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行.png

 

行に対する各操作について説明をします。

行の新規作成

行の読み込み

行の移動

行の削除

行の高さを設定

 

__sozai__/0011738.png行の新規作成

__sozai__/0012210.gif

 

→ サンプルソース( Sample_05_01.java )

 

行を新規作成してシートに追加するには、XSSFSheetクラスのcreateRowメソ

ッドを使用します。


__sozai__/0011780.png記述

 XSSFWorkbook wb = new Workbook( );

 XSSFSheet sheet = wb.createSheet( "sheet01" );

 XSSFRow row1 = sheet.createRow( 2 );

 

 

引数には作成したい行番号を設定します。メソッドを呼び出す順番に縛りはなく

3行目を作成した後に1行目を作成するといったことも可能です。


__sozai__/0011780.png記述

 XSSFRow row1 = sheet.createRow( 2 );

 XSSFRow row2 = sheet.createRow( 0 );



__sozai__/0011738.png行の読み込み

__sozai__/0012210.gif

 

→ サンプルソース( Sample_05_02.java )

→ サンプルファイル( sampleRead.xlsx )

 

行の読み込みを行うには、XSSFSheetクラスのgetRowメソッドを使用します。


__sozai__/0011780.png記述

 InputStream in = new FileInputStream( "sampleRead.xlsx" );

 XSSFWorkbook wb = ( XSSFWorkbook ) WorkbookFactory.create( in );

 XSSFSheet sheet = wb.getSheet( "sheet01" );

 XSSFRow row = sheet.getRow( 0 );


引数には取得したい行番号を設定します。ただし取得できるのは同じ行内のセル

に値が設定されている行に限ります。値の設定されているセルが同じ行内に1つ

もない行は、その存在がないものとして認識されるためです。



__sozai__/0011738.png行の移動

__sozai__/0012210.gif

 

→ サンプルソース( Sample_05_03.java )

→ サンプルファイル( sampleRead.xlsx )

 

行の移動を行うには、XSSFSheetクラスのメソッドshiftRowsメソッドを使用

ます。


__sozai__/0011780.png記述

  InputStream in = new FileInputStream( "sampleRead.xlsx" );

  XSSFWorkbook wb = ( XSSFWorkbook ) WorkbookFactory.create( in );

  XSSFSheet sheet = wb.getSheet( "sheet01" );

  sheet.shiftRows( 1, 3, 2 );



引数は3つで、開始行、終了行、移動行数となっています。1つ目と2つ目の

数で移動させる行を範囲指定し、3つ目の引数でどれだけ移動させるかを指定し

ます。引数が正の値ならば下方向、負の値ならば上方向に行を移動させます。上

記のサンプルならば2〜4行が4〜6行に移動することになります。



__sozai__/0011738.png行の削除

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→ サンプルソース( Sample_05_04.java )

→ サンプルファイル( sampleRead.xlsx )

 

行を削除するには、XSSFSheetクラスのremoveRowメソッドを使用します。


__sozai__/0011780.png記述

  InputStream in = new FileInputStream( "sampleRead.xlsx" );

  XSSFWorkbook wb = ( XSSFWorkbook ) WorkbookFactory.create( in );

  XSSFSheet sheet = wb.getSheet("sheet01");

  sheet.removeRow( 0 );

 

引数には削除する行の行番号を設定します。




__sozai__/0011738.png行の高さを設定

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→ サンプルソース( Sample_05_05.java )

 

行の高さを設定するには、XSSFRowクラスのsetHegihtInPointsメソッドを使用

します。


__sozai__/0011780.png記述

  XSSFWorkbook wb = new Workbook( );

  XSSFSheet sheet = wb.createSheet( "sheet01" );

  XSSFRow row = sheet.createRow( 0 );

  row.setHeightInPoints( 22.5f );


引数にはfloat型で高さを設定します。また、−1を設定するとデフォルトの高さ

が設定されます。



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