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運転士が乗務中にネットへ投稿
3月26日 12時49分

運転士が乗務中にネットへ投稿
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東京と茨城県を結ぶつくばエクスプレスの運転士が、今月、別の列車の人身事故の影響で運転を見合わせている間に、運転席からスマートフォンを使ってインターネットのサイトに「開業以来初の人身事故」などと投稿していたことが分かり、会社は不適切な行為だとして運転の業務から外す措置を取りました。

つくばエクスプレスでは今月13日の夕方、人身事故の影響で東京の秋葉原駅と茨城県のつくば駅の間の全線で、およそ2時間にわたって運転を見合わせました。
つくばエクスプレスを運行する首都圏新都市鉄道によりますと、この際、茨城県つくば市の万博記念公園駅に停車していた下り列車の48歳の男性運転士が、勤務中に運転席から私物のスマートフォンを使って交流サイトのフェイスブックに、「開業以来初の人身事故」、「復旧は相当の時間がかかる」などと投稿していたということです。
運転士は会社に対して、「ダイヤが乱れていることを友人や知人に連絡したかった」と話しているということです。
会社では運転席に携帯電話を持ち込む際は電源を切ることになっていたほか、車掌のいないワンマン列車のため、運転見合わせの際には運転士は乗客の案内などに当たらなければいけないということです。
このため会社では不適切な行為だとして、この運転士を運転の業務から外すとともに処分を検討しています。
首都圏新都市鉄道は「業務とは関係のない行為であり不適切だった。ソーシャルネットワーク利用のガイドラインを整備して再発防止に努めたい」と話しています。

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