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小田和正、毎週“新作”ドキュメントCM!アルバム制作過程追う

アルバム制作過程をCMの形で公開する小田和正。新たな一面を垣間見られそうだ

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 日本音楽界の大物・小田和正が、異例のアルバム制作に挑戦する。

 7月2日に、2011年4月の「どーも」以来、約3年2カ月ぶりの新アルバム(タイトル未定)を発売するが、この制作状況をCMでファンに報告していく。

 4月2日放送のフジテレビ系「めざましテレビ」(前5・25)から発売日まで、毎週水曜の午前7時半ごろに「アルバム制作日誌」として30秒間流れる。「めざましどようび」(土曜前6・0)内でも放送される。

 小田にとって“ハードルが上がった”のは、最初に約3年ぶりの全国ツアー日程が決定したことだった。ツアーを行うからにはアルバムを出すのがファンへの“礼儀”。小田の手元にアルバムを満たすほどの楽曲数はまだそろっていないが、「7月2日発売」というリミットが決まってしまった。関係者によれば、あと5、6曲は必要だという。

 小田は楽曲がたまった時点でアルバムを出すのが基本スタンス。しかも楽曲制作は「締め切りを設けなければ、いくらでも時間を費やすタイプ」(関係者)というから、急ピッチで複数曲の制作を求められる今回は、かなりの重労働となる。

 しかも「ただ出せばいいというわけではない。納得できる作品を出す」(同)と、完成度の高さも必要とされている。周囲からは「本当に間に合うのか…」と不安の声もあるようで、ハプニングがあれば発売延期の恐れすら出てくる。

 初回のCMで小田は「レコーディングの七転八倒の様子をお届けしたい。そんな風に考えております!」と自嘲気味に意気込みを語る。ツアー、アルバムを待つファンのため、等身大の“生みの苦しみ”をCMでさらけだしていく。

(紙面から)