WordPress管理画面をカスタマイズして使いやすくできるプラグインを紹介します。
WordPress管理画面は初期状態ではシンプルな機能しかありませんが、プラグインを利用して拡張すると、管理画面をカスタマイズしたり、機能を追加できます。
WordPress管理画面を自分好みにカスタマイズし、記事作成の効率化を図りましょう。
目次
はじめに
必ずバックアップをお取り下さい!
プラグインをインストールする前には、必ずバックアップをとって下さい。 利用しているサーバー環境によっては、プラグインがエラーになる場合がありますのでご注意下さい。
プラグインは、いきなり本番サーバーで利用せず、別に設けたテスト環境で試した上で本番サーバーで利用することをお勧めします。
必要なプラグインのみインストールしましょう!
念の為説明しておきますが、この記事で紹介するプラグインを全て同時に利用しないで下さい。似たようなプラグインを同時に利用すると、プラグイン同士が干渉し合い、機能が正常に動作しない場合があります。自分の目的に合うプラグインのみ選んで利用しましょう。
カスタマイズ総合
WP Total Hacks
WP Total Hacksは、WordPressの様々な部分をカスタマイズできるプラグインです。管理画面の表示内容や設定を変更できます。
このプラグインは、1つのプラグインで20箇所以上のカスタマイズができるので便利です。非常にお勧めのプラグインです。あなたがまだこのプラグインを利用していなければ、便利なので活用しましょう。
ちなみに、このプラグインの開発者は日本人なので、管理画面は全て日本語表記で分かりやすいです。
インストール方法
- WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「WP Total Hacks」で検索
- WordPress.org からダウンロード
プラグインの解説
WP Total Hacks – WordPressの表示や設定を20箇所以上カスタマイズできるプラグイン
WP Admin UI Customize
WP Admin UI Customizeは、WordPress管理画面の表示項目を非表示にしたり、カスタマイズできるプラグインです。HTMLヘッダー内のメタタグの内容を非表示にする機能もあります。
もし、あなたがWordPress管理画面に表示されている内容の一部分を非表示にしたい場合は、このプラグインを活用しましょう。
インストール方法
- WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「WP Admin UI Customize」で検索
- WordPress.org からダウンロード
記事編集エディタ
AddQuicktag
AddQuicktagは、頻繁に使用するHTMLタグの雛形をエディタに登録しておき、必要に応じて呼び出して利用できるプラグインです。
このプラグインを利用すると、何度も同じHTMLタグを入力する作業が簡略化でき、記事を書くのが捗ります。頻繁に使用するHTMLタグの雛形は、これに登録しておきましょう。
このプラグインは、ビジュアルエディタとテキストエディタ(HTMLモード)の両方で利用できます。
インストール方法
- WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「AddQuicktag」で検索
- WordPress.org からダウンロード
プラグインの解説
AddQuicktag – エディタにHTML雛形を登録して記事作成を効率化できるWordPressプラグイン
Ultimate TinyMCE
Ultimate TinyMCEは、記事編集画面のビジュアルエディタを拡張できるプラグインです。様々な種類のボタンが用意されており、それを利用することでビジュアルエディタの機能を拡張できます。
このプラグインは、HTMLを直接編集しない方(したくない方)が利用すると非常に役に立ちます。もちろん、HTMLソースコードの編集も可能です。
ビジュアルエディタを拡張するプラグインは他にもありますが、このプラグインは高機能で使いやすいです。尚、このプラグインには、有料版もありますが、無料版の機能だけでも十分に高機能で便利です。
インストール方法
- WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「Ultimate TinyMCE」で検索
- WordPress.org からダウンロード
プラグインの解説
Ultimate TinyMCE – ビジュアルエディタのボタンを拡張できるWordPressプラグイン
PS Disable Auto Formatting
PS Disable Auto Formattingは、WordPressのHTMLタグの自動除去を停止するプラグインです。具体的に何ができるかを説明すると、ビジュアルエディタとテキストエディタ(HTMLモード)を切り替えても、BRやPタグが自動除去されなくなります。尚、HTMLのタグミスは、引き続き自動除去されます。
インストール方法
- WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「PS Disable Auto Formatting」で検索
