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活動報告

2013年8月16日(金)
ECO EDO 日本橋 実行委員会、名橋「日本橋」保存会
環境省

江戸の知恵と粋で"涼"を呼ぶ
──「ECO EDO日本橋2013 橋の日 打ち水大作戦」


夏の涼を楽しみ、江戸の知恵と工夫を体感する夏のイベント「ECO EDO日本橋2013~五感で味わう、江戸の涼~」(主催:ECO EDO 日本橋 実行委員会、名橋「日本橋」保存会、特別協力:環境省)が、東京都中央区の日本橋地区で7月13日~9月23日に開催されています。
その一環として、8月4日(日)「橋の日」に開催された「ECO EDO日本橋2013 橋の日 打ち水大作戦」では、環境事務次官の谷津龍太郎等が参加して、「打ち水」を通して「クールシェア」の取組を発信しました。

<日本橋の上で一斉に打ち水。 ※写真はパノラマ合成>



打ち水で、気温32℃が28℃に急降下!

気温がぐんぐんあがり、絶好の打ち水日和となった当日。日本橋のすぐ下の船着場には、川をクルーズする船が頻繁に出入りし、老若男女のお客さまが乗り降りしています。
催しは、橋のたもとの「滝の広場」で、日本の夏を象徴する浴衣姿の方々のご挨拶からスタート。ECO EDO 日本橋 実行委員会会長 兼 名橋「日本橋」保存会会長の中村胤夫氏に続いて、谷津環境事務次官が挨拶に立ちました。
次官は、環境省が温暖化対策や省エネと、仕事や生活の仕方とが両立できるように進めている、クールビズやスーパー・クールビズ、クールシェアの取組をご説明しました。また、絶好の打ち水日和の好天だけに、熱中症への注意を呼び掛けました。
続いて、国土交通省 東京国道事務所 所長 西尾 崇氏、中央区副区長 小泉典久氏、ECO EDO 日本橋 2013 総合プロデューサー 木村英智氏がご挨拶されました。また、歴代の中央区観光大使・ミス中央や、東京きものの女王が、ゆかた姿で華を添えました。



<上左:谷津環境事務次官、上右:会場全景(登壇者は小泉中央区副区長)、
下:中央区観光大使・ミス中央と東京きものの女王>

次に、日本橋の橋上に移動、いよいよ打ち水です。時間は午後2時半頃、付近の気温32℃。歩道上に、日本橋の旦那衆や来賓など、ゆかた姿の皆さんが一列に並び、木の桶から一斉に打ち水をすると、すぐさま気温は28℃に下がりました。

<一斉に打ち水>


クルージング・金魚・納涼怪談・ゆかた・・・楽しみながら涼をとる江戸の知恵を現代に

2か月以上にわたる「ECO EDO日本橋2013~五感で味わう、江戸の涼~」では、この「打ち水大作戦」のほか、さまざまな催しが行われています。

  • ・日本橋船着場からさまざまなコースを巡る「日本橋クルージング~日本橋からの舟遊び~」
  • ・多彩な金魚を幻想的な演出で見せる「ECO EDO日本橋 ダイナースクラブ アートアクアリウム 2013 ~江戸・金魚の涼~」。
  • ・夏の風物詩"ゆかた"で日本橋の夏の涼を演出する「第29回 七夕ゆかたまつり」(7月5日実施済み)
  • ・日本橋近隣の方がモデルとなりこの夏お勧めの浴衣で登場する「ゆかたファッションショー」(7月6日実施済み)
  • ・各地から腕自慢が集まる金魚すくいの祭典「日本橋金魚すくいグランプリ 決勝ラウンド」(8月4日実施済み)
  • ・講談師・人間国宝 一龍斎貞水氏による「日本橋納涼怪談」(8月4日実施済み)
  • ・浴衣で行くと、近隣の飲食店等167店で特典が受けられるサービス
などなど・・・。

電力の恩恵がなかった江戸時代の暮らしをヒントに、楽しみながら涼をとる知恵や工夫を現代風にアレンジした、多彩な取組です。



<上左:日本橋クルージング、上中:日本橋金魚すくいグランプリ 決勝ラウンド、
上右:着付けや着崩れ直しをするアートアクアリウム ゆかたステーション、
下段:アートアクアリウム2013>


◎「ECO EDO日本橋2013~五感で味わう、江戸の涼~」について詳しくはこちら(外部サイト)

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