「今でも斬れる」19世紀のギロチン、競売へ フランス

2014年03月26日 07:25 発信地:ナント/フランス 【写真】 【ブログ】
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フランス・ナント(Nantes)の競売場に置かれた、競売にかけられるギロチン(2014年3月25日撮影)。(c)AFP/DAMIEN MEYER

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【3月26日 AFP】19世紀後半に使用され、今も完璧な状態で作動するギロチンが27日、フランスで競売にかけられる。競売業者が発表した。落札価格は最高で6万ユーロ(約850万円)と予想されている。

 木・鉄・鋼・真ちゅうでできたこのギロチンは19世紀後半、実際に斬首刑に用いられていた。

 競売は同国北部のナント(Nantes)で開かれる。競売業者のフランソワグザビエ・デュフロ(Francois-Xavier Duflos)氏は、5万~6万ユーロ(約700万~850万円)での落札を見込んでいるとしている。

 同氏は、「この種の物品が競売にかけられることはまれであるため価格設定が難しいが、その珍しさを考慮した」としている。また落札後は、「城や公共の展示場といった、歴史的な場所に置いてもらえれば良いと思う」と話している。

 同氏はこのギロチンを使っていたのは軍だとしているが、詳細は明かしていない。20世紀初めに購入したとみられる男性の孫が現在の所有者で、その間の100年以上にわたって個人が所有していた。

 ギロチンは1789年に始まったフランス革命の代名詞ともなっている。競売にかけられるギロチンの刃の部分には、革命後近隣諸国からフランスを守るために創設された革命部隊の一つの「Armees de la Republique(共和国軍)」という刻印が施されている。(c)AFP

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http://www.afpbb.com/articles/-/3010973

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