ちょっとした雑談です。
渋谷や新宿といった大都会には、駅前の一等地にあるビル1階にドデーンと消費者金融が入っていますよね。そしてそういうところにみなさん、抵抗なく入っていく。誰に見られているとか、そういうのは基本、関係ない感じ。
一方、地方都市にいくと駅前の一等地ではなく、ビルの4階、5階といったちょっと隠れたところに消費者金融が増加…。大都会と比べ、少し、申し訳なさそうな感じでビルに入っていく人を見かけることが多いような印象があります。
目立たないプレハブ小屋でお金を借りる過疎地:
更に人口の少ない地方都市になっていくと、国道沿いの目立たないところにプレハブ小屋っぽい消費者金融がある。
この場合、ちょっとした衝立みたいなものが店舗周りに設置されているため、中に誰がいるのか、そして、どの車が停まっているのかなどは識別することはできません。
人口密度でお金を借りる場所って違う:
こんな感じで面白いことに、人口密度に合わせてお金を借りる場所ってだいぶ違う。
- 都会人…駅前の一等地で借りる
- 地方都市人…駅近の雑居ビルでお金を借りる
- 田舎の方…プレハブ小屋で隠れて借りる
都会人はあんなにもお金を堂々と借りているのに、田舎に住む人になればなるほど、コソコソ借りるようになっていくわけです。
これってやっぱり『周りの目』があるかないか…という話なのでしょうね。大都会だと人混みで誰かに目撃されること自体が少ないため、コソコソとする必要性はありません。
田舎ほど悪いうわさは広まりやすい:
その点、田舎ほど『誰々がこの前、消費者金融でお金を借りてたぞ』っていう噂が広まりやすい。お金を貸す側である消費者金融も、そういった地域性をしっかりと理解した上での出店場所なのだと思います。
- 堂々と見せることで顧客を増やす都会
- 隠すことで顧客を増やす田舎
こういうあたり、ビジネスって深くて面白い。
以上、コソコソお金を借りる地方の人と、駅前のビル1階で堂々とキャッシングする都会の人…という雑談でした。