- WordPress.org からダウンロード
プラグインの解説
PS Disable Auto Formatting – WordPressのHTMLタグの自動除去を停止するプラグイン
Front-end Editor
Front-end Editorは、サイト上から記事とウィジェトの内容を直接編集できるプラグインです。
通常の場合、記事を編集する際は、WordPress管理画面上で記事を編集しますが、このプラグインを利用すると、WordPress管理画面を利用することなく記事を直接編集できます。記事を書いた後に、少しだけ文言を修正する際に利用すると便利です。
このプラグインを活用すると、記事の内容を修正する作業が捗ります。
インストール方法
- WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「Front-end Editor」で検索
- WordPress.org からダウンロード
プラグインの解説
Front-end Editor – サイト上から記事とウィジェトの内容を直接編集できるWordPressプラグイン
Preserve Editor Scroll Position
Preserve Editor Scroll Positionは、記事編集画面のエディタのスクロール位置を保持できるプラグインです。
あなたは、WordPressで記事を編集している途中に「下書きとして保存」をクリックした後に、エディタのスクロール位置がリセットされて、イラッとしたことありませんか?
このプラグインを利用すると、記事編集途中に「下書きとして保存」をクリックして記事を保存しても、エディタのスクロール位置がそのまま保持されます。ほんの少しのことですが、これを改善するだけでも、WordPress管理画面のエディタの使いやすさが向上します。地味ですが役に立つプラグインです。
インストール方法
- WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「Preserve Editor Scroll Position」で検索
- WordPress.org からダウンロード
プラグインの解説
Preserve Editor Scroll Position – 記事編集画面のエディタのスクロール位置を保持できるWordPressプラグイン
ショートコード活用
Post Snippets
Post Snippetsは、頻繁に利用するHTMLやPHPのコードを登録し、ショートコードで呼び出せるプラグインです。コードスニペットを管理できるプラグインです。
このプラグインは、初期状態では、記事本文の中でしか利用できませんが、functions.phpにコードを追加すると、サイドバーやフッターのウィジェットでも利用できるようになります。
このプラグインを上手く活用すると、サイト運営を効率化できます。非常に便利なプラグインなので活用しましょう。
インストール方法
- WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「Post Snippets」で検索
- WordPress.org からダウンロード
プラグインの解説
Post Snippets – 頻繁に利用するコードを登録してショートコードで呼び出せるWordPressプラグイン
記事一覧&記事編集
Duplicate Post
Duplicate Postは、以前書いた記事の内容や設定を新しい記事に複製できるプラグインです。
プラグインをインストールすると、投稿一覧画面や投稿画面に「複製リンク」が追加されます。以前書いた記事をベースに記事を書き直す場合に活用すると、記事を書く作業が捗ります。
もし、過去に書いた記事の雛形から記事を書き始める場合は、このプラグインを活用すると良いでしょう。
インストール方法
- WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「Duplicate Post」で検索
- WordPress.org からダウンロード
プラグインの解説
Duplicate Post – 記事を複製できるWordPressプラグイン
Admin Management Xtended
Admin Management Xtendedは、WordPress管理画面の記事一覧に編集機能を追加して使いやすくするプラグインです。記事一覧の画面上で記事に対する操作ができます。
このプラグインを利用すると、記事を編集する作業が効率化できます。もし、記事一覧画面をもっと使いやすくしたい場合は、このプラグインを活用しましょう。
インストール方法
- WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「Admin Management Xtended」で検索
- WordPress.org からダウンロード
プラグインの解説
Admin Management Xtended – WordPress管理画面の記事一覧に編集機能を追加できるプラグイン
CMS Tree Page View
