胎児の超音波写真(4週〜11週)
spacer
お腹の中の赤ちゃんはどう過ごしてるのかな?おおきくなったかな? (4週〜11週)

12週以降の超音波写真はこちら

妊娠4週 妊娠4週 GS(胎嚢)は認められませんが 子宮内膜が肥厚しています。
妊娠5週の胎芽 妊娠5週の胎芽 5週になるとGS経は7〜8mm位になり 卵黄嚢も見られるようになります。
また、胎芽の点滅として、心拍動が確認できることもあります。
妊娠6週の胎芽 妊娠6週の胎芽 妊娠6週の胎芽は卵黄嚢の直径より大きくなり、CRL(頭殿長)は4〜8mmとなります。
よく見ると、頭部、心臓部、尾部の3つの点の連なりとして見えます。
心拍数は110〜140bpm。
妊娠7週の胎芽 妊娠7週の胎芽 妊娠7週の胎芽は強く腹側に彎曲したC字型をとり、頭部と尾部が接近しているうえに羊膜腔は狭く臍帯が太くて短いために胎芽と区別するのは難しいことが多い時期です。
CRLは9〜14mmに増大し心拍数は140〜160bpm。
妊娠8週の胎児 妊娠8週の胎児 妊娠8週になると胎芽から胎児と呼ばれる ようになります。妊娠8週の胎児はそれまでC字状に屈していた状態から、次第に伸展し頭部、身幹、四肢が明瞭に区別できるようになります。
CRLは14〜20mmと成長し心拍数は170〜180bpmとほぼピークに達します。
妊娠9週の胎児 妊娠9週の胎児 妊娠9週になるとそれほど目立った形態的変化は示さなくなりますが、運動が活発になり、上下肢を盛んに動かし、屈曲、伸展して羊膜から浮上したりするのが、観察できることがあります。
CRLは22〜30mmに達し、心拍数は180bpmのピークになります。
妊娠10週の胎児 妊娠10週の胎児 この時期になると胎児が30mm以上になるため全身像の観察やCRLの計測には経腹超音波で十分可能となります。一方、経膣超音波では、身体各部の詳細な観察が可能になります。例えば、手指の数が数えられるようになるとともにその開閉も見られることがあります。
CRLは30〜40mmとなり、心拍数は170〜160bpm前後と次第に減少してきます。
妊娠11週の胎児 妊娠11週の胎児 CRLとともに、BPD(大横経)HL(上腕骨長)FL(大腿骨長)の測定も可能となります。
また、心臓は四腔像としての観察が可能となり大血管、胃、腎臓、尿の溜まっている膀胱、などが観察できるようになります。

12週以降の超音波写真はこちら