キャッチボールするヤクルト・小川=神宮球場で(竹村和佳子撮影)
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開幕投手をインフルエンザから守れ−。ヤクルト・小川淳司監督(56)が25日、「なるべく部屋から出ないとか食堂に行く時間をずらすなど、2軍選手と接触しないようにすること」と、寮生活を送る小川泰弘投手(23)の『隔離』を命じた。
現在、イースタン・リーグではインフルエンザが大流行している。21日から3連戦した巨人は十数人、この日から3連戦の西武も8人が発症。ヤクルトからも2人患者が出ている。
開幕投手の大役を務める小川が、感染の可能性が高い2軍選手が多く住む寮で生活していることを首脳陣は不安視。一時はホテル住まいも検討されたが、寮生には発症者がいないことから、寮内での隔離策が取られた。小川監督は「キャンプからの疲れが出てくるころ。免疫力を高めるよう、皆、1日1本、ヤクルト400を飲むように。オレも去年から毎日飲んでる」と、愛社精神あふれる指示を出した。
小川自身も「部屋は加湿し、予防薬を飲んだり手洗いし、できるだけ他の人と接触しないよう気を付けている。ヤクルトも毎日飲んでいます」と、体調管理に気づかっていた。 (竹村和佳子)
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