CMS Tree Page Viewは、管理画面にある固定ページの記事一覧を見やすいツリー表示にできるプラグインです。カスタム投稿タイプのツリー表示にも対応しています。
固定ページは、記事を階層的に表示させることができますが、記事数が増えてくると、記事一覧ページが非常に見づらくなり、記事の階層も分かりにくくなります。このプラグインは、管理画面にある固定ページの記事一覧を見やすいツリー表示でレイアウトして表示できるプラグインです。
プラグインをインストールして有効にすると、固定ページのメニューにツリー表示専用のメニュー項目が追加されます。
インストール方法
- WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「CMS Tree Page View」で検索
- WordPress.org からダウンロード
プラグインの解説
CMS Tree Page View – 固定ページの記事一覧を見やすいツリー表示にできるWordPressプラグイン
Admin Menu Tree Page View
Admin Menu Tree Page Viewは、固定ページの記事一覧をWordPress管理画面上のメニューでツリー表示(階層表示)にできるプラグインです。
固定ページの記事をドラッグ&ドロップすれば、記事の表示順番も入替えできます。
このプラグインを利用すれば、固定ページの記事一覧が見やすくなり、記事編集作業が捗ります。固定ページを多く利用している場合は、このプラグインを活用しましょう。
インストール方法
- WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「Admin Menu Tree Page View」で検索
- WordPress.org からダウンロード
プラグインの解説
Admin Menu Tree Page View – 固定ページを管理画面上のメニューでツリー表示できるWordPressプラグイン
Editorial Calendar
Editorial Calendarは、WordPress管理画面の投稿一覧をカレンダー形式で表示できるプラグインです。投稿の記事一覧を時系列に並べて表示できるので便利です。
このプラグインは、一日に何度も記事を投稿するWebサイトを運営している場合に利用すると、記事一覧が見やすくなり、記事作成が捗ります。記事一覧をカレンダー形式で整理したい人は、このプラグインを活用しましょう。
インストール方法
- WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「Editorial Calendar」で検索
- WordPress.org からダウンロード
プラグインの解説
Editorial Calendar – 投稿一覧をカレンダー形式で表示できるWordPressプラグイン
Post Expirator
Post Expiratorは、記事に対して公開期限(公開終了日時)を設定できるプラグインです。記事を期間限定で公開したい場合に利用すると便利です。
例えば、期間限定のキャンペーンの記事を公開する際に、キャンペーン日時終了後に自動的に記事が非公開になるように設定できます。
このプラグインは、ビジネスやアフィリエイトで利用すると非常に役立ちます。
インストール方法
- WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「Post Expirator」で検索
- WordPress.org からダウンロード
プラグインの解説
Post Expirator – 記事に公開期限を設定できるWordPressプラグイン
Page Builder
Page Builderは、投稿と固定ページの記事の中身のレイアウトを自由に設定できるプラグインです。
このプラグインを利用すると、記事の中身のレイアウトを2分割表示または3分割表示にすることができます。それに加え、記事の中でウィジェットを利用できます。記事レイアウトの自由度が向上するので便利です。
このプラグインは、固定ページを利用してランディングページやキャンペーンページなどを作成する際に利用すると役立ちます。念の為説明しておきますが、全ての記事では利用しない方がよいです。レイアウトの設定や記事本文のソースをウィジェットで指定するので、あまり使いすぎると、逆に記事を書く作業効率が落ちる恐れがあります。記事ごとに使い分けて活用しましょう。
インストール方法
- WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「Page Builder」で検索
- WordPress.org からダウンロード
プラグインの解説
Page Builder – 記事の中身のレイアウトを自由に設定できるWordPressプラグイン
Admin Post Navigation
Admin Post Navigationは、WordPressの記事編集画面の上部にナビゲーションボタンを追加できるプラグインです。「前の記事」と「次の記事」へのリンクを追加して画面遷移を円滑にできます。
もし、記事編集画面に前後の記事へのリンクを追加して使いやすくしたい場合は、このプラグインを活用しましょう。
