小笠原諸島の西之島付近の噴火で新たに現れ、西之島とつながった新島部分が、元々の西之島の3・5倍に広がったことが、24日の海上保安庁による上空からの観測でわかった。

 海保によると、新島部分は東西約1150メートル、南北約850メートル。面積は0・7平方キロとなり、出現から4カ月で東京ディズニーランドの1・4倍に成長した。

 噴煙を盛んに上げる二つの火口の北側には、新たな火口が現れた。溶岩の流出も続いており、しばらくは同じペースで拡大が続くとみられる。