ。生きなければ死にもしない。涅槃。 森田療法では、まず一週間の絶対臥褥があるが、正馬の郷里土佐地方には嫁姑の間にいざこざが起こるとどちらか一方が三、四日臥褥する風習があったそうである。実に端倪すべからざる風習である。 実体のない心に形を与えるため西洋由来の心理学は、様々な用語を創り出した。しかしそれら無意識、抑圧、コンプレックス、自己愛等々全ては、人工的な論理でありネット上の仮想空間と変わりない。実生活では、頭で思考するよりも手足を動かして思考した方が適しているようである。
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
読みやすい森田療法の本,
By
レビュー対象商品: 生きる力 森田正馬の15の提言 (朝日選書) (単行本)
私自身、パニック障害の症状を患っていて、
薬を使わず森田療法を学んで治療をしていきたいと思い、 本屋で森田療法の本を探しているときにたまたま見つけました。 実は本来違う本を探していたのですが、その本があまり読みやすいものではなく、 たまたま近くに置いてあったこちらの本を選んだのですが、 結果的にはこちら本に出会えて感謝しています。 パニック障害を患ってからどのように気持ちを持ったら良いのか 分からなくなっていました。 実は以前にも森田療法に関する書籍は読んだことがあり、 どのようなものかは「頭」では分かっておりました。 しかし実際どうすれば良いのかは分からず、「あるがまま、あるがまま」と 唱えてもその言葉だけが単純に頭をぐるぐるまわっていて、 実際あるがままにはなっていなかったと思います。 この本全体を読み終えた後、 その「あるがまま」という状態への理解が深まり、 気持ち的にもスーっと楽になり、どういう心持ちで居れば良いのか分かりました。 私はこの本を繰り返し読み、症状を怖がらず苦手なものに挑戦していくうちに症状が軽減しました☆ パニック障害に対しての心持ちの基礎をつくってくれたのは間違いなくこの本だと思います。 15の項目に分かれていて読みやすいので、 気持ち的に迷いそうになった時は振り返って読んでます。 パニック障害に悩んでいて森田療法を学びたい方にはおすすめです。
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
神経質の人にお勧め,
By
Amazon.co.jpで購入済み(詳細)
レビュー対象商品: 生きる力 森田正馬の15の提言 (朝日選書) (単行本)
これまで、人生論・宗教書を読みましたが、「心頭滅却すれば火もまた涼し」のたぐいで、結局自分の意志が弱いんだ、となってしまいました。
この本は、今まで言われたことのない、しかも、神経質な自分の心・気持ちの「ツボ」を押さえた視点を提供してくれます。自分に自信を与えてくれ、実行力を与えてくれます。 出会ってよかった、といえる本です。安心感を与えてくれます。 ただ書名が凡庸で、「生き方のノウハウ本」とみなされ、埋もれてしまうんではないかと心配してます。
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
生きる勇気がもてました,
By
Amazon.co.jpで購入済み(詳細)
レビュー対象商品: 生きる力 森田正馬の15の提言 (朝日選書) (単行本)
あるがままに生きるという意味が少しずつわかってきたような気がします。
この本を人生のバイブルとして繰り返し読んでいきたいです。
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
思わぬ良書でした!,
By
Amazon.co.jpで購入済み(詳細)
レビュー対象商品: 生きる力 森田正馬の15の提言 (朝日選書) (単行本)
森田正馬は明治から大正にかけて活躍された精神医学者ですが、正直この本を読むまでは全く知らない人でした。ただ自身も神経症であったのを克服。その森田正馬の数ある言葉からよりすぐりの15の言葉を選んだのがこの本の内容です。正直どんな本か分からずに読んだのですが想像以上に良い内容でした。
私が印象に残ったのは以下の4つの記述です ・「素直」の反対は「言い訳」 ・過労死は単一の仕事を長時間続けた末に発生しやすく、ちょこちょこ頻繁に仕事の中身を変えておれば起こりにくい ・悩みや心配は5分以上頭で考えてはいけない。5分立てば体を動かした方がまし ・「ねぱならない」は英語ではMUST。「ねぱならない」を念頭において行動する生き方を「マスタ−ペ−ション」と言う 精神の病にかからないようにする秘訣はともすれば、極めて単純であることが分かりました。それ程分厚い本でありませんので、一歩間違うと誰もが精神の病にかかりかねない現代の日本では、多くの人に読んでもらいたい本だと思いました。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
納得できる治療法だった。,
By
Amazon.co.jpで購入済み(詳細)
レビュー対象商品: 生きる力 森田正馬の15の提言 (朝日選書) (単行本)
検査をしても異常はないが、体調が悪いと思っている方達の生きてゆく指針になると思う。
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
読むクスリ ,
By 空満 (奈良県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 生きる力 森田正馬の15の提言 (朝日選書) (単行本)
森田療法のたんなる解説書ではなく、いわば「読むクスリ」である。誤解を恐れずに言えば、森田教のエッセンスをつめこんだ教典である。精神科医にして作家である著者にして成った書物であろう。
本書を読みながら幾度も世界が異なって見えてくるような気がした。まさに「生きる力」を授けられる体験である。世界の豊かさを豊かなままに享受し、途切れず流れる命をそのままに生きよとくりかえし教えてくれる。森田療法は、私が読んだ何冊かの仏教書の教えとよく似ている。
3 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
日々の悩みのある方に。,
By
レビュー対象商品: 生きる力 森田正馬の15の提言 (朝日選書) (単行本)
本書はたまたま手に取りました。
森田療法という名前は「精神疾患(※という言い方が良いのか分かりませんが)」への療法としては聞いたことがありました。 読んでみて、正直言って良かったです。 著者は精神科医ということで対応した方々への経験も含めた中で、根本となる森田正馬氏の生い立ちや背景なども踏まえて、キーワードと解説が挙げられています。 私自身も地域や子どものつながりから、会の役員の仕事やあり方、そして人間関係で悩むことがあります。 仏教などの宗教書もよく読みますが、本書の内容はそれらに比べてもとても胸に落ちました。 「ちょっとした悩み(特に地域の役員とか人間関係とか。※本人的には『ちょっとした悩み』ではないと思いますが…)」をお持ちの方は、ご一読をおススメします。
4 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
人生論とは思わず購入,
By KM - レビューをすべて見る
Amazon.co.jpで購入済み(詳細)
レビュー対象商品: 生きる力 森田正馬の15の提言 (朝日選書) (単行本)
人生訓として役に立つが、森田正馬のフロイトと相対する精神医学の側面の説明が不十分。
|
有用性の高い順 | 最新のレビューから
|
生きる力 森田正馬の15の提言 (朝日選書) 作成者 帚木蓬生 (単行本 - 2013/6/11)
¥ 1,050
在庫あり | ||
チェックした商品の履歴 (詳細はこちら)
|
||