尚、このプラグインは必要に応じて利用するプラグインです。不要であればインストールする必要はありません。
インストール方法
- WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「Admin Post Navigation」で検索
- WordPress.org からダウンロード
プラグインの解説
Admin Post Navigation – 記事編集画面にナビゲーションボタンを追加できるWordPressプラグイン
記事とカテゴリの表示順番変更
Category Order and Taxonomy Terms Order
Category Order and Taxonomy Terms Orderは、投稿(Post)のカテゴリとカスタム投稿タイプ(Custom Post Type)のカスタムタクソノミーの表示順番を変更できるプラグインです。
投稿とカスタム投稿タイプの記事カテゴリは、標準では表示順番を変更することができませんが、このプラグインを利用すると、カテゴリの表示順番をドラッグ&ドロップで自由に変更できます。
もし、記事のカテゴリの順番を変更したい場合は、このプラグインを活用しましょう。
インストール方法
- WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「Category Order and Taxonomy Terms Order」で検索
- WordPress.org からダウンロード
プラグインの解説
Category Order and Taxonomy Terms Order – カテゴリの順番を変更できるWordPressプラグイン
Post Types Order
Post Types Orderは、投稿(Post)とカスタム投稿タイプ(Custom Post Type)の記事の表示順番を変更できるプラグインです。
記事の表示順番は、標準では変更できませんが、このプラグインを利用すると、記事の表示順番をドラッグ&ドロップで自由に変更できます。
もし、記事の表示順番を変更したい場合は、このプラグインを活用しましょう。
インストール方法
- WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「Post Types Order」で検索
- WordPress.org からダウンロード
プラグインの解説
Post Types Order – 記事の表示順番を変更できるWordPressプラグイン
動画
Featured Video Plus
Featured Video Plusは、動画共有サイトのYouTube、Vimeo、Dailymotionの動画を簡単に記事に自動挿入できるプラグインです。動画のサムネイル画像をアイキャッチ画像に自動的に登録することもできます。
動画の表示形式は、設定で4種類の中から選択することができます。自動挿入の機能を利用すれば、テンプレート編集不要で利用できます。
このプラグインは、動画ブログなど、動画を紹介する機会が多いブログで利用すると役に立ちます。動画ブログを運営している方は、記事を書く作業が捗るので活用しましょう。
インストール方法
- WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「Featured Video Plus」で検索
- WordPress.org からダウンロード
プラグインの解説
Featured Video Plus – YouTube, Vimeo, Dailymotionの動画を記事に自動挿入できるWordPressプラグイン
Video Thumbnails
Video Thumbnailsは、YouTube や Vimeo などの動画のサムネイル画像を自動取得し、WordPressのアイキャッチに自動で登録できるプラグインです。
このプラグインを利用すると、記事の中で動画を紹介する際に、動画のサムネイル画像を手動で編集する手間を省くことができます。YouTube以外にも様々な動画共有サービスに対応しています。
もし、ブログで動画を紹介する機会が多い場合は、このプラグインを利用すると、記事を書く作業が捗ります。
インストール方法
- WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「Video Thumbnails」で検索
- WordPress.org からダウンロード
プラグインの解説
Video Thumbnails – YouTube動画のサムネイル画像を自動取得して登録できるWordPressプラグイン
サムネイル&アイキャッチ
Post Thumbnail Editor
Post Thumbnail Editorは、サムネイル画像の表示範囲を手動で指定できるプラグインです。サムネイル画像のトリミング範囲(切り取り範囲)を自分で指定できます。
通常の場合は、サムネイル画像の表示範囲は、自動的に画像の中央になりますが、たまに変にトリミングされたサムネイル画像が生成されてしまう場合があります。サムネイル画像が変になってしまった場合は、このプラグインを利用してトリミング範囲を手動で指定し直しましょう。
