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駅で足切断 5時間半誰にも気付かれず
3月26日 18時36分

25日夜、佐賀県唐津市のJR唐津駅で、線路に転落した男性が回送電車にひかれ、左足を切断する大けがをしました。
男性は倒れたまま気付かれず、およそ5時間半後に自分で助けを求めたということで、警察は、詳しい状況などを調べています。

26日午前4時すぎ、男性から「JR唐津駅のホームで左足を切断しているので、救急車をお願いします」と消防に連絡がありました。
消防が駆けつけたところ、回送電車が停車していたホームの下の線路脇で、男性が左足のひざの下を切断する大けがをして倒れているのが見つかりました。
男性は、佐賀市の50代の公務員で、夕方、唐津市内で飲酒を伴う食事をしたあと、唐津駅で列車を待っていて誤ってホームから転落したとみられ、午後10時28分に駅に到着した回送電車にひかれたということです。
男性は、事故からおよそ5時間半にわたって意識がなかったとみられていますが、命に別状はないということです。
ホームには、当時ほかの乗客はおらず、目撃した人もいなかったということで、JR九州によりますと、26日午前0時半に警備員がホームや線路を見回った際にも、男性を発見できなかったということです。
JR九州は「事故の状況を詳しく調べているため、コメントできない。回送電車の運転士や当直の駅員などから話を聞く方針だ」と話しています。
警察は、事故の詳しい状況や原因について調べています。

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