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織田信成、浅田真央への厳しすぎる採点を批判「回転不足って、どこ見とんねん!」

2014.03.26 (Wed)
2014年03月25日放送のTBS系の番組『東野幸治のナイモノネダリ』(毎週火 23:58 - 24:28)にて、織田信成が、浅田真央のソチ・オリンピックにおけるフィギュアスケートの採点が厳しすぎる、と批判していた。

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織田信成:フィギュアスケートって、基本が物凄い大事なんですよ。僕もそんなにストイックじゃなかったんで、そういう練習が苦手で。

東野幸治:派手な練習したいけど、そういう地味な練習が大事なんですね。

織田信成:フィギュアスケートって、そこが大事なんです。今は分かりますけど。

東野幸治:努力できる才能。そういう意味でいうと、織田くんにとって、その努力するのは、苦手な部分だった?

織田信成:はい、そうです。

東野幸治:その意味で、真央ちゃんは凄い?

織田信成:凄いですよ。

東野幸治:何がどう凄い?

織田信成:もう、修行僧のように、練習してるんですよ。練習の鬼ってよく言われるんですけど、14歳でトリプルアクセルを成功させたんですけど、本当に難しいんですよ。

東野幸治:うん。

織田信成:男子選手でもよく失敗する、難しい技で。それが14歳で飛べたっていうのは、本当に努力の結晶と言いますか。

東野幸治:うん。

織田信成:そこでは、ジャンプの基本姿勢も本当に大事になってくるので。あと、4年間でクセを直して。1からやり直して、1~2年は全然飛べない苦しい時期もあったんですけど、それを乗り越えて。普通だったら、そういうクセって直さないんですよ。僕も結構、クセがあったんですけど。

東野幸治:どんなクセがあったんですか?

織田信成:僕、アクセルジャンプが苦手で、ジャンプの前に、しゃがみ込むクセがあったんですよ。

東野幸治:うん。
織田信成:それを直しなさいって言われてたんですけど、ずっと無視してたんですよ(笑)

東野幸治:はっはっはっ(笑)直しぃや(笑)

織田信成:でも、本当に難しいんですよ。直すのって。1年間くらい、全然飛べなくなって、1~2ヶ月飛べないのなんて、ザラなんです。それがイヤになって、だいたい辞めちゃうんですけど。

東野幸治:あぁ。

織田信成:本当に凄いんですよ。ジャンプのクセを直すのって。

東野幸治:2年間、浅田真央選手は、そのクセを直すために、1から、解体して。

織田信成:本当に、解体して。また、先生とコツコツ1からやっていって、ソチオリンピックで集大成を見せてくれたって感じなんで。

東野幸治:初日、失敗したじゃないですか。

織田信成:はい。

東野幸治:ショックでしょ?

織田信成:ショックでしたよ。ただ、浅田選手の前が、ロシアの選手やったんです。ソトニコワ選手っていう。また良い演技したんですよ。歓声が凄くて。

東野幸治:ルール上、何分以内にやらなアカンっていうのがあるんでしょ?

織田信成:1分以内です。1分以内に、止まらないと、棄権扱いになってしまんで。

東野幸治:ああいう時って、ご自身もあるでしょ?前の選手が凄いとき。

織田信成:あります(笑)

東野幸治:どう思う?

織田信成:もうヤバイ、その場から逃げたい(笑)

東野幸治:はっはっはっ(笑)

織田信成:「なんでこの選手の次なん?」みたいな(笑)

東野幸治:「なんでなん?」って(笑)

織田信成:ただ、オリンピックって壁が分厚いんですね。

東野幸治:オリンピックと、普通の大会は、壁の厚さが違うの?

織田信成:ちょっと分厚いんですよ。本当だったら、近くによって話を聞けるんですけど、歓声が凄くて、声が聞こえてないのかなって感じがしたんです。そのまま、(コーチと話しできないまま)行っちゃったんで、大丈夫かな?って。

東野幸治:案の定。

織田信成:そうですね。ホンマに見たことのないような失敗やったんで。やっぱり、歓声とかプレッシャーが。

東野幸治:オリンピック怖いですね。

織田信成:オリンピックのプレッシャーもあるし。歓声のプレッシャーもあるし。でも、浅田選手の演技は、素晴らしいと思ったんですよ。やってきた4年間の集大成で。

東野幸治:集大成。

織田信成:本当に綺麗なスケーティングを見せてくれたんで、「失敗はあったけど、良かったよ。本当に綺麗なスケートをありがとう」って送ったら、LINEで「ありがとう」って一言きて。「頑張るわ」みたいな感じで。

東野幸治:へぇ。

織田信成:「絶対できるから、信じてるから」って送って。それでフリーで、終わってもう泣きました(笑)

東野幸治:国民の娘ですよ。我が娘がって感じですよね?

織田信成:もう、凄い(笑)本当に言いたいのが、採点がかなり厳しかったんですよ。ショートを受けての順番だったんで、どうしてもトップの選手とは離れて、先のスタートになってしまったんで、あんだけ良い演技を見せたのに。

東野幸治:本当は、もっと良い点だった?

織田信成:採点する側も、戸惑ったと思うんですよ。「どういう点数をつけよう」って。

東野幸治:「下位の選手やのに、こんなに良い演技された…どうしよう?」って?

織田信成:どうしようって。だから、もっと良い点数をあげて良かったんじゃないかって思うんですよね。正直、回転不足を何個かとられてたんですよ。

東野幸治:うん。

織田信成:スローで見ても、「絶対に足りてるやん、今の!」みたいな。声出して言って(笑)「足りてたやん!」って。

東野幸治:足りてるやん!って(笑)

織田信成:「今の3-3の後ろ、絶対に足りてたやろ!」って(笑)声出して(笑)これおかしい!って(笑)コレ、もっと評価点付けなアカンやろ!って。

東野幸治:うん。

織田信成:僕、試合の時、ジャッジの方には言えないですけど、テレビ越しなんで言ってましたけど。

東野幸治:なおかつ、引退やし。言うのも、君しかおらんから。言うてもらわんと。

織田信成:いやぁもう、ホンマに厳しかったと思います。

東野幸治:ねぇ。回転足りてたんやろ?

織田信成:めっちゃ足りてました。

東野幸治:はっはっはっ(笑)

織田信成:誰が見ても完璧でした。

東野幸治:回転、足りてるって(笑)

織田信成:どこ見とんねん!って(笑)

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タグ : 浅田真央 織田信成 フィギュアスケート

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