インストール方法
- WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「Post Thumbnail Editor」で検索
- WordPress.org からダウンロード
プラグインの解説
Post Thumbnail Editor – サムネイル画像の表示範囲を手動で指定できるWordPressプラグイン
Default Thumbnail Plus
Default Thumbnail Plusは、投稿のカテゴリとタグにデフォルト(初期選択値)のサムネイル画像を登録できるプラグインです。そのカテゴリとタグと関連付けされた記事に対し、登録したアイキャッチ画像(サムネイル画像)が表示されます。
その機能に加え、もう一つ便利な機能があります。記事にアイキャッチ画像が登録されていない場合、記事本文の一番上に表示されている画像を自動的にアイキャッチに表示することができます。
このプラグインを利用するメリットは、記事にアイキャッチ画像が登録されていない場合、このプラグインで設定したサムネイル画像(又は記事本文の一番上にある画像)が替わりに表示されるようになります。
記事にアイキャッチ画像を登録することを省略することもできるので、記事作成の効率化に繋がります。理想としては、記事にはアイキャッチ画像を全て登録した方が良いですが、もし、登録する画像が無ければ、カテゴリやタグごとにデフォルトの画像を登録しておきましょう。
インストール方法
- WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「Default Thumbnail Plus」で検索
- WordPress.org からダウンロード
プラグインの解説
Default Thumbnail Plus – カテゴリとタグにデフォルトのサムネイル画像を登録できるWordPressプラグイン
Drag & Drop Featured Image
Drag & Drop Featured Imageは、アイキャッチ画像をドラッグ&ドロップ操作でアップロードできるプラグインです。WordPress管理画面の投稿編集画面にあるアイキャッチ画像のアップローダーをドラッグ&ドロップ操作で利用できるようになります。
WordPressのメディアライブラリのアップロードは、最初からドラッグ&ドロップで登録できますが、投稿の編集画面は、そのままでは、ドラッグ&ドロップ操作を利用きません。このプラグインを利用することにより、アイキャッチ画像の登録作業が効率化できます。
ドラッグ&ドロップ操作を利用した方が効率的になると思う方は、このプラグインを活用しましょう。
インストール方法
- WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「Drag & Drop Featured Image」で検索
- WordPress.org からダウンロード
プラグインの解説
Drag & Drop Featured Image – アイキャッチをドラッグ&ドロップでアップロードできるWordPressプラグイン
カスタムフィールド&カスタム投稿タイプ
Advanced Custom Fields
Advanced Custom Fieldsは、カスタムフィールドを使いやすく管理できるプラグインです。記事編集画面に表示されるカスタムフィールドの雛形を使いやすくカスタマイズできます。
カスタムフィールドを利用する場合は、このプラグインを利用して効率的に運用しましょう。
インストール方法
- WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「Advanced Custom Fields」で検索
- WordPress.org からダウンロード
Custom Post Type UI
Custom Post Type UIは、プラグインを利用して「カスタム投稿タイプ」と「カスタムタクソノミー」を管理できるプラグインです。PHPで記述する必要がないので、PHPが苦手な方でも使えます。
カスタム投稿タイプとは、はじめから用意されている投稿とは別に、別の種類の投稿を用意する機能です。例えば、企業サイトの場合は「プレスリリース」や「ポートフォリオ」などで利用される場合が多いです。
インストール方法
- WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「Custom Post Type UI」で検索
- WordPress.org からダウンロード
Type
Typeは、カスタムフィールド、カスタム投稿タイプ、カスタムタクソミーを一元管理できるプラグインです。
WordPressのカスタム◯◯◯をプラグインで一元管理できます。一つのプラグインで管理したい場合はこのプラグインを活用しましょう。ちなみに、プラグインは日本語化されています。
インストール方法
- WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「Type」で検索
- WordPress.org からダウンロード
ウィジェット
Display Widgets
