よもちかブログ

「私の世界」の話をしよう。

産んで後悔、産まずに後悔

私は子供を作らない選択をしていますが、「将来子供を作らなかったことを後悔するかも」という不安はあります。寂しい老後を送るかもしれないとか、あんなふうに言ってたのは強がりだったと思うかもしれないとか、そういう心配をします。

 

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でも、私はやっぱり子供を作らない選択を続行しています。なぜなら、産まずに後悔するほうが、産んで後悔するよりもずっと気楽だからです。

 

産まずに後悔するのは自分一人か、あるいは配偶者という意志を持った大人一人か、少なくとも既にこの世に存在している人間を巻き込むだけで済みます。でも産んで後悔するのは、他でもない自分が作りだした我が子を巻き込んでの後悔になります。「産まなきゃよかった」と思われながら育つ子供はすごく不憫だと思います。私は「産まなきゃよかった」と思わずにいられる自信がありません。

 

私は精神的に幼稚だし、ひとりでゆっくりする時間がなによりも大事です。そういう時間を邪魔されたら、きっとイライラするし、こいつさえいなければ、なんてことを思ってしまいそうで、怖いのです。

 

他にも、子供が自分より先に死んでしまったときにも、後悔しそうです。事故で死んだり、誘拐されたり、何か大変なことが起こったときに、「私が産みさえしなければこの子はこんな目にあわなかった」と思いそうで、それも怖いなと感じます。

 

生きていると色んなことを後悔します。きっと産んでも後悔するし、産まずにいても後悔するような気がします。なので私は、どうせなら気楽なほうを選ぼうと思いました。我ながら幼稚だしビビリだなぁと思います。でも私はすごく心配性で、プレッシャーにも弱いし、神経質なので、産まない選択をするほうが、色んな方面にとって平和で安全な選択だろうと思いました。

 

産んで後悔するより、産まずに後悔したほうがいい。

 

私はそんなふうに考えています。

 

よもちかでした。