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首相 北ミサイルの情報収集を指示3月26日 9時07分
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北朝鮮が26日未明、日本海に向け弾道ミサイルを発射したことを受けて、安倍総理大臣は、情報の収集や分析に努めるとともに、航空機や船舶などの安全確認を徹底することなどを指示しました。
北朝鮮は26日午前2時半ごろから40分ごろにかけて、日本海に向け弾道ミサイルを発射し、政府は、発射された弾道ミサイルは2発とみられ、いずれも600キロメートル以上飛び、朝鮮半島の東およそ500キロメートルの日本海上に落下したものと推定されると発表しました。
政府によりますと、今のところ航空機や船舶への被害の情報は確認されていないということです。
これを受けて政府は、総理大臣官邸の危機管理センターに設置している「北朝鮮関連情勢に関する情報連絡室」で情報収集に当たるとともに、関係省庁の局長級会議を開き、対応を協議しました。
また小野寺防衛大臣は防衛省・自衛隊に対し、警戒監視と情報収集に万全を期すよう指示しました。
訪問先のオランダで報告を受けた安倍総理大臣は、▽アメリカや韓国をはじめとする関係諸国と連携を図りつつ情報の収集と分析に努めること、▽航空機や船舶などの安全確認を徹底すること、▽国民に対して迅速・的確な情報提供を行うことを指示しました。
政府関係者は、弾道ミサイルの発射が日米韓3か国の首脳会談が開催されているさなかだったことから、これに対するけん制だとみており、政府で引き続き情報の収集や分析などに当たっています。
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