Display Widgetsは、WordPressのウィジェットに表示条件を設定できるプラグインです。ウィジェットごとに表示・非表示の設定ができます。
このプラグインをインストールして有効にすると、ウィジェットの下部に表示条件の設定項目が追加されます。指定した表示条件に応じてウィジェットが表示されるようになります。
このプラグインを活用すると、サイドバーやフッターに表示しているコンテンツをページごとに最適化できます。ページごとに不要な情報を非表示にできるので、あなたのWebサイトを更に分かりやすいWebサイトに調整できます。便利なプラグインなので活用しましょう。
インストール方法
- WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「Display Widgets」で検索
- WordPress.org からダウンロード
プラグインの解説
Display Widgets – ウィジェットに表示条件を設定できるWordPressプラグイン
Widget Logic
Widget Logicは、WordPressのウィジェットに条件分岐タグを指定できるプラグインです。ウィジェット毎に表示条件を指定できます。
例えば、ウィジェットの内容をトップページのみに表示させたい場合、又は、指定した記事のみで表示させたい場合など、ウィジェット毎に表示させる条件を指定することができます。
このプラグインは、WordPressの条件分岐タグを使用します。プラグインをインストールして有効にすると、ウィジェットの下の方に設定項目が追加されます。そこに条件分岐タグを記述します。
このプラグインを活用し、サイドバーに表示しているナビゲーションやソーシャルメディアのブログパーツ等をページ毎に表示・非表示させましょう。そうすることで、ページ毎に不要な情報を非表示にでき、あなたのWebサイトが更に分かりやすいWebサイトになります。
インストール方法
- WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「Widget Logic」で検索
- WordPress.org からダウンロード
プラグインの解説
Widget Logic – ウィジェットに条件分岐タグを指定できるWordPressプラグイン
ダッシュボード
Google Analytics Dashboard for WP
Google Analytics Dashboard for WPは、Google Analytics(グーグル・アナリティクス)のアクセス解析レポートをWordPressのダッシュボード上に表示できるプラグインです。
このプラグインを利用すると、Google Analyticsの管理画面にログインすることなく、WordPressのダッシュボード上でアクセス解析レポートを閲覧することができます。
もし、Google Analyticsのアカウントがあなたが普段利用しているGoogleアカウントと別のアカウントの場合や、Google Analyticsに毎回ログインするのが面倒な場合は、このプラグインを利用すると便利です。
インストール方法
- WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「Google Analytics Dashboard for WP」で検索
- WordPress.org からダウンロード
プラグインの解説
Google Analytics Dashboard for WP – アクセス解析レポートをダッシュボードに表示できるWordPressプラグイン
Dashboard Notepad
Dashboard Notepadは、WordPressのダッシュボードにシンプルなメモ帳を追加できるプラグインです。ダッシュボードにテキストのメモを書き残せます。
Webサイトを複数の管理者ユーザーで管理する場合など、別の管理者ユーザーに対して注意書きや連絡事項を掲示する際に利用すると便利です。もちろん、自分用のメモを書くこともでき、付箋として利用することもできます。
このプラグインはシンプルなメモを書く機能しかありませんが、使ってみると意外と重宝します。
インストール方法
- WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「Dashboard Notepad」で検索
- WordPress.org からダウンロード
プラグインの解説
Dashboard Notepad – WordPressダッシュボードにメモを書き残せるプラグイン
使ってみると結構便利なプラグイン
Search Regex
Search Regex は、データベースに登録されている記事データの中身を一括検索・一括置換できるプラグインです。記事の中のURLやキーワードを一括置換する際に非常に便利です。HTMLソースコードの検索・置換や正規表現を用いた検索・置換に対応しています。
このプラグインは、データベース内のキーワードやURLなどの一括置換する際に役立ちます。例えば、ブログを引越しした際に画像格納ディレクトリを一括置換したり、サイト名などのキーワードを一括置換するなどの活用方法があります。
インストール方法
- WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「Search Regex」で検索
- WordPress.org からダウンロード
プラグインの解説
Search Regex – データベースの中身を一括検索・一括置換できるWordPressプラグイン
Broken Link Checker
Broken Link Checkerは、自分のWebサイト内のリンク切れを自動的にチェックし、リンク切れを発見したらダッシュボードで教えてくれるプラグインです。プラグインをインストールするだけで、後はプラグイン側が継続的にリンク切れのチェックを行なってくれます。管理画面は初期設定のままでも利用でき、非常に簡単で便利なプラグインです。
インストール方法
- WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「Broken Link Checker」で検索
- WordPress.org からダウンロード
プラグインの解説
Broken Link Checker – リンク切れを自動的にチェックできるWordPressプラグイン
Redirection
Redirectionは、301リダイレクトを管理するプラグインです。このプラグインは、任意のURLに対してのアクセスを自動転送したい場合に役立ちます。
その機能に加え、記事URLを変更した場合、新しいURLに転送する処理をプラグイン側が自動で行なってくれます。記事URLを変更しても、リンク切れを防いでくれるので、非常に役立ちます。
インストール方法
- WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「Redirection」で検索
- WordPress.org からダウンロード
プラグインの解説
Redirection – 301リダイレクトを管理できるWordPressプラグイン
Flamingo
Flamingoは、WordPressを経由したユーザーとの接触履歴(お問い合せリスト)を管理できるプラグインです。簡易的なCRM(顧客関係管理)の機能があります。CRMと言っても、あくまでも簡易的な機能のみです。
お問い合せフォームやブログのコメント欄に投稿されたお問い合せ内容やメールアドレスを管理できます。メールフォームのContact Form 7と連携できます。
尚、Flamingoは、Contact Form 7 と連携するので、プラグインを利用するには、Contact Form 7 を事前にインストールして有効にしておいて下さい。
インストール方法
- WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「Flamingo」で検索
- WordPress.org からダウンロード
プラグインの解説
Flamingo – WordPress経由のユーザーとの接触履歴を管理できるプラグイン
Code Snippets
Code Snippetsは、WordPressテーマの関数を定義する functions.php のPHPコードを管理できるプラグインです。
通常の場合は、functions.php にPHPコードを直接記述しますが、それだとWordPressテーマをアップデートした際に、functions.php を上書きしてしまったり、記述するコードが増えてコードがゴチャゴチャになる可能性があります。
このプラグインを利用すると、上記の問題を解消し、尚且つ functions.php に記述するPHPコードを整理できます。自分用のメモ欄もあるので、何の役割のコードかを把握しやすくなります。そして、最初から記述してあったPHPコードと、自分が新たに追加したPHPコードを別々に分けて管理することができます。非常に便利なプラグインなので、あなたも活用しましょう。
インストール方法
- WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >「Code Snippets」で検索
- WordPress.org からダウンロード
プラグインの解説
Code Snippets – functions.phpのPHPコードを管理できるWordPressプラグイン
まとめ
この記事は、WordPressの管理画面を拡張できる便利なプラグインを沢山の人に知ってもらうことを目的に書きました。ここで紹介したプラグインは、全て同時に利用しないで下さい。プラグインは沢山インストールし過ぎると、プラグインが影響し合ってエラーになる場合や、ページ表示が重くなる原因になります。必要なプラグインだけをインストールして利用しましょう。
尚、このページは、定期的に内容を追記・入替えします。ブックマークしておくと、良いことがあるかも。
いつも有益な情報をありがとうございます。
今年の10月頃からワードプレスでサイト作りを始めたのですが、
プラグインをインストールするときなどで
一番参考にさせていただいております。
練習と覚えたことを忘れないように、カスタマイズ日記をワードプレスでつけはじめました。
更新楽しみにしています。
コメントありがとうございます。
お役に立てて嬉しいです。
今後とも宜しくです(*^_^*)