ニュース詳細
西之島の噴火活動活発 面積4.5倍に3月26日 5時15分
K10032395011_1403260632_1403260636.mp4
小笠原諸島の西之島は去年11月に始まった噴火活動が4か月たった今も続き、島の面積は噴火前の4.5倍に拡大していることが海上保安庁の観測で分かりました。
小笠原諸島の父島の西およそ130キロにある西之島は、去年11月、南東側の海底でおよそ40年ぶりに噴火が始まり、年末には元の島と陸続きになりました。
海上保安庁が24日、航空機で空から観測した結果、新たに火口ができているのが確認され、30分に1回ほど噴火して灰色の噴煙が150メートルほどの高さまで上がるなど、活発な活動が続いていることが分かりました。
また、波打ち際では白い湯気が上がり、高温の溶岩の流出が続いていることも確認されました。
島の大きさは、東西がおよそ1150メートル、南北がおよそ1200メートルあり、面積は噴火前の4.5倍に拡大しています。
海上保安庁の伊藤弘志火山調査官は「マグマの供給は継続しており、活動は依然活発だ。島の成長は今後もさらに続くと考えられる」と話しています。
[関連ニュース]
[関連ニュース] 自動検索 |
[関連リンク] |
|